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【川上パイセンカウントダウン対談カウント7】生田みくとの1時間50分に及ぶガチンコ対談を大公開! 「出会いはみくちゃんが一般人の時に私のDVD発売イベントに来てくれたんだよね」(川上)「ただのファンでした(笑)」(生田)【前編】

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デビューはソフト・オン・デマンドの「青春時代」

―― なるほど、そういうことをDMでやりとりしていたんですね。それを踏まえてみくちゃんの人生グラフを見ていきましょう。現在は低いですね?

生田 いまは仕事がないから低く書いているんですけど、大人路線でメーカーを回って行く計画を立てているんです。

川上 それは痴女作品に出るとか?

生田 いままではどちらかと言えばロリ路線で売っていたんです。

川上 でも、4年もロリ系でやっていたのはすごくない!

―― デビュー時と顔が変わらないですからね。

生田 頑張ってロリ路線でやっていたんですけど、ちょっと方向転換してメーカーさんを回ったら仕事が来るんじゃないかと期待しています(笑)。

川上 ロリ売りでコンプライアンスに引っかかったことはなかった?

生田 デビューした当時に「ミニマム(ロリ系で低身長の女優に特化したメーカー)」がなくなったとか、名古屋のロリ系メーカーがなくなったとか、ランドセルを背負ってはダメとかありました。ちょうど厳しくなった時代ではありました。

川上 活動が狭まった感じはしているのかな?

生田 そうですね。

川上 初めは単体女優デビューだったよね?

生田 ソフト・オン・デマンドの「青春時代」からデビューしました。

川上 何本、単体女優で出したの?

生田 3本だけ単体女優でした。

川上 その後に企画単体女優になる心境の変化はあったの?

生田 デビューする時に「3本契約で、あとは企画女優で」って言われていたんです。

川上 じゃあ、心の準備はできていた?

生田 そうです。ただうちの事務所だと「栄川乃亜ちゃんを目指しましょう」っていうスタンスだったんです。

川上 ねえ、ねえ、どうして事務所は「〇〇ちゃんみたいにはなれないよ」って比べるわけ(笑)。それって言われてもいまの時代の子には響かないよね。比べるのは響かないし、あの子になりたいじゃなくて、オリジナルの自分を作りたいし、そういう時代にきているから逆にそう比べられると「えっ!?」ってなる(笑)。

生田 いまの時代、たくさんの本数に出られる時代じゃないから、そこを目指そうって言われても無理っていうか、同じくらいの本数に出ようとするのは厳しい時代にきているのかなって思うんです。

芸能的なところで行ったらいくらでも方向性はあるけど、AV女優としては厳しいと思っているんです。私がデビューした当初はそこまで厳しくはなかったですけど、コロナ禍でこんな仕事がなくなるとは思っていなかったんです。

栄川さんとは一年ちょっとくらいしか差がないので、私が事務所に入った時は桃乃木(かな)さんと栄川さんがAV業界の二大巨頭だったんです。単体女優は桃乃木さん、企画単体女優は栄川さんを目指しましょうだったんです。

川上 私は「目指しましょう」が大嫌いなの(笑)。

生田 「その二人くらいに売れたらいいね」と言われていたんですけど、うちの事務所は当時、所属女優が少なかったので売れていないと目立つんです。それくらい他の所属女優がいっぱい売れていたんです。

川上 ほ~!

生田 私だけすごく下で全然仕事がなかったんです。

川上 その時は苦しかった?

生田 そうですね。事務所のインスタやツイッターにあげてもらえなくて、「事務所にも推してもらえない」みたいな。

川上 デビューして一年目だよね?

生田 そうですね。川上さんのイベントに行ったり、手紙を書いていた時が一番そういう感じの時代でした。

川上 言いたいけど言えない、苦しんでいそうなDMだった。

生田 周りに言ったら「それはしょうがないでしょ」って言われるのが怖かったんです。

川上 当時の私はどういう言い方をしていた?

生田 川上さんはそういう言い方はしませんでした。事務所からそう言われるのが怖かったんです。

川上 出ました!前の対談にも出てきましたよ。事務所から「しょうがないから」って言われる会話が。

生田 本当ですか(笑)。

川上 一番、言ってはならない言葉だし、言われるともっとストレスが溜まるんです。

生田 しょうがないって言われるとこっちはモヤモヤするし、辞めどきなのかなってなるんです。たまに撮影に呼ばれた時、楽屋にたくさん女優さんがいると私は調和を乱したくないタイプなんです。

二人の対談中編は明日公開!!

 

川上奈々美ツイッター:@nanamikawakami
生田みくツイッター:@Miku_Ikuta

(撮影・構成:神楽坂文人 対談協力:マインズ

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