東京・秋葉原にある「大人の秘密基地」ことラムタラ。そのラムタラ最大級にして、AVショップ&イベントの殿堂でもある「ラムタラMEDIA WORLD AKIBA」で働く美人店員・佐藤花ちゃんのAVレビューが第5回を迎えました。
佐藤花ちゃんは前回の連載でAVデビューをカミングアウト。2021年1月1日に老舗AVメーカーのMAX-Aから晴れてデビューが決まりました!
ということで、“AV女優”・佐藤花の感じるAVレビューといきたいところですが、そこはラムタラ店員としての誇りがあるので“秋葉原ラムタラ店員”の称号は残しています。AVデビューのインタビューはすでに掲載されていますが↓、ここではこれまで通りAVレビューをしてもらいます。
今回、佐藤花ちゃんが選んだ作品は神宮寺ナオちゃん出演の「歓迎会で終電を逃した僕に『先輩うちに泊まっていきます?』と肉食系の新卒女子が小悪魔な甘い囁き。誘惑に負けて何度もSEXした」(MOODYZ)です。熱心にメモを見ながら、レビューインタビューに応えてくれました!
佐藤花の感じるAVレビュー【第5回】
── AVデビューを発表してから、なにか変わりましたか?
佐藤花(以下、佐藤) 反響が結構あって嬉しいです。
── ラムタラでも反響はありますか?
佐藤 私は事務所やバックヤードで働いているので、レジにはいないんですけど、お客様から「花ちゃんはいないんですか?」ってレジ係の方が聞かれるようです(笑)。
── もう人気者ですからね! イベント係は時々やっているんですよね。最近、会ったAV女優さんはいますか?
佐藤 最近は波多野結衣さんに会いました。
── おっ! 世界のハタノですね。どうでしたか、波多野結衣ちゃんは?
佐藤 「世界のハタノ」だと思いました。
── ははは(笑)。そのままじゃないですか(笑)。
佐藤 オーラがすごかったんですけど、気さくに話しかけてくださりました。
── いま、人気のAV女優さんは全員、性格がいいですからね。佐藤さんも“世界のサトウ”を目指してください! AVデビューの詳しいインタビューは12月25日前後に当サイトで掲載予定ですから、そちらを読んでもらいましょう。
── では、AVレビューにいきますか! 今回、選んだ作品はなんでしょうか?
佐藤 今回はMOODYZから発売された神宮寺ナオさんの「歓迎会で終電を逃した僕に『先輩うちに泊まっていきます?』と肉食系の新卒女子が小悪魔な甘い囁き。誘惑に負けて何度もSEXした」です。
── 内容はどんな感じですか?
佐藤 簡単に説明すると、会社の先輩社員が終電を逃しちゃって、小悪魔な新卒社員の神宮寺さんの部屋に連れ込まれるんです。しかも、その男性社員には彼女がいるんですけど、その場のノリでやっちゃうんです。
── 日常でもありそうなシチュエーションですね。
佐藤 ありそうですよね。
── この作品を選んだ理由はなんですか?
佐藤 MOODYZさんの作品はあまり観たことがなかったのと、神宮寺ナオさんのツイッターを見ていたら、かわいいなあと思ったんです(笑)。それで検索したらいい作品そうだし、新作だしレビューしやすいかと思って選びました。
── 「逆NTR」ってパッケージに書いてありますね?
佐藤 神宮寺ナオさんからの目線だと「寝取り」で、男性目線からだと「寝取られ」です。
── こういう浮気をする男性はどうですか?
佐藤 見た目がチャラそうなんですけど、性格が童貞っぽいところが面白いなと思いました(笑)。
── ははは(笑)。男優の見た目と役作りがですね(笑)。逆に神宮寺さんは小悪魔系で肉食系。イメージにピッタリですね。
佐藤 神宮寺さんの強気な感じや表現力がすごいんです。特に誘うシーンの目がすごくてイタズラっぽい目をするんですけど、そこが魅力的でピッタリのキャラクターでした。男性は最初、彼女がいるから背徳感がすごかったんですけど、だんだん神宮寺さんに気を許すところがグッときました。
── 神宮寺さんがメロメロにさせちゃうんですか?
佐藤 そうです。
── 神宮寺さんは新卒の設定ですけど、すごく積極的ですね。
佐藤 会社でも仕事ができて、みんなに尊敬されているんです。
── 佐藤さん自身、こういうシチュエーションはありましたか?
佐藤 いままで一度もないから、ちょっといいなと思いました(笑)。
── 佐藤さんはマジメなので自分から誘うなんてしません! 佐藤さん自身がいちばん興奮したシーンはどこですか?
佐藤 カラミとカラミの間にフェラチオのシーンがあるんですけど、男性が彼女とテレビ電話をしているのにフェラチオをされるんです。そこが面白かったです。彼女に電話をしていたら、突然、神宮寺さんにズボンを脱がされてフェラチオされるんです。ドキドキしました。
── 「顔は彼女で、体は神宮寺さん」みたいなAVですね(笑)。
佐藤 しかも、彼女も電話越しに脱いでいるところがいいなと思いました。
── バーチャル3Pだ! 落ち着かないけどドキドキします。佐藤さんは実際にそういう経験はありますか?
佐藤 ないです。
── 憧れますか?
佐藤 面白そうですよね。
── ぜひ、AVで実現させてください。あとはどういう展開がありましたか?
佐藤 お風呂場でしたり、お酒を飲んで酔っぱらってしたり、男性が帰ろうとする直前に「もう一回」ってしたり、基本、カラミが多くて何回もやっているんです。一回戦が終わったと思ったら、すぐに二回戦が始まるんです(笑)。
── 男女ともに絶倫なんですね?
佐藤 そうです。
── 絶倫なセックスは憧れますか?
佐藤 すごい体力を使いそうだなって・・・。
── 冷静に分析しますね(笑)。佐藤さんは一回戦終わったら、どのくらいで二回戦にいきたいですか?
佐藤 そこは秘密です(照)。
── すいません。相変わらずセクハラ暴走してしまいました・・・。男性ユーザーの視線から観てのヌキどころはありますか?
佐藤 神宮寺さんは「こういうことをしてほしいんでしょ?」とか、強気なキャラなんですけど、少しずつセックスに余裕をなくしていき、最終的にMっぽくなるんです。本当にイッているんでしょうね。めちゃめちゃエッチがよさそうな感じでした。いろんな場面でイッてしまうシーンがあるんです。
あと、本気度を感じさせるのが神宮寺さんの背中や首筋の汗がすごいんです。その辺がリアルでエロいです。そこが男性目線的にはいいのかなって思っています。最後のシーンでバックから激しく挿入されるんですけど、そこがいちばんヌキどころです。酔っぱらって遊びでセックスをしていた感じが、最終的に男性に恋愛感情を持つような描写があるんです。そこは観ている人が男性に感情移入できると思います。
── なるほど、感情移入できるAVは名作です。
佐藤 みなさん「ここのシーンがいい」、「あそこのシーンがいい」ってお気に入りのシーンができると思います。
── 目の付け所がプロですねえ。ちなみに、いま「バックから激しく挿入される」って言ったときに、佐藤さんが無意識に手をパンパンって叩いていた姿がかわいかったですねえ(笑)。
佐藤 ははは(笑)。そんなことしていました?
── はい。純情でいいですねえ。この作品は歓迎会の設定ですね。今年は忘年会、新年会があまりないと思いますが、こういうシチュエーションは萌えますか?
佐藤 ありえそうな感じはします。
── 佐藤さんが逆に男性社員から飲み会後、誘われたら付いていきますか?
佐藤 私ですか!? いや~・・・、時と場合によります?
── どういう男性ならいいですか?
佐藤 どういう男性っていうのはないんですけど、次の日に仕事がなければいいです(笑)。
── がはは(笑)。マジメですねえ。あと、作品では女性が自分の部屋に男性を誘っていますけど、佐藤さんは自分の部屋に呼びますか?
佐藤 ありだと思います。誘われた男性にとっても特別感がありますよね。ラブホテルだとするために行くだけですけど、自宅だと事務的じゃなくていいです。
── 日常の部屋を見せることは、男性にとってもすごく気があるんじゃないかって思わせますよね。この作品はどういう方におすすめしますか?
佐藤 Mッ気のある人や小悪魔系女子が好きそうな童貞っぽい男性にはいいと思います。あとは個人的にいちばん最後の神宮寺さんに恋愛感情が少し芽生えるシーンがよかったんです。最初は遊びみたいな感じでしたけど、急に「好き」とか言うところが女性向けなのかなとも思いました。途中まで男性目線で観ていたんですけど、最後は女性向けかもしれないと思ったんです。全体的に細かい描写や設定がリアルなので、そういうところにも注目です!
── その視線は女性ならではでいいですね! 男性だと賢者タイムで最後のシーンは観ないし、ストーリーはあまり追わないですから。そういう細かいところに気が付く佐藤さんはさすがですよ! 1月から晴れてAV女優になりますが、こういうNTR作品はやってみたいですか?
佐藤 男性を自分から責めたことがあまりないので、Sキャラは主観やVRでやってみたいです。NTRもそうですけど、私もできそうだなって思っています。
── それは来年に向けてのお楽しみですね! このレビューは来年からも続くので読者にレビュアーとしての抱負をお願いします。
佐藤 いままではSM作品とか偏った作品を観ていた気がして、今回のように女性が責める作品をあまり観てこなかったんです。でも、今回、面白さを知ったので、今後は全然知らなかったいろんなジャンルの作品を観て、私の視点でレビューしていきたいです!
── 来年も月イチ連載を楽しみにしています! 佐藤さんのデビュー作もレビューしてもらお言うかなあ。