「責め好き」を自認していたけど、AVに出て勘違いしていたと気づいた
── 澪ちゃんは、デビュー前は責め好きのSを自覚してたと発言してるよね。
石川 そうですね。
── 回春エステ物はそういう楽しさはあったんじゃないですか?
石川 言わなきゃいけないセリフが終わってからは楽しかったです(笑)。
── なるほど(笑)。
石川 それまではセリフを言い間違えないように、噛まないようにって必死で。
── 男を責める醍醐味はどこにあるの?
石川 相手の反応が楽しいですね。ビクッて反応したり、声が出ちゃったりするのが。声が出るのが一番嬉しいかな。
── 澪ちゃんは、こう見えてもプロ意識っていうのは強いんでしょうかね。
石川 プロ意識。うーん、迷惑はかけたくないっていう気持ちがすごいあります。この回春エステ物がきっかけで、そう思うようになりました。私のNGで撮影が押したりしないようにって。
── それまでの作品は、ドキュメントとかカジュアルなタッチだっただけにね。
石川 あーでも、5作目も役を演じるのが大変でした。
── 『パンチラで誘惑するからかい上手な妹』。私生活で「お兄ちゃん、しよ?」なんて女の子じゃないもんね澪ちゃんは。
パンチラで誘惑するからかい上手な妹 石川澪
石川 そうなんですよ(笑)。
── で、回春エステ物の次が『‘普通’の中で見つけたスターの原石美少女がドキドキ初挑戦 ご奉仕ソープランド』。
石川 同じようなのが続いたんですよね。でも、プレイの説明をしてくれた後は「気楽にやってね」って監督さんに言われて、リラックスして臨めました。
── エアマットなんか初めてだったわけでしょ。
石川 プレイ的には一番大変でしたね。滑っちゃうので転びそうになって。回春エステがなかったら、これが一番しんどい撮影だったと思います。
── 次の現場(『「舐めるのスキだからベロベロ全集中だよ!」 チンしゃぶ大好き制服少女の竿パク玉吸いアナル舐めフルコースで
「舐めるのスキだからベロベロ全集中だよ!」 チンしゃぶ大好き制服少女の竿パク玉吸いアナル舐めフルコースで絶倫おじさん金玉爆発! 石川澪
石川 ハハハ。純粋にチンしゃぶは楽しんでできましたね。
── で、その次が、多くの女優さんが我慢を強いられる禁欲物。『激イキ172回!膣痙攣3532回!本気汁13909cc! 禁欲焦らしオーガズム大覚醒スペシャル!!~26日間溜め込んだ性欲が爆発した一日~』。
激イキ172回!膣痙攣3532回!本気汁13909cc! 禁欲焦らしオーガズム大覚醒スペシャル!!~26日間溜め込んだ性欲が爆発した一日~ 石川澪
石川 これも大変でしたね。
── ガチで26日間、禁欲生活を送ったんですね。
石川 そうなんです。
── 部屋で自撮りもして。飼い猫も出てくるし。
石川 部屋もガチで私の部屋です。
── イキっぷりも体液の分泌も最も激しい作品になりました。
石川 「本気汁13909cc」とかはピンと来ないんですけど、ハードなセックスが気持ちよかったです。
── 特に今までにない快感を味わえた思い出深い一作はあるんですか。
石川 やっぱりデビュー作は、当たり前ですけど、どれも今までにない快感でしたね。AVの普通のセックスが私にとっての普通のセックスのレベルじゃなかったので。
── セックスの最中に相手の男と会話するっていう経験も新鮮だったって言ってましたよね。
石川 そうなんです。してる最中はたわいもない会話しかしたことなかったので。「エアコンつける?」とか(笑)。
── 「どこが気持ちいいか言ってごらん?」とか言う彼氏はいなかったの?
石川 いなかったです。
── 私生活では責め好きだけど、AVに出てヤラれちゃうのが本当は気持ちいいって思ったと発言してますよね。
石川 言ってましたね。責めるっていうことに関しても、私が思ってた責めるとは違うんだなって気づきました。
── たとえば?
石川 フェラを頑張るくらいのことも「責める」だと思ってたんですよ。それがAVに出て、こんなのは痴女みたいなことではない「ご奉仕」なんだってわかって。自分から腰を動かしたりする程度で責めっていうのは甘いんだなって。
インタビュー後編は明日公開!
(インタビュー:沢木毅彦)
石川澪1st写真集『unusual』
ALL NUDE 石川澪