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【日本ではぶっちぎりのハードコア女優だったまりかさんがアメリカではハード数値がレベル0扱い!?】『私の日本での映像を見せたら爆笑されながら「こんなのじゃ無理だよ!」って言われたんです(笑)』(中編)

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今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです! 今回のインタビューは、日本でAVデビューし、現在はアメリカ・ロサンゼルスで暮らしポルノスターとして活躍するまりかさんにお話を伺いました! 

まりかさんは、アメリカでヌードモデルの頂点と言われる「ペントハウス・ペット」を日本人で初めて受賞されたり、昨年おこなわれたアーバンXアワードでは日本人初の殿堂入りをされるなど、初めて日本人としてアメリカのポルノで成功を収めた女優さんなのです。

野球で言うなら、野茂英雄さんのようなパイオニアなまりかさんに今回は、なぜ海外に渡ったのか?、日本のAVとポルノの違い、さらには人気絶頂中に宣告された乳がんのことなど色々とお話頂きましたので、ぜひ最後までお付き合い下さい。(全3回、中編)

「レベル10とかになるとガチのSMの人なので、終わった後とかは肉が見えていたりするんです。」

—— 日本のAV業界と、アメリカのポルノ業界というのはどの辺りに違いがありますか?

まりか まず契約の面で言ったら、日本の場合の女優さんは事務所に雇われている形ですよね。
なので月末にお給料を貰ってみたいな感じですが、アメリカはこちらがエージェントを雇っているんです。だから月末に「今月は何現場取ってきてくれたから、そのうちの何%だよ」という形でこちら側がエージェントにお給料を支払うんですよ。
あと日本だと一本でギャラがいくらみたいな感じですが、アメリカだとワンシーンでのオファーなんです。

—— 日本より契約が細かいのですね。

まりか ワンシーンの数え方は、「ボーイガール」だと男と女のシンプルなセックスなんです。でもボーイガールと言っても色々とあって、ただ単に情熱的にヤッてくれみたいな現場だど2時間ぐらいで終わることもあるんですね。
でも、アタッカーズさんなみの丁寧なドラマ要素が入っているボーイガールの場合だと、アメリカでは台本の読み合わせの日とかもあるので、拘束時間が合計でかなり長くなることもあるんです。

—— えっ!? 別日で読み合わせをすることもあるのですか?

まりか 別日でリハーサルだったり読み合わせをすることは全然ありますね。
でも撮影が2時間で終わっても、夜中までかかってもギャラはだいたい一緒なのですが、このように別日だった場合は別途でギャラをいただけるんです。

—— ボーイガールでも色々とある訳ですね! でもそれだったら2時間で終わる方を皆さん取るのではないですか?

まりか それはエージェントが取ってきたものをやらさせていただくというスタンスが基本なのですが、私はセックスが好きというよりも、何かを作るのが好きなのでやっているところがあるので、全然長いやつも好きですね。
でも、他の子たちは物事をハッキリ言う欧米の女性なので「私はポルノスターだからセックスだけでいいのよ!」と言って、セックスだけの現場しか受けない子もいたりします。

—— ちなみに長い撮影というのは、どんなドラマモノなのですか?

まりか 0100みたいな国なので、やる時は潜水艦を貸し切ってやることもあるんです(笑)。
かと思えば、広い家に住んでいる監督の家で撮影をして全然お金をかけないものもあるので、本当にピンキリですね。あとオファーの仕方が、ボーイガールセックスとか、ボーイガールアナルとか色々とあるんです。DPという2ケツ、ギャングバングという男が一人増えるごとにプラスで金額がかかるやつ、ガールガールというレズ、フェティッシュというSMなどのレートのメニューがあるのですが、それを元にオファーが来る形なんですよ。

—— 最近の日本のAV女優さんは、アイドルになりたかったり、有名になりたいという思いでデビューするという子も多いですが、アメリカの場合はこの辺りに違いはありますか?

まりか ミア・マルコバって子が同年代デビューでいるのですが、彼女に対して私が「明日ちょっと怖いんだけどキンクの撮影があるんだよね」って言ったことがあるんです。
キンクと言うのは森君(森林原人さん)に話したら「キンクはもちろん知ってるよ! 僕は絶対に出たいんだよね!」って言うぐらいの、アメリカで最もハードコアなメーカーなのですが、そう言った私に対してミアが「まりかは何で怖いと思っているのに撮影に行くの? 何かエージェントに弱みでも握られてるの?」って言ったんです。
日本だと「大変な撮影そうだけど、頑張ったら評価をされて、知名度も上がって有名になれるかもしれないから頑張ろう」みたいな気持ちがあると思うのですが、向こうの子はそういうのはデビュー当初は無くて、セックスが好きなのか、お金が欲しいのかというのがハッキリしていると思いますね。有名になりたいと言うのは女優をやっている最中に思うことではあると思いますが、始めるキッカケとしては無いと思います。

—— なら日本の女優さんとは動機に違いがあるのですね。ちなみにそのキンクというメーカーはどれぐらいハードなのですか?

まりか とんでもないですよ(笑)!!  アメリカ進出を狙っていた、とある日本のハードコア監督が、撮影した作品をキンクに売り込んだら、ヌルすぎて「こんなのじゃ無理だよ!」って門前払いされたって話もありますから。
キンクは出演する女優さんにハードプレイができる数値をつけているのですが、私はレベル0って言われました。

—— 日本ではぶっちぎりのハードコア女優だったまりかさんがレベル0!?

まりか 日本ではたしかにそう言われていたのですが、キンクではそうなんです(笑)。
MAXのレベル10とかになるとガチのSMの人なので、終わった後とかは肉が見えていたりするんですね。

—— 肉が見えるってヤバいですね

まりか でもレベル0でもかなりヤバくて、牛を調教する為に使う電流を流されたりするんです(笑)。なのですが、アメリカは訴訟大国なのにこんなハードなことをやっているので、めちゃくちゃ契約が厳しいんですよ。
そこが徹底しているので、逆に安心してできるっていうのはありますね。私以外でも、キンクだからやるっていう子も多いんです。

—— さすがアメリカ!!

まりか ケアの契約もガッチガチで凄いんです。朝行ったら分厚い契約書を2時間ぐらい書くのですが、そんなことは聞かなくてもいいよってこともたくさんあるんですね。「あなたをモノ扱いする言葉で責めていいですか?」とか、「過去にこのプレイをやったことがあるなら、110まででどれぐらい得意ですか?」みたいなことまであるんです。最後の方には「あなたを水槽の中に入れて、その水槽の水を満杯にしてもいいですか?」とかも書かれてあるんです(笑)。

—— 問診票みたいですね(笑)!

まりか 撮影が終わったら、レンタカーみたいに既にある体のキズをチェックして、「この傷は猫にかかれてできた傷なので最初からありました」みたいな確認をおこなうんです。それで撮影が終わったらすぐにインタビューをおこなうのですが、最初私は日本のインタビューのイメージがあったのでメイクを直しに戻ろうかと思ったのですが、アメリカはメイクが落ちたどろっどろの顔で証拠を収めるようにインタビューをするんですね。
そのままじゃないと嘘になってしまうので、アザができても「私は次の撮影まで一週間あるので、一週間以内に治るアザだからOKと言いました」とカメラの前で言ったり、「ちゃんと足や手は動かせます」と、無事である確認の証拠を必ず撮って作品の最後に入れる決まりになっているんです!

—— 日本とアメリカの絡みの違いはありますか?

まりか 今でこそ、45年前から日本の可愛い文化がアメリカでも取り入れられてきたのですが、私がアメリカに行ったころは全くそういうのが無かったんです。なので日本みたいにレイプシーンを嫌がった表情でやると、無理矢理やっている感じに見えてしまうので、メーカー的にNGになってしまうんですよ。そういう流れがあり、昔に私が日本風にやった嫌がった表情をしている作品は取り下げになることがかなり増えているんです。
日本人が見たら「何が悪いの? めっちゃ普通じゃない?」って感じると思うのですが、向こうの人が見たら「今は日本の文化がわかって、さらにまりかのことがわかってるから嫌々やっていないってわかるけど、見る人が見たら無理矢理やらされてるように見えちゃう」って言うんです。

—— 「凌辱されていることに次第に感じていってしまい、最終的には堕ちて淫乱に変貌する」みたいなのはアメリカには無いのですか?

まりか アメリカにはそもそも凌辱という考えがそんなに無くて、ハードなことをやられたら「ラッキー! ハッピー!」みたいにエンジョイして受けるのが基本なんですよ。
あと最近になって面白いなと思った違いは、現在日本では寝取られが流行っていると思うのですが、アメリカでも流行っているんです。

—— アメリカで寝取りが!? でも寝取りって細かな心情の変化を描いた繊細なエロだと思うのですが、豪快なアメリカでどう流行っているのですか!?

まりか 日本だと、買い物帰りの主婦が大根を抱えてスーパーから不幸そうな顔をして帰ってきたら、そこでひょんなことから知り合った男性と交わってしまい「旦那に見られたらどうしよう……」みたいな背徳感を抱えながら堕ちていくみたいな感じじゃないですか。
更に下着とかもめちゃくちゃ地味だと思うのですが、アメリカは派手なドレスに超豪邸に住んでいる女性の話なんです(笑)。

—— 情緒が全く無いですね……(笑)。

まりか それで「ハニー! 今日はハニーの誕生日だから、ハニーが欲しがっていたグランドピアノを用意したよ! ほらあそこを見てごらん!!」って言うと、グランドピアノの上にリボンで飾られたマッチョな男が寝転がっていて「今から僕がいる前でハニーがどれだけ僕の誕生日プレゼントを楽しんでいるか見せてごらん!」っていうのがアメリカで今流行っている寝取られのパターンなんですよ(笑)。

—— 全員がハッピーな展開の寝取られな訳ですね(笑)!!

まりか 悲しい系のドラマをやっているメーカーもあるのですが、ガッツリ全てが台本で決められていて「みんなで考えているフェイクです」っていうのがハッキリしているんです。
なので日本とアメリカでは、同じ寝取られでも全く違う作り方ではありますね。

—— 男優さんは違いますか?

まりか 日本と一緒で、アメリカでも女優を第一に考えて主役にするために際立たせるという考え方は同じなのですが、アメリカではポルノスターというぐらいなので、日本よりは男優さんはスターですね。アワード賞とかではレッドカーペットを女優と同じぐらいに目立ちながら歩いたりもしますし、レッドカーペットで付き合っている女優さんとカメラで一番撮られているところでキスをしたり、跪いて指輪を渡してプロポーズするとかも全然あるんです(笑)。

—— 日本では女優さんと男優さんが付き合うなんてご法度ですから、やはりアメリカはド派手ですね(笑)!!

まりか 男優さんの違いはこの辺りですが、女優さんもかなり違って、ある日エージェントに「ウチのエージェントに入った新しい子には会った? 彼女は近い将来、間違くNO.1になる逸材だよ!」って言われたことがあったんです。何がそんなに凄いかと聞くと「だって彼女は全て大きいし、全て強いし、全てパワフルだから!」って言ったんです。
それで実際に会ってみたらめちゃくちゃお尻が大きくて筋肉がムキムキだったんですね。
で、実際に彼女はその後にNO.1になったのですが、彼女が持ってる要素って、日本人の子が売れるような要素は一個も入っていないじゃないですか(笑)。

—— 日本で売れる女優さんは、逆に守ってあげたくなるような小柄な方が多いですもんね!

まりか まさしくそうですよね。アメリカで売れる子は「強い、ゴージャス、大きい」みたいな感じなので、日本の女優さんはダイエットをしようとすると細くなりたいと思うと思うのですが、アメリカの子がダイエットをしようとしたら筋肉を付けてムキムキにしようとするんです。「細いが正義じゃない」っていうのが大きな違いですね!

—— ということはなのですが、まりかさんはアメリカ人が好みなルックスではないってことですよね? そんな中でも人気になった理由ってどの辺りにあるのですか?

まりか アメリカに行った当時はコアな日本好きの方にだけにしか見てもらえてなかったんです。
しかもコアな日本好きの人は日本のAVも見てらっしゃるような方なので、人数的には少なかったですが、元々私の作品も見てくれているような方々という感じでしたね。
で、数年経って私が認められたというより、国全体が日本好きになってきたんです。

—— アメリカでは日本ブームがきているのですか!?

まりか そうですね! アメリカ人の男性は、アジア人の女性が好きなんです!
逆にアジア人の男性はモテないんですけどね……(笑)。
そんな中でも特に流行っているのが日本人なので、こっちで女優をやっているアジア人の子が日本人っぽく改名した瞬間に売れるとかも結構あるんです!

—— えぇぇーー! 名前だけで人気が出る程に、日本がフューチャーされているのですね!!!

まりか これは日本のアニメ文化の影響とかもあるとは思いますね。あとこれはウチのエージェントに、「まりかはこんな見かけだけど、ハードなことができるのが良かった」って言われたんです。
私は最初の頃はビビってアナルは嫌とか言っていたのですが、エージェントは「まりかが日本でガンガンにハードなことをやってたのは全て映像で見れるから、もしアメリカで成功したいなら何でもやらなきゃダメだよ」って言われたので、全てをやるようにしたもの今もアメリカが頑張ることができている一因ではあると思います!

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中編はここまで! スケールの大きさはさすがのアメリカでした! ちなみにですが、私の顔とまりかさんの弟さんの顔がそっくりだそうで、ずっと「同じおにぎりフェイスだから親近感が湧いていた」そうです(笑)。いや、誰がおにぎりフェイスですか!!!

明日公開予定の後編では、人気絶頂中に宣告された乳がんのお話をして頂きましたので、ぜひ見てくださいね。どんな逆境に立たされても、前向きに立ち向かうまりかさんの姿に私は勇気を貰いました。

 

>>インタビュー後編は明日公開!!<<

 
後編予告
・「日本ではこんなことをやってきましたので、私も撮ってほしいです!」とお願いしたら、爆笑されながら「こんなのじゃ無理だよ!」って言われたんです。
・アメリカにはそもそも凌辱という考えがそんなに無くて、ハードなことをやられたら「ラッキー! ハッピー!」みたいにエンジョイして受けるのが基本
・「細いが正義じゃない」っていうのが大きな違い!?

乞うご期待!

画像

リボルバー・ヘッド @RevolverHead01

ピン芸人。

代表ネタは、山田孝之演じる全裸監督の村西とおるのモノマネ。吉本若手マッチョ部としてクリスタルジムでパーソナルトレーナーも務める。

YouTube『リボルバーチャンネル

 

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