中山ふみか5th Anniversary Spesialライブレポート!
2019年12月、ムーディーズ専属女優としてAVデビューした中山ふみかちゃん。そのデビュー5周年を祝うライブ「月で逢いましょう#107 中山ふみか5th Anniversary Special」が12月2日、東京・三軒茶屋のグレープフルーツムーンで行われました!
ふみかちゃんの周年祝いライブを観るため、会場は満員となり、熱気あふれる空間が広がりました。
今回も平方元さん(キーボード)、福田正人さん(ギター)、豊田稔さん(パーカッション)が演奏でライブを盛り上げてくれました。
ふみかちゃんは、ミルジェネライブに初登場した際と同じ衣装を着て登場。まずは『オリオンをなぞる』(UNISON SQUARE GARDEN)を疾走感あふれる勢いで歌い、スタートダッシュを飾ります。
続けて、冬の到来を告げる『ゲレンデがとけるほど恋したい』(広瀬香美)を歌うと、会場からは手拍子も起こり、ライブにますます勢いがつきます。
2曲を歌い終えた後、「ムーディーズ専属として活動しています中山ふみかです。今日はよろしくお願いします」と挨拶すると、客席からは「おめでとう!」、「かわいい!」という大声援が送られます。
続けて「今日は平方さん、福田さん、豊田さんを迎えて、この豪華なメンバーと5周年記念ライブをさせていただけることに感謝しています。みなさん、一緒に盛り上がりましょう! 昨日、デビューしてから5年が経ちました。この5年間、ミルジェネさんとは3年のお付き合いがあり、たくさんお世話になっています。今回のライブでは過去の楽曲をリアレンジして、みなさんに楽しんでもらえるよう選曲しました」と若干緊張気味にコメント。
ライブ前半は『クレイジークレイジー』(一ノ瀬志希・宮本フレデリカ)をリズミカルに、『マスカラ』(SixTONES)を迫力を保ちつつも切なく、『ギラギラ』(Ado)を力強く歌唱。
「3曲続けて披露しました。特に『ギラギラ』はアレンジを加え、ポンと投げたらこんなにいい曲になりました。ただリハーサルでは少し苦戦しました。初めてここに立った頃から欠かさず見てくれている方にもにも楽しんでもらえるように心がけました。セットリストを決めるにあたって、曲数を少し増やしてもいいという提案を受けたので、デュエット曲を増やすことにしました」と、平方さんとのデュエットで『売春』(女王蜂)と『回春』(女王蜂feat.満島ひかり)を披露。2人のシリアスな掛け合いが相乗効果を生み、観客を魅了しました。
中盤は癒し系の『僕とヴィーナス』(石井萌々果)をキュートに歌い、その後、一転して『SPiCa』(とくP feat.初音ミク)をドラマチックに歌い、硬軟ダブルの表情を見せてくれました。
ライブは佳境に入り、最後の曲を歌う前に「私が音楽活動をする中で、尊敬している方がいて、その人に『いつかあなたの歌を歌わせてほしい』と言ったところ、『やればいいじゃん』と言われました(笑)。『それじゃあ、歌います』と言ったら、『楽しみにしているよ!』って返してくれたんです。彼女の存在があったからこそ、私はこのステージに立てていると実感しています」と言い、所属事務所の先輩である枢木あおいちゃんの『白夜に月』を熱唱。その歌声と思いは、あおいちゃんにも届いたことでしょう!
そしてライブは終了。ステージを去りますが、アンコールを求める大きな手拍子に応えて再登場。「もしかしたら10周年もここでできるかもしれないし」と決意を表明し、アンコールで『I WISH』(モーニング娘。)を、まるで自身の人生と重ねるように歌います。その姿は喜びに満ち溢れていました。
最後は『dearest.』(松浦亜弥)を温かい歌声で歌い、5周年ライブを締めました。ライブ終了後、配信には映っていませんが、お祝いのケーキが運営から贈られ、会場はアットホームな雰囲気に包まれました。
今年も数々のライブに出演したふみかちゃん。来年もさらなる活躍が期待されます!
(写真・取材 神楽坂文人)