あくまで状況の再現なのだが、思わず言われるままに財布から硬貨を取り出す記者。こぎれいな店も増えるなか、ミキさんが昔ながらの店を選ぶのは、この「100円貸して」が使えるからだった。プリペイドカードが設置されていれば、こうはいかない。
「それから、借りたお金で自分の洗濯物を乾燥機にかけます。お礼を告げるためにも男性と話すことになるので、その流れでそっちのコインシャワーに誘うんです」
彼女の言う通り、記者も一緒に併設のコインシャワーに入った。利用したことのある人なら分かると思うが、コインシャワーの個室というのは実に狭い。1人用だから当然だが、2人で入ればかなり窮屈だ。
「それだけ密着することになるんで、すごく興奮するんです。他に入っている人がいたこともあって、声を出さないよう苦労したりもしました」
などと言いつつも、そそくさと服を脱ぐ彼女。手慣れているせいか、狭い空間で器用なものだ。
(記事引用元=ズバ王)