腕立て正常位はエネルギーの無駄
正常位で大して腰を振っていないのに驚くほど早くバテる人多いんですよね。その特徴は、脚を後方に伸ばしてしまっていることです。
膝をついた腕立て伏せみたいな形で腰をペコペコ動かす運動は、腰の動きも定まらないから気持ちよくないし、男性の体力の消耗が激しいです。
バテてるのに射精感はどんどん近づいてくるので半勃ちなのに射精することもあってビックリです。
正しい正常位は、脚をしっかりと開いて女性の骨盤の横に膝を着きます。肘から手首までをしっかりベッドに着けて上半身を支えるか、腕を伸ばし手のひらをベッドに着いて背筋を伸ばして体を安定させます。
この体勢だと膝を内ももの筋肉を動かすだけでも規則的なピストンができてしまうので、あまり疲れないんですよ。ちんこを挿入する深さやピストンの幅も調整しやすいです。
動かすのは骨盤だけ
バックで動く時にも、体全体を使って腰を前後に振る人も多いですね。これもガスガス荒いだけで気持ちよくないピストンなんですよ。そしてこれもバテやすいです。
良いピストンは、骨盤だけを前後に振るピストンです。
上半身と脚は全く動かさずに骨盤だけを細かく振るので全然疲れません。しかも振り幅が一定に定まります。ここが大事なところで、同じ所を同じ力で刺激し続けると女性が中イキできる確率がグッと上がります。
ベテランAV男優の黒田さん、しみけんさん、森林さんなんて本当にブレのない一定の
ピストンですよね。
変なことしない
セックスで女をヒィヒィ言わせたいと思う男性の中には、昔からあるセックスハウツー本を読んで変なピストン法を実践している人がいます。
よくあるのが挿入したままお尻で「の」の字を書くように動かすとか、「九浅一深」といって九回浅いピストンをして最後に深く一回ピストンするとか(笑)、「碁盤攻め(笑)」といって入れる時のスタート一を微妙にずらしながら(笑)出し入れするとか(笑)。40代、50代になると急にこういう人が増えます。
「の」の字は短小の人がやると恥骨がクリトリスに食い込みすぎて痛いし、長すぎると膣奥が破れそうです。中肉中背のちんこでも途中でリフレッシュのために10秒くらいやってみるならいいものの、何度も何度も「の」の字を書かれても……。
長めのちんこで出し入れをしながらの「の」の字は最高ですが、高等すぎるテクニックです。
「九浅一深」も何となく凄い効果がありそうな響きですけど、実際は別にって感じです。最後の一深に力が入りがちで、後から痛くなるので最中から憂鬱になります。
「碁盤攻め」なんて何ゴチャゴチャやってんの?って笑っちゃいます。「攻め」とか言ってるけど完全に名前負けです。
名前のついてるセックステクニックって何でこんなに地雷なんでしょうね。
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よく「単調な刺激よりも強弱を」と言いますが、ピストンに関して言えば、単調が基本です。ランダムなピストンは腰がふらふらした下手くそな証拠です。しっかり腰を据えて、同じ幅で同じ強さのピストンを続けるのが良いピストンです。
一定のピストンを刻めない人は、まずは体幹を鍛えてみて骨盤周りの動きを柔軟にする体操をやってみたらいいんじゃないでしょうか。ピストンは速さでも強さでもなく質なので何歳から練習しても遅くないですよ!
(テキスト:Betsy)
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