自分はエッチ好きなんだなってことを自覚したんです
——でも処女喪失ですよね。痛かったのでは?
戸田 痛かったんですけど、幸せでした。あとは四作目ですね。
——温泉旅行の作品ですね。
戸田 その頃から、自分はエッチ好きなんだなってことを自覚したんです。前の撮影から六週間くらい開いてたんですね。それで、めちゃくちゃムラムラしちゃってて、初めて自分からエッチしたいって言ったんです。旅館についた、さぁ、エッチできるぞ、嬉しくて(笑)。
——待ってました! って感じ。
戸田 その時の男優さんとは息があったし、上手な方だとも思うんです。でもそれ以上に、自分の心構えが変わってきたんですね。恥ずかしいとか、上手くやらなくちゃっていう理性的な感じより、「エッチができる」「なんでもしちゃおう」みたいな吹っ切れた気持ちになって、自分から積極的になれた。終わった時に、最高だったなって感じました。すごく気持ちよかった。
——でも、最初のカラミの方が使えるんですよね。気持ちよさで言ったら、後の方がよくなってるのに。
戸田 精神面の問題なんでしょうね。ファンも方でも、どれがよかったという反応はまちまちなんですよ。自分ではうまくできなかったカラミが、よかったと言う人もいて、本当にいろいろなんだなって実感してます。
【青春時代からSODstarへ!戸田真琴インタビュー・2】「(初監督作品について)台本は自分で書きましたけどカラミのセリフだけは恥ずかしくて無理でした」
(掲載:「月刊DMM」2017年1月号 インタビュー:安田理央)