AVアイドルユニット・原宿☆バンビーナでも活躍中の七海ゆあちゃんインタビュー!
後編ではAVデビューしたあとから現在までのことを語っていただきます!
▼インタビュー前編はこちら
── AV撮影1本目の記憶ってあります?
七海ゆあ(以下七海)若干ありますけど……ホント、AVをナメてた…。
── どんな感じで?
七海 人前でSEXをするってことに、いっぱいいっぱいだったのと、「ただSEXをすればいい」ってどこかで思っていたことです。
はっきりいってナメてました…。
最初の作品は「SEXをしたところを撮られただけ」って感じでした。
── そこから変わっていった理由は?
七海 キカタンの場合、いろんな現場を回ったり、共演モノで他の女優さんを見たりと、いろいろ勉強になるんです。
そして勉強して「自分の考え方は違うぞ」ということに気がついたんです。
あと、AVの撮影で自分の性癖がドンドン開いていきました。
── ゆあちゃんって、かなり初期からハードプレイが多いですよね。
アナルOKの理由は?
七海 アナルを解禁したのは、上原亜衣ちゃんに憧れていた部分があったからです。
「私も同じようにNGを作らないぞ」という気持ちがあったんです。
それでアナルの解禁は、事務所には止められていたのを
「私はNGを無くしたいんです!」
と直談判して、解禁させてもらいました。
── 上原亜衣ちゃんを知ったのはどこ?
七海 京都時代に普通にAVを見ていて知りました。
── 逆算してみると彼女が賞を獲得したり、とても目立っていた時期ですね。
七海 うんうんうんうん。
彼女が出ていた作品って、例えばROCKETさんとかの作品、すごい内容じゃないですか。
「こんなことまでやるんだ、AVって」
とそのとき初めて思いました。そして、憧れました。
キカタンスタートとなったときに、あいちんの本(「キカタン日記 無名の大部屋女優からAV女王に駆け上った内気な女の子のリアルストーリー」双葉社刊)を読んだんですよ。
そして「根性で頑張ろう」となって感化されたところがあります。
今でも憧れます。
会えなかったから、特にですね。
── そういう後押しもあるけれど、さっき「エッチは嫌い」といっていたのが、どこかでエッチが好きになっていったわけだ。
七海 それもあります!
もしも苦手だったら、私、そんなに強くないから途中で折れていると思うんですけど、「え? これメッチャいい!」って気づいていけたのも大きかったです。
── 2年におよぶ実験ヤリマン期間よりも、何本かやったAVのほうがよかったわけだ。
七海 メッチャ濃厚です!
デビューして2カ月ぐらいでイラマチオの作品に出たんですよ。
それまでは全然ハードなことをはしていなくて。
その作品は「苦しいけれど笑わないといけない」という内容だったんです。
「女の子が、笑おうとしているんだけど、苦しくて笑えない」というような、サディスティックな人が観る感じの作品でした。
最初のシーンで監督に、メッチャ怒られたんですよ。撮影中に、「笑えよ、おい」とか言われるんですが、「怖い!」じゃなくて、「メッチャいい!」ってなったんです。
── 命令&恫喝がよかったわけだ。
七海 はい(笑)。そこから、「けっこうなんでもいける」ような気になりました。
── 自分の中の、Mのスイッチがポンっと入った。
七海 入りました!
となると逆の立場もいけるようになって。
「相手がしてほしいことをやりたいな」というように思いました。
── それまでの話を聞いていると、AV女優にならなければ、SEXは嫌いで終わっていたと思います。
七海 ああ、そうですね。それが自分の中の転機でした。
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