女性の”好きと嫌いだけで普通がない”性質や、急にエロい感じになる理解不明な性欲など、男性がわからない女性の真理を、女性ライター・Betsyが自身のエロネタをはさみつつ解説!
第10回は「SEX時の腰使い!」
スパンッ!スパンッ!っていい音出して腰振ってりゃいいわけじゃないんです!
モテたい&ヤりたい男性必読です!
↓前回までのコラムはコチラ
何だその情けない腰の振り方は!シャキッと腰振らんかい!!
初めての相手とセックスする時に心底がっかりすることがあります。短小・真正包茎・早漏の3点セットと同じくらい、いやそれ以上に残念かもしれません。
それは腰の振り方が下手くそすぎることです。「腰の振り方で上手い下手なんてあるぅ?」と思う人もいると思いますが、上手いも下手もあるんですよ。例えば女性でも、騎乗位でリズミカルにグイグイ腰を振って射精まで導くことができる人と、ぎこちなくモゾモゾとしか動けない人がいますよね。それと同じで、男性もイケる腰の振り方と、絶対にイケない腰の振り方があるんです。
初めてセックスしてみた時に情けないヘナヘナした腰の振り方された時には、「何だその情けない腰の振り方は!シャキッと腰振らんかい!!」って言いたいですし、手取り足取り指導したい気持ちでいっぱいになりますし、最終的には「もういいや私に任せろ」って言って騎乗位で腰を振り倒したいです。それくらい腰の振り方は大事なんです。
女性からのクレームとして「もっと前戯を長くしてほしい」「痛いから優しくして」と言われることはあったとしても、腰の振り方について言われたことがある人は少ないんじゃないかと思います。なぜなら、男性の腰の振り方を言語化するのはすごく難しくて、「なーんか違うんだよなと」と思っても、どんな風に腰を振って欲しいのか説明できないからです。そこで世間のガールズたちに代表しまして、私が良いピストンと悪いピストンについてお話しします。
勢いよくブチ込まない
女性からのクレームを総じて言うと、激しく突くピストンが最も評判が悪いです。
特にバックですね。バックだと亀頭が膣の奥にある子宮頸部に直撃しやすいです。子宮頚部は、激しい突きでなくても体位を変えてすぐなどは鋭い痛みに「う゛っ」と思わず声が出てしまいます。バックで背中を丸めてしまうのはこの痛みに対する恐怖です。
昔SNSで裏アカウントの男性が、ナンパした女性とのセックス動画をあげていて、「オラァ!オラァ!」と言わんばかりにバックから勢いのある激しい突きを何度も繰り返していました。「俺の突きで女の子ヒィヒイやぞ! 凄いだろドヤァ!!」という気持ちで載せたと思うんですけど、その投稿を見た女性アカウントたちからの声は「わぁぁこれめちゃくちゃ痛いやつじゃん……」「女の子の声あえぎ声じゃなくて悲鳴だよ」というような内容の、かなりネガティブなコメントが並んでました。
どんな体位でも、勢いをつけたピストンは厳禁です。
生理のバイオリズムによっては子宮頚部が硬い時、子宮頸部の位置が若干下りてきている時もあるので、激しめのセックスが好きな女性でも最初から勢いよくぶち込むのはやめましょうね。
挿入したらいきなり動かない
これは子宮頸部の痛み防止の意味もあるんですけど、膣をちんこの形に慣らすという意味もあります。
膣ってセックスの時には14、5㎝のちんこでも丸々飲み込むことができますけど、普段の奥行きは10㎝ちょっとなんですよ。
挿入した瞬間からめちゃくちゃ押し拡げられて伸びるわけではないので、挿入してすぐピストン運動を始めてしまうと、違和感を感じたり、気持ちよさを感じにくかったりする人も結構います。最初はゆっくり挿入して、奥まで入れたらしばらく停止してみてください。なじませてからの方が感じやすくなってます。
いいですか、挿入したらなじませる。それだけで‟わかってる男”認定です。なじませている間はキスでもしといたら丁度いいです。