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【人気シリーズ「催眠光線で支配された○○」を担当するなど売れっ子AV脚本家、きむら!】本を書く時の徹底したこだわりを聞く!「高橋がなりさんの一声で作品が跳ねたので、やはり凄い方なんだって思いましたね」【後編】

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今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです!
今回のインタビューでは、徹
底したこだわりとリアリティを追求して本を書くAV脚本家、きむらさんにお話を伺いました! きむらさんの代表作で特に有名なのは、SODから発売されて大ヒットシリーズとなった『催眠光線で支配された○○』です。前編では、AVがお好きな方なら誰もが見たことのあるこのシリーズの誕生秘話や、そもそAV脚本家とはどういうお仕事なのか、さらには「男優さんが発射するピストン数までを脚本に書きたい」と言うほど徹底したこだわりをお話頂きました!
後編では、引き続きこだわりを伺いながら、新作のミドコロも教えて頂いております! ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全2回・後編)

「僕のエロスの原点は、世にも奇妙な物語なんです!」

——前編では「本来なら男優さんが発射するピストン数まで台本に書きたい」というほどに徹底した脚本へのこだわりをお話頂きましたが、他にもこだわっていることはありますか?

きむら 「なぜその台詞を言うんだろう?」っていうのが嫌で、必ずその言葉を言う理由を付けたいんです。例えば、少し前にAV界で流行った「アヘ顔、ダブルピース」みたいな言葉を、流行りだからと言って突然ブッ込む作品もあったりするのですが、私はそれをやりたいんだったら、それをやるまでに矛盾点なくスムーズにやりたいんですよね。

——たしかに「アヘ顔さえ撮れればいい」っていう感じで、ドラマ部分は矛盾しまくっていて、ずっと引っかかりが残る作品って結構ありますよね(笑)。

きむら 「AVだから適当でいいでしょ」ではなく、AVだからこそ何の引っかかりもなくスルっと入ってこないと見ている人は辛いと思うんです。例えば「清純な女の子のお嬢様」っていう設定があるのに、突然「おちんぽ」とか言ったらおかしいじゃないですか(笑)。

——清純なお嬢様は人生で「おちんぽ」という文字を絶対通ってきてないですよね(笑)。

きむら じゃこれをどうやって言い換えればいいんだろう? と考えるんです。「男性器」だとちょっと固いですし、「おちんちん」は子供過ぎるので、「ペニス」が一番しっくりくるのかな? みたいな部分は毎回こだわっていますね。言わなさそうなことを言わせたり、突然口調が変わったりはしないように心掛けています。

——今のAV界は少し前から「淫語」ブームが来ていますが、淫語はかなり気を使うのではないですか?

きむら そうですね。とある作品で「旦那以外、男性関係な無く貞淑に生きてきた妻が淫語を言う」っていう設定をもらったことがあったのですが、もし最初からこの妻が淫語を発していたら「演じている女優さんが淫語を言っているに過ぎない」と思ったんです。なので、この妻が生きてきた人生の中で蓄積してきたワードを言わせた後に、そのワードを調教する側の男性が言い換えさせるようにしたんです。

——妻の意思ではなく、淫語に変換させて言わせたのですね。

きむら 今までは「ペニス」って言っていたのを「極太チンポって言いなさい」って調教することによって書き換えていくプロセスがないと、見ている側は「AV女優さんなんだから、そりゃエッチなことを言うよね」ってなってドラマの必要性がなくなってしまいますからね。

——たしかに、その結果「淫語を言う妻になった」という過程は大切ですね。

きむら こういった矛盾点を潰していく作業は、丁寧にやっている部分になりますね。

——タイトルを付ける時にこだわっていることはありますか?

きむら タイトルは決まっていることが多いのですが、前編でお話した『催光線で支配された○○』シリーズは、最初は『催眠家族』っていう漢字4文字のタイトルだったんです。でも監督が、高橋がなりさんに持っていった時に、「これじゃダメだよ。光線を使っているんだから『催眠光線』っていうワードは必ずいるよ。で、みんなを支配している話なんだから『支配』っていうワードも入れなきゃダメだよ」というダメ出しをもらったことから、このタイトルになりました。その結果、作品は跳ねたので、やはり高橋がなりさんって凄い方なんだなって思いましたね。

——さすがSOD創業者の高橋がなりさんですね。

きむら AVのタイトルって長いじゃないですか。僕はそれに拒否感があったんですけど、この一件があってから「あ、AVってこういうことなんだ。業界にいる方にしかわからない考えや感覚があるんだな」って思うようになりました。

——映画や小説の場合は抽象的なタイトルの方がいい場合が多いですが、AVの場合はタイトルで内容がわからないと買うのが怖くて躊躇ってしまうことがありますからね。

きむら まさにその通りで、映画やドラマの場合はタイトルを捻って「これが伏線になっているのかな?」と想像させるものが多いと思いますが、AVに関してはあまり捻ったりオシャレにしたりしないで、「こういう内容なんだ」っていう安心感がないと、手に取ってすらもらえないのかなと感じています。安心感を持ってもらいながらも、期待させるタイトルを意識しています。

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