表通りに面したチョイの間街への入口には、軍服姿のＭＰさんたちが立って、通せんぼしてるのです。通り抜けようとすると「ダメダメ」と言わんばかりのポーズで追い返させられます。兵隊さんの後ろにはピンクの明かりが灯る店が並んでるんですけどね。どうして入れようとさせないのでしょうか？ 手入れでもあったのかな？
それで、どこかに見張りの居ない入口はないモノか？ とチョイの間街に沿って歩いて行くと警察署のちょっと先に路地を発見。とりあえず曲がってみるか、と路地に入って進んで行くと、何もない所にオッちゃんが一人立ってます。そばまで近づいていくと、手のひらを組んでパコパコする仕草をして来るじゃないですか。それを見てそうだそうだ、と答えると、オッちゃんは立ってた横にある、人が一人通れるほどの道に入って行け！ とジェスチャーで伝えて来ます。その指示に沿って狭い路地を進むと、急に目の前が開けてチョイの間街のど真ん中に出たのです。
その場所から表通りの方をうかがうと、兵隊さんたちが背中を向けて立っているのが見えます。蛇の道は蛇。阻止する者がいればその裏をかく人間もいる。色街は上手く出来ているのです。
さぁこれで遊べるわい、と明かりが溢れる店の方に進んでいくと、ガラス戸がガガ～ッと凄い音をたてながら開き、中から女のコたちが飛び出して来ました。ソウルのチョイの間街では、ガラス戸を開けて半身を乗り出すスタイルでしたが、ここは超積極的！ 女のコたちは腕を掴んで離そうとしません。結局、そのまま店の中へ引き込まれて椅子に座らされ、料金説明を受ける事に。女のコたちは、こちらが日本人だってスグに分かったんでしょうね。言葉でなく指を立てての交渉となります。女のコたちは両手の指を開いて十万ウォンと言ってきます。ソウルのオーパルパルなどでは七万ウォンが相場ですから、ちょっと高い感じ。なのでこちらは指を七本立てて、負けてよ、と値切りに入りますが、彼女たちは首をタテには振りません。まぁこれがヨンジョッコルの相場なんでしょうね。お金を払うと女のコが奥のヤリ部屋へ案内してくれます。
部屋に入ると全裸になるよう指示され、脱ぐとシャワールームへ案内されます。で、股間だけを洗って出て来ると。素早く拭いてベッドに寝るよう言われます。こっちが横になる間に彼女もドレスを素早く脱ぎ捨て、プレイ開始です。全身舐めからチュパチュパしてくれ、大きくなったのを確認したらゴム付け、騎乗位で合体。途中で身体を入れ替えて、怒濤の腰遣いでフィニッシュ。終るとスグに冷蔵庫から梅ジュースを取り出し渡してくれ、彼女はドレスを持ったままシャワールームへ。こちらは洋服を着て、ジュースを持ったまま退店する、って流れですね。入ってからここまでで時間は十五分ちょっとしか経っていません。エッチしたら時間に関係なくそれで終わりって言うのがチョイの間流の遊び方です。
この遊び方が味気ない、と思ってしまう方は韓国で遊ばない方が良いでしょうね。例え情緒がなくても割り切って若い韓流美人と遊べた、と思えないとダメなんです。
さて、折角、ソウルから一時間以上かけてヨンジョッコルにまで遊びに来たんですから、これで帰るのはもったいない。ヨンジョッコルのチョイの間街がどんなところなのか歩き回りたいですよね。で、そんな散策に役立つのが女のコに貰った梅ジュースなんです。女のコたちの強烈な勧誘から逃れるアイテムとして、このジュースが役立つんですね。ジュースを持っているって事は、遊び終わった後。女のコたちはジュース片手に歩く男には興味を示さないんですね。
ジュースを持ってヨンジョッコルを探索しまくった事で分かったのは、このチョイの間街は想像以上に規模が大きいって事でした。店の数は五十軒近くあるでしょうか。女のコは多い店で四～五人って感じですね。こんなど田舎にこれほど大規模なチョイの間街があってヤっていけるの!? と思ってしまいますが、ここには特殊な事情があったのです。
普通のお客さんは来るに不便な場所なのですが、この立地でなければ困るお客さんたちがいたのです。それはナント兵隊さん。38度線近くには韓国軍と国連軍が駐留する基地があります。そこで働く兵隊さんたちが、短い休暇を楽しむなら…やっぱソバに色街が必要なんですよね。昔から軍隊ある所色街あり。この法則は万国共通の法則なんですよね。
ソウルや釜山などにあったチョイの間は、次々廃業して寂しくなってきてます。このヨンジョッコルなどはまだ営業していますので、韓国で遊んでみたいと思うなら選択肢のひとつとして覚えておいて下さいね。
《第一位はこちら！》
（文・ブルーレット奥岳）
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