惜しまれながらも4月に引退する佐々木あきさん。
引退記念としてデビュー作&引退作を撮った家太郎監督と対談インタビューをしてもらいました。
デビュー当時から今までのことを振り返りながら、思い出をたっぷり語ってもらいます!(全3回 後編)
(この記事はFANZAニュースのものを転載・再構成したものです)
私、絶対泣くつもりなかったんですけど泣いちゃったんですよね
▼インタビュー前編&中編
── それで、この3月に発売される引退作。どれくらいぶりの再会だったんですか?
佐々木 3年とかですよね。
家太郎 そうですね。撮影が去年の末で。
佐々木 でも、引退作の監督が何で家太郎さんになったっていう理由は聞いてない。
家太郎 僕は、そういうオファーが会社から来たので、じゃあやろうって。
── プロデューサーとかが決めたことで、2人とも、望んでのタッグではなかったということ?
佐々木 はい。でも、周りからは綺麗な終わり方だねって言われます。デビューしたメーカーさんで引退作を撮ってもらえるって。
家太郎 僕は監督やめてたんで、1年ぶりくらいの撮影だったんですよ。
── あ、そうだったんですね。引退作は何をやったんですか?
佐々木 私、歌を歌わされたんですよ。
家太郎 そうそう(笑)。
佐々木 日本を代表する有名な歌手の方の歌を。めちゃくちゃ恥ずかしかったです、私、カラオケ好きじゃなくて。上手に歌えないから歌ってても気持ちよくないんですよね。
家太郎 上手でしたよ。
佐々木 作品の中で歌うことも初めてだったし、家太郎さんは最後まで、いろんな初めてのことを経験させてくれました。
家太郎 あきさんの引退作の企画を考えてる時に、テレビであの歌をやっていて、いい歌だなぁって思って歌ってもらったんです。
── 歌以外は何をやったんでしょう?
佐々木 外でずっとインタビューしたりとか。
家太郎 いろいろ聞きましたよね。
佐々木 私、絶対泣くつもりなかったんですけど泣いちゃったんですよね。
── それは大きな見どころですね。
佐々木 監督に、最後に「年齢は?」って聞かれたんです。それで答えて、次に「名前は?」って聞かれて。何でそんなこと聞くんだろって思って。あらためて真面目に聞かれたら、ボロボロボロッて涙出て来ちゃって。「佐々木あき」である最後だから。