8月に初のワンマンライブを開催したばかりの青空ひかりちゃんが早くも2回目のワンマンライブ「月で逢いましょう#25」を10月26日に東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンで開催。前回はギタリストの福田正人さんだけでしたが、今回はピアノに平方元さんも迎え豪華なライブとなりました。
月で逢いましょう#25
ステージにはガラスの靴が飾られ、今回はシンデレラのイメージで登場したひかりちゃん。
1曲目は懐かしの名曲『かもめが翔んだ日』(渡辺真知子)を朗々とした歌声で聴かせてくれます。このような昭和の名曲は「小さい時からおじいちゃん、おばあちゃんと紅白歌合戦や古い歌の番組を観ていて覚えたんです」と、以前インタビューで語っていたひかりちゃん。今回もこの曲をはじめ昭和の名曲が多数ラインナップされました。
曲後は「歌に合わせて緑のドレスでかっこよく決めようと思っていたんですが間に合わず、タンスに眠っていたこの白い衣装を引っ張り出しました。このドレスもみなさんの前で披露できて喜んでいるかと思います」と秘話を公開。
前回のライブは「緊張でパニックだった。今回は新たな気持ちで楽しみにして来ました。みなさんと一緒にステキなステージを作り上げていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします」とMC。今回は2回目のライブとあって少し余裕が見られる表情で話してくれました。
2曲目は『雫』(スキマスイッチ)で平方さんと絶妙なハーモニーを見せ、3曲目の『瞬間センチメンタル』(SCANDAL)は情熱的に歌い、熱い“ぴかキンワールド”へファンを誘います。
3曲を歌ったところで一息つき、「人前に立ってなにかをすることにすごく苦手意識があってめちゃめちゃ避けてきたけど、自分の中で慣れは大事だと思った。みなさんの温かい空気や応援の力が、私の中で安心させてくれる材料になっています」とファンへ感謝の言葉を述べます。
そして、ライブの2曲目、3曲目はアニメ曲縛りで選曲したと述べ、「これから歌う歌もアニメやドラマやCMで流れた曲なので楽しみに聴いてくれたらと思います」と、これまた懐かしの名曲『異邦人』(久保田早紀)を歌い美声を震わせます。
5曲目はひかりちゃんのMC通りドラマ主題歌にもなった『銀の龍の背に乗って』(中島みゆき)を力強く歌いファンを感動させます。この時の配信映像はモノクロに切り替わり、ノスタルジーを喚起させるニクイ演出が施されましたので配信映像にも注目です。
ライブも佳境に入り6曲目は『CITRUS』(Da-iCE)を7曲目は『春よ、来い』(松任谷由実)と両曲ともドラマ主題歌縛りで盛り上げてくれました。『春よ、来い』ではアダルティーな雰囲気のひかりちゃんが見られ、アーティストとしての貫禄も感じられました。
歌い終えると深々とお辞儀をし一旦ステージを去りますが、アンコールの拍手に応えて再び登場。
「アンコールありがとうございます」と挨拶をし『アイネクライネ』(米津玄師)を切なく歌いファンの感情を一気に惹きつけ、ラストはみたび懐かしの昭和ソング『想い出がいっぱい』(H2O)を優しい歌声で聴かせてくれました。
2回目のワンマンライブを終えたひかりちゃんは「最後まで青空ひかりの歌を聴いていただき本当にありがとうございました。みなさんと一緒にステキなこの空間を作っていけたのではないかと思います。これからも青空ひかりの成長をたくさんのみなさまに見ていただけたらと思いますのでよろしくお願いします」とメッセージを送りライブは無事に終了しました。
前回のライブからたった3カ月ですが歌やステージ度胸も成長し、堂々としたライブを見せてくれたひかりちゃん。今後、ミルキーポップジェネレーションを支えていく存在に成長していくのではないでしょうか!
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(写真・取材 神楽坂文人)