女性の”好きと嫌いだけで普通がない”性質や、急にエロい感じになる理解不明な性欲など、男性がわからない女性の真理を、女性ライター・Betsyが自身のエロネタをはさみつつ解説!
第二回は「女性がセックスで演技をする本当の理由」
モテたい&ヤりたい男性必読です!
▼前回のコラム
あの子の「イクイク!」は嘘だった!?女性がセックスで演技をする本当の理由
今回からいよいよセックスのお話です。
セックスが下手くそだった人の悪口とともに、デラべっぴんR読者のみなさんが女の子からセックスをせがまれるテクニシャンになれそうな話をしていきたいと思います!
さて、セックスできればいいってもんじゃないのが男性の性なのか、女をイカせて自信をつけたいという人は多いものです。
そういえば昔、こんなありえない人がいました。
某所でプロスポーツ選手を紹介してもらい、後日二人で食事に行った後、いい感じにホテルにエスコートされてベッドインすることになったんです。
アルコール度数の高いお酒ばかり飲んでいた彼に嫌な予感しかしてなかったんですけど、それは見事に的中。挿入しようとした途端に彼のバットがみるみる縮んでいったんです。
まあそれはたまにある失敗じゃないですか。張り切りすぎて空振りしちゃったのかなってことで、後日の試合に期待しようと気持ちを切り替えたところで事件は起きました。
「じゃあ今日はベッツィーを気持ちよくさせるね」と手マンをやりだして…
バットが折れたことで自信をなくした彼が「じゃあ今日はベッツィーを気持ちよくさせるね」と、急に張り切りだしたんです。
最初はお言葉に甘えて優しいクンニと手マンを堪能していたんですけど、私の喘ぎ声がだんだん大きくなっていくと彼は「気持ちいい?ねぇ気持ちいい?イキそう?ハァハァ…イク?」と興奮し始めました。「イッてもいいよ!イクとこ見せて!」「ねぇイク?イキそうだったら我慢しなくていいよ」どんどん高まっていく彼の気合いと激しくなっていく彼の手マンに、気持ちいい感覚がスーッと遠のいていきました。
それなのに彼のテンションに合わせてついつい喘ぎ声を続けてしまった私も悪かったのでしょう…。
大量に飲んだビールが潮として膀胱から押しだされた時にはもう手遅れでした。
「わぁすげぇエロいマンコ!イッちゃったの?(イッてない)エロいな~。もっとイカせてあげるね(イッてない)」
鍛えられた腕を唸らせてガシガシとアソコをかき回します。
「ちょっと…止めて。痛い。」とどうにか言葉にしてもズボッと指を引き抜き自分の爪の長さを確認して「ん?爪短いから大丈夫だよ」と言って私のアソコをかき回して潮を押し出し、「何回もイッちゃうんだね(イッてない)」と続けていきます。
そしてベッドを潮でびしょびしょにした彼は満足そうに「来週リベンジさせてね」と言って帰って行きました。
……結局彼が私のバッターボックスに立つことは二度とありませんでした。
男の人はイカせようとするほどに力んでしまう
彼の何がいけなかったかというと、私の股間を内出血で真っ赤にしたこと、潮=イッたと勘違いしていることだけじゃなくて、イカせようとしたことなんです。
ここまでひどい例は滅多にないんですけど、「よーしイカせるぞー!」って意気込まれるの、実は女性にとっては結構迷惑なんですよね。
男の人ってイカせようとするほどに力んでしまうのかわからないですけど、いい感じに気持ちよくなった時に限ってクリトリスをガーっと擦ったり、生クリームでも泡立ててるのかってくらいに手マンで掻き回したり、パァン!パァン!パァン!!と思いっきり腰を打ち付けたり、「イッていいよ」「イキそう?」という掛け声をかけたりしますが、あれ全部逆効果です。
全然気持ちよくなくなってしまいます。
おそらく最初は女性を本当に気持ちよくしてあげようとしていたんでしょうけど、途中から「女をイカせる俺ーーっ!」て自分に酔いだしちゃうんだと思います。
だから女性の「さっきの方がよかったな」「ちょっと痛いんですけど」「うわー激しすぎてなんかイヤ」っていう反応が見えなくなってしまいます。その結果この世に生まれたのが、女性の演技だと思ってます。
女性をイカせるコツは、イカせようとしないこと
イカせようと頑張れば頑張るほど気持ちいいやり方からは離れていき、急な変化に言葉で表現できずうっかり出た大きな声や、手で押しのけようとする仕草に「イキそうなのか!?」と勘違い。
制止を押し切ってもっと激しくやってしまい「あーもうこれダメだ。激しいだけで全然気持ちよくないのに逃げられない。もうイッたフリして強制終了するしかないな」と演技するしかなくなってしまうんですね。
ある調査によると、女性の7割はセックスでイッたフリをしたことがあるそうです。そりゃ演技の技術も上がりますよね。
息使いを徐々に深く「そんなにしたらイッちゃうからダメ」とイヤイヤするような仕草をし、押しのけるようにしたかと思いきや今度は肩や背中に指が食い込みそうなほどしがみつき、顔をゆがませ頭を後ろに思いっきり反り硬直……そして脱力、ついでに下腹部をビクッビクッ。
時にはシーツを思いっきりつかみ、時にはうるんだ目で見つめる…。
プロのAV女優ちゃんもびっくりな演技派一般女性もいます。
じゃあどうやったらマジイキさせられるんだ!?
という声が聞こえてきそうですが、それは簡単です。イカせようとしないことです。
決して手を抜くという意味ではないんですよ。イカせようとする気持ちを抑えて、心地よい時間を提供しようというくらいの感じでいいんです。それくらいの方が、「もしかしてイカせようとしてる?そろそろ演技しなきゃダメ?」というプレッシャーを与えず、優しい刺激を与え続けることができます。
これはGスポットの位置を探すことよりも大切なことなので覚えておいてくださいね。
(テキスト:Betsy)