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【三宮つばき「月で逢いましょうvol.39」ライブレポート!】三宮つばきが初のワンマンライブを開催!魅惑の低音ボイスでファンを酔わせる!直立不動の歌唱法は実力者の証!

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今年1月の「月で逢いましょう ニューカマースペシャル」に登場し、『ルビーの指環』、『君は薔薇より美しい』などの昭和歌謡を歌い、独特の感性と世界観を見せ付けてくれた三宮つばきちゃん。

自身初のワンマンライブ「月で逢いましょうvol.39」が東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンで開催され、バックにはピアノに平方元さんをギターに福田正人さんを迎え、歌だけで勝負するド直球のライブを披露しました。

 

「月で逢いましょうvol.39」

ゴールドのスパンコールがゴージャスに輝くドレス姿で登場したつばきちゃんは、まさに昭和の歌姫を彷彿とさせるいでたちと雰囲気。この妖艶かつミステリアスな姿はつばきちゃんにしか出せません。

1曲目は『最後の雨』(中西保志)からスタート。まっすぐと正面を見据え、落ち着いたムードで歌う姿に最初から惹きつけられます。

1曲目を歌うと普通は安堵の表情を浮かべるのですが、クールな表情で「会場のみなさん、配信をご覧のみなさん、こんにちは三宮つばきです。『月で逢いましょう』に来てくださってありがとうございます。いっぱい楽しんでいってください」とMC、そして一礼。

MCが短めなところに、歌だけで勝負する意思と覚悟が感じられます。

2曲目は『悲しみは雪のように』(浜田省吾)、3曲目は『I LOVE YOU』(尾崎豊)と、昭和世代に絶大な支持を誇るメッセージ性の強い2大スターのヒット曲を歌ってくれました。

男性ボーカルが好んで歌うこの2曲ですが、クールで低音の魅力あふれるつばきちゃんにはピッタリの選曲。どちらの曲も繊細な男性の弱さを上手く表現してくれました。

曲後は「今日の歌はだいたい1980年から1990年代始めあたり、平均すると1984年の歌がたくさんあります。懐かしい歌がたくさんあり、みんなが知っている歌もあるので楽しんでいってください。前回『月で逢いましょうニューカマースペシャル』では3曲歌わせていただいたんですけど、今日は9曲歌いたいと思います」と飾り気のないコメントを発するところがつばきちゃんらしさを物語っています。

そして、4曲目は『少女A』(中森明菜)をしゃくりの技法を入れて歌い、5曲目は『め組のひと』(RATS&STAR)をサングラスをかけ、決めのポーズを披露してくれました。

つばきちゃんのライブはノンストップ! MCなしで続けて6曲目は『フライディ・チャイナタウン』(泰葉)を軽快かつ迫力ある歌声で熱唱、7曲目は『異邦人』(久保田早紀)を情緒たっぷりに歌ってくれました。

同ライブで4曲を立て続けに歌ったのはつばきちゃんが初めて。それだけノドと体力を鍛えている証拠でもあります。

4曲歌った後は、「早いのですが最後の2曲になりました。今日も歌をいっぱい歌えて楽しかったです」とこれまでクールだった表情が若干、柔らかくなりましたが、表情を一切崩さないところがつばきちゃんの魅力です。

8曲目は『元気を出して』(薬師丸ひろ子)を優しく歌い、そしてラストは『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WAND)を平方さんのコーラスとともに、美しいハーモニーを聴かせてくれました。

ライブ後、生配信では流れませんでしたが、バックを務めた2人とも「グッときた」と称え、特に福田さんは「彼女の歌がすごく好きなんです」と大絶賛していました。

また、昭和の歌手では見られましたが、最近では全く見られなくなった直立不動の歌い方がつばきちゃんの最大の特徴。

歌うときに手を動かす歌唱法が普通となりましたが、これには理由があり、手や腕を動かすことで肺が膨らみ、大きな声や高い音域を出すことが可能になるからです(逆に言えば手や腕を伸ばさないと筋肉が収縮状態にあり、肺に空気を取り込めない)。

しかし、その歌唱法を実践せずに、直立不動で素晴らしい声と音域が出せるつばきちゃんの歌は本物なのです。

それだけにMCや派手なパフォーマンスを極力抑え、歌だけでステージに挑むつばきちゃんの姿は美しく覚悟が感じられるライブとなりました!

 

 

三宮つばき(さんのみや・つばき)
生年月日:1998年5月4日
身長:152cm
スリーサイズ:B89cm (G) W54cm H83cm
血液型:A型
趣味:料理・フランス語
Instagram:@tsubaki_s_cmore
TikTok:https://www.tiktok.com/@sannomiya_cmore
ミルキーポップジェネレーションの今後のライブ予定はこちらのツイッターをご覧ください  @MPGeneration

(写真・取材:神楽坂文人

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