―― SODstar専属女優が地下アイドルを好きというのは面白い構図です。これからも推し活を頑張ってください。あと、去年のインタビューで「ユーザーの目を意識して、たくさんの人に見られているってことを思いながら演じてる」とプロフェッショナルな発言がありましたが、その気持ちは変わらないですか?
恋渕 気持ちは変わらないです。常に画面の向こうにはファンの方がたくさんいると思いながら撮影しています。撮影しつつも「あれをやらないと、これをやらないと」、「次はこうだから、私もこうしなきゃ」って、頭の中をフル回転させて、自分で言動を考えられるようになりました。
―― 男優だけに流れを任せるわけではなく?
恋渕 自分でも出来るようになりました。私も監督さんに「このシーンはこういうことですか?」と意見を聞いたりすることも出来るようになりました。
―― すごいですよ! もうカメラ位置は余裕で分かっていますか?
恋渕 カメラ位置も「このシーンは客観ですか? 主観ですか?」、「途中で客観から主観になるんですね。そのタイミングの合図はあるんですか? ないんですか?」って聞き、自分で全部確認してから撮影に挑むようになりました。
―― ちゃんと技術論まで学んでいるんですね。いつ、どこでそういう技術論を意識しはじめたんですか?
恋渕 気がついたら意識していました。撮影の中で常に学ぼうという意識がすごくあったんです。初めてのパターンの作品はやったことがないから、どう動いていいのか、カメラに対してどう顔を向けたらいいのか分からないじゃないですか。だから、初めての撮影現場では、監督さんから教えてもらったことを全部覚えて、次の撮影で同じようなシーンがあったら、それを活かして撮影に挑むことを繰り返していたんです。
―― すさまじいプロ意識です。ということは撮影を重ねることにステップアップしているんですか?
恋渕 そうです。
―― 技術論にしろ、感じることに対してもですね。そうすると気持ちに余裕が生まれるから快感もやっぱり倍増しますか?
恋渕 そうですね。余裕が生まれます。監督さんにあらかじめ確認をとって、男優さんにも「このシーンはこう動きますよね」とか聞くことが出来るようになったので成長しました(笑)。
―― 成長というか、そういう意識がデビュー直後からあったので素晴らしいです。
恋渕 学びたいんですよ! 学びたい意欲がすごくて!
―― いい話のあとに申し訳ないですが、おっぱいは成長しましたか? 去年はMカップがOカップに成長したと言っていました。
恋渕 おっぱいのサイズや見た目は変わっていないんですけど、他のパーツがヤセたので、もしかしたら大きく見えるのかもしれません。いまのところサイズは変わらず現状維持です。
―― 顔がすごく小さくなりましたね。
恋渕 みんなから言われます。
―― 顔が掌サイズになりましたよ。
恋渕 キュっとしました。
―― なにか運動をやっているんですか?
恋渕 地下アイドルの効果かもしれないです。
―― どういうことですか?
恋渕 チェキ券を買うために、ライブ会場の地下3階から1階までの往復をするんです。あと、この話しはファンのみなさんは知っているんですけど、ご飯が食べられなくなるくらい体調が悪い時があって、その時、ご飯を食べられないから体力が落ちちゃったんです。そこから意識して、エスカレーターが隣にあろうと、常に階段で行動をするようになったんです。その効果がかなり大きいと思います。
―― そういう日常の積み重ねがでしたか。
恋渕 だからエスカレーターがあっても階段を使います。ディズニーランドから帰ってくる東京駅の京葉線の階段がすごい長いんです。あの通路と階段をずっと歩いているんです。 そのくらい歩くことを意識しています。やっぱり人に見られる仕事っていうのは意識していますね。
―― 再びプロ論です!
恋渕 イベントを月に何回もやっているので、直接ファンから見られることが多いじゃないですか。そこで「かわいい!」って声をかけてもらえると、かわいくなりますよね。
―― もちろんです。
恋渕 お花に向かって、ひどい言葉をかけて育てるのと、誉めて育てるのでは発育が違うという話しがあるじゃないですか。それですね。なので、いっぱい「かわいい!」って言ってください。
―― 3月3日の生誕祭も取材に行ったんですが、チケットソールドアウトでした!
恋渕 本当にありがたい限りです。
―― 女性ファンも多かったです!
恋渕 今回は女性専用席を作っていたので、なおさら女の子が来やすかったんです。
―― 気遣いが素晴らしい。女性ファンは恋渕さんのかわいらしさやファッションに惹かれていると思いますが、作品も観ているんですか?
恋渕 作品を観ている女性もめちゃくちゃ多いです。最初はカップルや夫婦で作品を観ているんですけど、旦那さんや彼氏よりも、何故か奥さんや彼女の方が、私に沼ってるパターンが多いんです。
―― それはエロ目的で観ているんですかね?
恋渕 多分そうなんでしょうけどありがたいです。
―― ありがたいですよね。AV女優の場合、女性ファンってなかなかいないじゃないですか。
恋渕 はい。
―― だから、三上悠亜さんや明日花キララさんみたいに、女性ファンがつくと本物って言われるんです。
恋渕 本当にありがたいです。
―― 生誕祭イベントには沖縄から来てくれた女の子もいました。
恋渕 びっくりしました。女性ファンの方がイベントに来やすいよう、常にあれこれと考えているので、今後ももっと女性ファンの母数が増えていけばいいなと思っています。実際にSNSでも「いまは高校生なので会いに行けないんですけど、高校を卒業したら会いに行きます」という女の子もいるくらいなので、たくさん愛されて幸せです。
後編インタビューは明日公開
生年月日:1999年3月3日
身長:161 センチ
スリーサイズ:B103(Oカップ)・W65・H92
趣味:アイドルのおっかけ
特技:歌
X:@momona_koibuchi
デビュー2周年特設サイト:https://www.sod.co.jp/feature/koibuchi_momona_2nd/
(インタビュー・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:ソフト・オン・デマンド ライフプロモーション)