スカパー!アダルト放送大賞でもいい結果が出たら嬉しいです!
── 話は変わるんですが、昨年12月に弊社から出た小倉さんの写真集『美熱』のサイン会で「デビューして一年くらい経ったとき、ちょっと天狗になりかけてたけど、マネージャーに怒られて目が覚めた」と言っていましたが?
由菜 えへへへ(笑)。そんなこと言いましたっけ?
── いい話だったので、ぜひ書いておきたいなと思いまして。照れなくてもいいですよ。
由菜 あああ、はい。デビューして一年経つくらいのときに、いま思うとちょっと生意気になってたんだと思います。それでマネージャーに「おまえごときが調子にのるな」って言われて。「そうだよなー、わたしなんかまだまだ大したことないんだよなー」って気づいたんです。でも、本当に甘やかしてくれないんですよ(笑)
── 担当マネージャー以外は優しいですか?
由菜 優しいです。たまに他のマネージャーさんが付いてくれたときは「荷物持つよ」って言ってくれるんで新鮮ですね(笑)。
── マネージャーさんに聞きますが、何故、小倉由菜ちゃんには優しくないんですか?
担当マネージャー 何で僕に振るんですか(笑)。
── マネージャーさんは甘やかさないって決めているんですか?
担当マネージャー はい。
由菜 でも、他の女の子には優しいんですよ(笑)。
── マネージャーさんはどうして優しくしないんですか?
担当マネージャー 小倉は調子に乗るタイプなんです。
由菜 まあ、でも、そうなのかなあって。慣れちゃうんです。優しさに。それがはたから見たらどう見えているのかが分からなかったんです。あと、そばには厳しく言ってくれる人もいなかったし。みんな優しくしてくれているから、それが普通だと思っていました。社会に出たこともないので、初めて社会に出てこんなに優しくされたら、こうなっちゃうだろうなって(笑)。気づけてよかったです。
── ちょっと方向性が変わってきたの、肝心の話を聞かないと! 今回スカパー!アダルト放送大賞2020女優賞にノミネートされましたが、賞レースは初めてですか?
由菜 メンズサイゾーさんの賞くらいです。
── PRのコツなど周りに聞きましたか?
由菜 全く何も聞いてないです。
── SNSなどで投票の呼びかけは毎日していますか?
由菜 毎日するようにはしています。それくらいです。あまり期待していなんです。ははは(笑)。その方が楽かなって。ストレスが身体にきちゃうんで。熱とか出たりするんです。だから、あまり考えすぎるのはよくないなって。いい結果になったらいいけど、別に獲れなくてもしょうがないよね、なるようになるかなって思っています。
── 女優賞に親友で同じ事務所の先輩であるあおいれなちゃんもノミネートされていますがどう思いました?
由菜 「え~」って思ったけど、辞退することもないかなあと思いました。仲がいいからいいかなって。
── あおいれなちゃんとそのことで何か話しました?
由菜 この間、一緒にご飯に行ったけど、まったく話題は出なかったです(笑)。
── 今回のノミネートに意気込みはありますか?
由菜 ツイッターで「投票しました」とか報告してくれる人がたくさんいるし、タイや韓国や台湾からも「投票しました」ってきます。日本語分からないのに頑張って投票してくれたんだなって、ありがたいなあと思います。
あと、投票も時間と手間がかかるのにしてくださって、ありがたいなあと思います。投票期間はあと1週間くらいですが、毎日、投票してくれたらすごい票になると思うので、みなさんのことを信じています。私は呼びかけることしかできないので。
── それではまだギリギリ新年ですので、今年の目標をどうぞ。
由菜 今年は心身ともに元気でいるのがいちばんかなと。志を高く持てるように頑張ります。あとは自分に自信がないので、ちょっと自信が持てるようになればいいです。スカパー!アダルト放送大賞でもいい結果が出たら嬉しいです!
── AVでの目標はありますか?
由菜 ベスト盤を出したいです。2019年はやりたかったことが叶っちゃったんです。他メーカーに出たいっていうのもナチュラルハイさんやKMPさんとのコラボ作品に出られたんです。共演作も(本庄)鈴ちゃんとしたし。それが叶ったのでどうしましょうね? 考えてなかった…。あっ! 『憑依バカッター 小倉由菜 エロバカ行為怒涛の20連発 大大大炎上SP』みたいなド企画モノをめちゃめちゃやりたいです。犯される作品ばかりだと気がめいってしまうので、ポップな作品にたくさん出たいです。
あと『憑依バカッター』で私を知ってくれた人が多くて、あれが素だと思っている人が多くて、ちゃんと話しているところを見た人から「小倉由菜ちゃんってこういう子だったんだ」って言われました。全裸でチャリンコ乗っているのが素だと思われるとこまるので、ちゃんとしたところも見てもらえるようにがんばります。
(写真・インタビュー構成 神楽坂文人 インタビュー・デラべっぴんR編集部)