──童貞卒業のお話を詳しく伺っていいですか? お相手は一般の方ですか?
佐伯 コロナの自粛期間中に、YouTubeの配信をやっていまして。きっかけは、その中の女性とのコミュニケーション能力を上げようっていう企画です。僕と話してくれる人を募集して、スケジュールが合う人と1週間に1人ずつ、zoomで食事会をしたり、一緒に映画を観たり。外出できる時(緊急事態宣言明け)はカフェでお茶したり、ファミレスに行ったりしました。計7人と会って、気になる人ができてそこから付き合いました。
──お相手の方って佐伯さんが童貞なことは…。
佐伯 はい、知ってました。
──それって、セックスに持ち込むの恥ずかしくないですか?
佐伯 確かに恥ずかしかったです。
──お付き合いしてどのくらいでベットインしたんですか?
佐伯 割と早かったですよ。2ヶ月行ってないと思います。
──意外と慎重じゃないですか(笑)。2ヶ月の間にどれくらいデートしたんですか?
佐伯 4〜5回です。
──回数的にはいい頃合いですね。
佐伯 体感で丁度いい感じなんじゃないかと。もういいんじゃないかなあって。
──場所はどちらで?
佐伯 ホテルです。ホテル行くってそういうこと、つまり童貞を捨てるってことじゃないですか。「ホテル行こう」という言葉に「エッチしよう」っていう意味合いが含まれ過ぎてるから、言うのにめちゃくちゃ緊張して。デートしてご飯食べて、一旦カラオケでワンクッション置いて、終電がなくなって、行ってみようか…? みたいな流れでした。
──断られる事もなく?
佐伯 断られなかったです。場所が上野だったんですけど、ホテル街ではなくて飲み屋もいっぱいあるじゃないですか。通りからホテルに入る時に、向こう側から5人組の若者が歩いてきて。このペースで歩くと僕らと若者がちょうどホテルの入り口で鉢合うなと思ったらめちゃくちゃ恥ずかしくなって、一旦ホテルを通り過ぎて若者をかわしてから入りました。
──ラブホテルの手順的なものはシュミレーションしてたんですか?
佐伯 全て知らなかったので…。部屋の写真の横にあるボタンや、休憩と宿泊の意味もよくわかってなくて。初めて休憩ってそういうことか! って理解しました。金額も部屋のグレードで上下あるってことじゃないですか。それも日本人の感覚で真ん中にして(笑)。ここで迷ってる時間も恥ずいんで。
──彼女は助けてくれなかったんですか?
佐伯 そこで手慣れていても気まずいので、二人とも初々しい感じを出していました。ベッドにあるスイッチも難し過ぎました。ボタンの数がエグかったです。有線を消したいのに全然消せなくて、電気もいじったら消えたっぽいけどどこが消えたんだ? みたいな。ゲームを借りられたので、Switchをレンタルして、「ゲームしよっか」の流れでそういう雰囲気になりました。
──そういう時のゲームって集中できるんですかね?
佐伯 めちゃくちゃ負けました。マリオカートでボコボコに負けて、邪念がなければ絶対勝ってたなって思います。で、負けた流れでチューしてそうなりました。任天堂に感謝です。
──シャワーは別々に?
佐伯 それは各々です。一緒にはエッチですよ! 一緒に入るなんてエッチ過ぎます!!