好きな体位はバック。得意な体位は……ないですね
── それではそのまま、AV女優になるきっかけをお伺いします。
枢木 興味があったので自分で応募しました
── 見たことは?
枢木 ちょっとあったんですけど、がっつり見たことはなくて。
── スマホでちょいちょい?
枢木 そうですね。
── 女子って、サンプル動画、よく見ているんだよね(笑)。男と興奮のポイントが違うんでしょうね。設定とかシチュエーションだけで良かったり。
枢木 ああああ(納得)
── さてAV女優になりまして、デビューしました。関西弁をそのまま使うのを決めたわけですね。
枢木 そうですね。関西弁がバリバリなので、「そのまま」っていうだけですけど。
── しかも全国の憧れ、京都弁ですから。
枢木 あはははは(笑)。
それほんまですか?(笑)ありがとうございます。
── 撮影1本目の話をお願いします。
枢木 1本目は緊張しましたね。
── 前日は寝れました?
枢木 あまり寝られなかった記憶があります。撮影が始まると最初は普通のシーンからで、慣れている仕事のことだったので、セリフらしくなかったので大丈夫でした。
── プレイ的にはどうでした? AV女優前に、彼氏とはがっつりSEXして、自信満々とかありましたか。
枢木 そこまでがっつりではないけど(笑)。するにはしてましたけど、そんなスキルがあるわけでもなく、なんだろう……3本目のキャンディの「人がいっぱいいる場所で…こっそり限界羞恥セックス!! 枢木あおい」のとき、監督から、「フェラチオの仕方」を教わりました。「手を使わずに口だけだとイカないから」とか教えてもらうぐらいに、テク的なものはなかったです。
── 彼氏とのSEXではそこらへんのテクニックは磨かなかったんですか?
枢木 なんか私の場合は、やっていたとしてもほぼ受け身? 何をされても分からんまんまやっていて、検索をすることも研究することもなかったので、「なんとなくやり方は分かるけど」みたいな状態でした。
── AVの現場で細かく教えてもらえたってことですね。それで、AVのSEXは気持ちよかったですか?
枢木 1回目の絡みは緊張しまくっていて、記憶に残っていないんです。その後は気持ちいいです。
── 好きな体位と得意な体位は?
枢木 好きな体位はバック。得意な体位は……ないですね。そう考えたら。VRが多いので騎乗位とかは数をこなしているんですけど、上手くできなくて。正常位の上手いという概念は何なんだか分かりません。
── VRにも最近は正常位作品が出てきたよね。例えば、座っている足の間から枢木ちゃんが出てくるとか、新機軸がもっと出てくれば、VRはさらに売れるとは思いますよね。
枢木 正常位は、最近はよく撮ってますよ、カメラを斜めにして。
── バックの気持ちいいところは?
枢木 ただただ、気持ちいい。後ろを振り向いてのキスもいいです。キス自体は好きなんで。
── AVだとバックでキスするときは、後ろから手を引っ張ったり、体をひねらせたりとかなり無理な体制になりますけど、普通、そんな苦しいことはしませんからね。
枢木 やんない(笑)。だから、誰でもいいただSEXするだけなら、バックなんだろうけれど、好きな人だったら正常位がいいし、騎乗位がいいし。対面座位もいいですね。そういうのが好きです。
── チューが好きでバックが好きだと、寝バックが好きな人が多いんですが、あおいちゃんはどうですか?
枢木 それは別に関係がないですね。うん、普通のバックか立ちバックのほうが好き。
── まぁ寝バックが好きと公言する女子は、本当にSEXに対して横着ですけどね(笑)
枢木 うん(笑)。私自身、寝バックはあまり気持ちよくないですから、自分からはお願いしませんね(笑)
(取材&写真:麻雅庵)