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【三宮つばき「月で逢いましょうvol.117」ライブレポート!】オシャレで幻想的な夜が織りなす至福のライブ! 三宮つばきが音楽と空間の美しい世界をクリエイト!

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三宮つばき「月で逢いましょうvol.117」ライブレポート!

いまやミルキーポップジェネレーション(以下、ミルジェネ)の常連アーティストに成長した三宮つばきちゃんが「月で逢いましょうvol.117」を4月15日、東京・三軒茶屋にあるライブハウス「グレープフルーツムーン」で開催しました。

今回もバックを支えるのは、ピアノ&コーラスの平方元さん、そしてギターの福田正人さんという信頼のコンビ。

ライブハウスの空間全体が落ち着いた照明の中で登場したつばきちゃん。衣装はシースルーの黒いドレス。肌をほんのり透かす上品なデザインで、クールさと儚さが同居した美しい姿です。

 

1曲目は椎名林檎の『人生は夢だらけ』。大人の余裕を感じさせる声質と、エモーショナルな強さを両立させた歌声で、一気に空気を掌握します。

続く『女の子は誰でも』(東京事変)では、艶っぽさと遊び心がほどよく溶け合い、どこか懐かしい空気がじんわりと広がっていくひとときでした。

MCでは、「今日は『月で逢いましょう』にお越しいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶。続けて「最初の2曲は、椎名林檎の『人生は夢だらけ』、そして東京事変の『女の子は誰でも』を歌わせていただきました。ミルジェネに出演させていただく際は、毎回テーマを決めて選曲しているのですが、今回のテーマは、ずばり『オシャレな曲』となっております。様々な世代、ジャンルのオシャレな曲を選んできましたので、リラックスしてリズムに乗って、楽しんでいただけると嬉しいです。今夜は、みなさんと私が過ごした中で一番オシャレな夜になるように頑張りますので、ぜひ最後まで楽しんでいってください。次の曲はかっこいいオシャレな曲を聞いていただこうと思います」と語ると、客席からは拍手が広がっていきます。

 

続いての曲はiriの『Swamp』。ビートの中をなめらかに泳ぐような歌声が心地よく響き、Vaundyの『napori』、なとりの『Overdose』といった令和ポップのセンスを感じさせる選曲で、現代的な都会の空気を表現していきます。

再びのMCでは、「この3つの曲は、2020年以降にリリースされた、令和のオシャレソングとして選んできました。街中で聞いたことがある方も多いのではないかと思います。最近では、最新の曲以外にも、『シティポップ』と呼ばれる、1970年から80年代にかけて流行した曲の再ブームが来てますよね。次は代表的なシティポップを歌いたいと思います」と解説し、『フライディ・チャイナタウン』(泰葉)では、横浜のネオンが目に浮かぶような煌びやかなムードを、『真夜中のドア~Stay With Me』(松原みき)では、80年代のラジオからふいに流れてきたような、懐かしくて胸がキュンとする音色を聴かせてくれました。

そして再び椎名林檎の『丸ノ内サディスティック』へ。語るような歌い回しで言葉が音になり、音が物語になっていきます。そして『月のワルツ』(諫山実生)では、幻想的なメロディと月明かりのように透き通った声が重なり、会場全体が夢の世界に包まれ、幻想的な雰囲気が広がっていきました。

 

曲が終わると、つばきちゃんはNHK『みんなのうた』で流れていた『月のワルツ』のアニメ映像について触れながら、自分の子ども時代の思い出を語ってくれました。また、ミルジェネ主催の大規模ライブ『Sweet Memories 2025』に出演決定のニュースも発表してくれました。

ラスト2曲は、『キラーチューン』(東京事変)と『Pop Virus』(星野源)を熱唱。スタイリッシュなナンバーを力強くパフォーマンスし、華やかにフィナーレを迎えました。

最後は「短い間でしたが、みなさん本当にありがとうございました。最後にオシャレなメンバーを紹介します」と微笑みながら、平方さんと福田さんを紹介。

平方さんは「マジでいい曲ばかりだった」、福田さんは「選曲のセンスが素晴らしい」と拍手を送り、オシャレな夜はゆっくりと幕を下ろしました。

 

三宮つばきというアーティストの、音楽と空間をまるごとデザインするセンス、そしてそのセンスに応える観客との信頼感が織りなす時間は素晴らしいものでした。次回もまた、この心地いいライブ空間に出会えるのを楽しみにしています!

三宮つばきX:@sannomiya_cmore
ミルキーポップジェネレーションX: @mpgeneration

(写真・取材: 神楽坂文人

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