「大丈夫、しないから」と油断させられ、無理やり入れられたのが初体験でした
── それまで処女だったのに、高校卒業後何がきっかけで性の目覚めが？
乃木 それは…年上の方とお付き合いしたんですけど。なんか、無理やりその方のご自宅に連れて行かれ。
── それはお付き合いしてるとき？
乃木 うん。
── 付き合ってない、知らないおじさんに無理やり連れて行かれたわけではなくて。
乃木 それはないです（笑）。はじめは乗り気だったんですけど、私が…
── え、ちょっと待ってください。もう初体験の話になってる？
乃木 あ、違った？
── いいんですけどね（笑）。お付き合いはどのくらいしたときに？
乃木 1ヶ月ぐらい。
── まあ、ある話ですね。
乃木 周りの子達もそういうことを済ませていたので、私も焦りを感じ…。
これはやばいと。それでそういう雰囲気になったけど、一回怖くなり。
「やめよう」って言ったけど、「大丈夫、しないから」と油断させられ、無理やり入れられたのが初体験でした。
── じゃあ初体験は全然良くなかった？
乃木 楽しくなかった…。
── 楽しくなったのはいつから？
乃木 楽しくなったのは、その次の人から。
── あ、じゃあそのときには目覚めてないんですね。
目覚めたのは次の人からなんだ。今は何歳なんでしたっけ。
乃木 今、20歳です。初体験の人とは速攻別れて、その後にすぐ次の彼氏ができて。告白されたから、いいよって。
── その人はじゃあ好みだったんですか？
乃木 うーん、外見とかじゃなく、趣味が合うってところで選び始めたので。
オタクだったんです。声優の現場に行ってて、私も行ってるんで。
── その人とのセックスは何が良かったんでしょうか。
乃木 いろいろと教えてくださったので。体位にしても…。
── でも、最悪な初体験だったわけじゃないですか。
あんまりやりたくないなとかそういう気持ちはなかった？
乃木 はじめは思ってました。痛いの嫌だしなあ…って。
── まあそう思いますよね。でも3人目の彼氏は…。
乃木 すごくよかった！
── 何が良かったんですか？
乃木 思いやりの精神があった。
自分だけが気持ちよくなってハイ終わり、じゃなくて、ちゃんとお互いにコールアンドレスポンスみたいなのができるのがとてもよかった。
── ということは、初体験の彼は糞味噌、ボロボロだったと。
乃木 やばい。ほんとにやばかった。
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（インタビュー：大木テングー）
