アダルト界最大のイベント「スカパー!アダルト放送大賞2020」が始まり早2週間、ノミネート女優の投票呼びかけが毎日、行われています。投票締め切りの2020年1月31日まではまだまだありますが、あっという間にその日が来てしまうものです。
今回は2016年に「溜池ゴロー」から華々しくデビューし、現在はAVのみならずピンク映画、Vシネマと活動の幅を広げている並木塔子さんに緊急インタビューしました。
スカパーにノミネートされたと聞いたときは、とにかく驚いて「どうしようかな?」みたいな感じでした(笑)。
並木塔子さんはスカパー!アダルト放送大賞2020熟女女優賞にノミネート、現在、毎日、ツイッターなどで投票を呼びかけて頑張っています。
その並木塔子さんにノミネート後の心境や、見て欲しい作品など語ってもらいました!
── 「スカパー!アダルト放送大賞2020熟女女優賞にノミネートされました」と聞いたときは、どんな気持ちでしたか?
並木塔子(以下、塔子) あ~、結構ビックリした感情が大きかったです。いまキカタン女優としていろいろ出してもらっているんですけど、最近、私のことを知ったというファンの方もすごく多くて、3年やっているんですけど、あまり知られていないみたいでして(笑)。なので、知らなかったっていう人が結構多かったから、「あ、そんなに売れていたんだ」っていう感覚です(笑)。
── 嬉しかったとかプレッシャーを感じたとかはありましたか?
塔子 とにかく驚いたが先です。「どうしようかな?」みたいな感じでした(笑)。
── では、ご自身ではノミネートされるとは思ってなかったんですね?
塔子 ノミネートされるとは思ってなかったです。自覚もなかったし。
── 新人賞とかは最初の1年だから、わりとノミネートの見当が付くけど、熟女女優は幅広い年齢と活動年数があるから分からないですよね?
塔子 そうですね。
── さっきは新規ファンの反応が出てきましたけど、塔子さんの既存ファンの反応はどうでしたか?
塔子 元々のファンの方は喜んでくれました。
── みんなで応援しようって感じですか?
塔子 そうですね。ノミネートされたことで最初、ちょっとお祭りみたいな感じになって、いままでパッとしなかった印象が大きかったみたいで、「俺たちファンが応援しなきゃ!」って感じだったから、「こういう機会があってすごく嬉しい! 俺たちも頑張るぞ!」みたいな感じになっています。
── すごくいいファンですね。盛り上げてくれて。
塔子 はい!
── 投票が始まってから、ツイッターで毎日、塔子さんがツイートしていますが、それ以外にも頑張っていることってありますか?
塔子 今回、投票の登録方法が難しいみたいで、名前やクレジットカード情報も入れないといけないんです。
── そこまで厳しくなったんですね?
塔子 そうです。その方法が分からない人が多かったから、私が「ここをクリックすると登録できます」って図にして、それを毎日、必ず引用リツイートしています。
── ツイッターでは他に工夫していることはありますか?
塔子 毎日、画像を変えるんですけど、画像しか見ない人もいるから、画像の中にも文字をいっぱい入れています。あとはツイッターのプロフィール画像をカウントダウン画像で更新しています。「あと〇〇日」って。
── そういった活動をしていて、いまのところ手ごたえはありますか?
塔子 最初より既存ファンの勢いが落ちてきちゃった感じがあるので、面白いことをプラスアルファでやらなきゃなあって考えています。
── 新しい展開は何か考えていますか?
塔子 歌の動画を上げたのは評判がよかったので、それを定期的に上げられたらいいなあと思っています。
── インターネット以外での展開は何か考えていますか?
塔子 何かしらオフ会とかはやると思います。
── それはファンの方は楽しみですねえ。塔子さんはデビュー3年目でのノミネートって、かなり早いノミネートだと思うんですが、この3年間でそういう手応えはありましたか?
塔子 ああ、全然なかったです(笑)。
── こつこつと作品を出しているのが認められたんでしょうね。
塔子 どうなんでしょうね。いまAVもそうですが、ピンク映画とVシネマも多くて、AVの現場でもピンク映画やVシネマができる人っていうふうに見られているから、そういう部分が持ち味になったのかなって気がします。
── やはり演技を評価されると嬉しいですよね。
塔子 嬉しいです! 嬉しいです! そこが他の女優さんいはない特徴に見られてノミネートされたのかなって気もしています。
── この3年間の活動で見て欲しいAV作品はありますか? それを見てもらえれば、ファンはさらに投票意欲が沸くと思いますよ!
塔子 JET映像の『優しさにつけこまれて… 隣家のオタクに拝み倒され断り切れずお股を開いたウチの妻』です。
優しさにつけこまれて… 隣家のオタクに拝み倒され断り切れずお股を開いたウチの妻 並木塔子
── それはどういう内容ですか?
塔子 180分ある長い作品なんですけど(笑)。ドラマ時間も長くて、隣のオタクが私のことを惚れ込んでいるんです。ある日、突然、私のことを「エンジェルちゃん」って呼び始めるんです。ふふふ(笑)。それでコスプレを渡されて、私は優しくて断れない妻の設定です。それで「そんなもの着れないです。ちょっとだけですよ」って着始めて、最終的に何故か愛し合ってしまうんです(笑)。
── コスプレですか! 何のコスプレを着たんですか?
塔子 メイドさんです。その役が弱みに付け込まれそうな芯のない感じで、優しくて言うことを聞いてしまいそうな奥様がめちゃめちゃはまり役だったらしいんですよ(笑)。撮影自体が楽しかったこともあるんですけど、いつもレビューを書いてくださる熱心なファンの方がかなり評価をしてくださったんです。ちゃんとストーリーもあって、その中にエロがあるのでピンク映画が好きな人も、すごく楽しめる作品かなと思っています。
あとはワープエンタテインメントのぶっかけモノで『熟シャッ!! 熟女を溺愛するカタチ 並木塔子』があって、監督とヤン・シュヴァンクマイエル(チェコスロバキアの映画監督)の話で盛り上がったんです。
その『熟シャッ!!』の中にちょいちょいイメージシーンが入ってくるんですけど、それがダークな夢みたいな感じで展開されていたり、衣裳がすごいおしゃれだったりするんです。ぶっかけモノはきれいな人を汚すことに意味があるから、ものすごくきれいにしてくれたんです。だから作品として好きです。すごい大変だったし、見てもらいたいと思います。おすすめですね。
熟シャッ!! 熟女を溺愛するカタチ 並木塔子
── こお2本を見れば「タワーボッキ」確実で投票にも弾みがつきますね。AV作品以外では見てもらいたい作品はありますか? 塔子さんと言えば演技力なので、作品を見て投票に繋げて欲しいので。
塔子 ピンク映画の代表作が『恋の豚』以降はそんなになくて、最近撮って、まだ公開されていないんですが障害がある役とか殺されちゃう役とかが多くなってきました。オークラ映画で1月公開の作品がうつ病の役で、危うい感じの女性を演じさせてもらったんです。その役は演じていてすごい楽しかった。リアルな感じになったと思うのでエロいかなあと思います(笑)。見ていただきたいです。
恋の豚
── 1月に上野オークラ劇場で公開されるので、見てもらい、さらに投票に弾みがつけばいいですね。
塔子 はい。
── スカパー!アダルト放送大賞2020授賞式は3月で先なんですけど、当日、ファンからかけて欲しい声援とかあります?
塔子 「頑張ったね!」とかかな。誉めてもらいたいです。あとは「かわいいよ!」とか誉めてもらいたい(笑)。
── 授賞式に着る衣裳は決めていますか?
塔子 まだ決めてないです。
── 熟女女優さんは和服が多いですね。
塔子 和服なんですか!?
── 熟女女優さんは多いですけど、塔子さんは和服のイメージではないかな。
塔子 ドレスでタイトな感じでいこうかなあと。
── ドレスは色かぶりをノミネート者が敬遠しますね。
塔子 どうしよかな? 赤か黒かもしれない。
── 黒は似合いそうですねえ。どんな姿で登場するか楽しみにしています! では、最後にファンの方にメッセージをお願いします!
塔子 いままで演技や歌やAVとやってきて、いろんな面を見てもらってきました。こっちの面は好きで、こっちの面はそんなに好きじゃなくて、こっちの活動だけは応援しているっていう方がそれぞれにいっぱいいると思うんですけど、この熟女賞を獲ることによって、それぞれの活動や可能性ががもっと広がっていくので、楽しみにしていることが増えていくかもしれないし、そのために応援してもらえたら嬉しいなあと思ってます。ファンの方が「毎日、投票したよ」って言ってくれることに、すごく励まされているので、ありがとうございますという気持ちです。
── 投票最終日まで全力で頑張ってください!
(撮影・インタビュー:神楽坂文人 協力:ライフプロモーション)