第一回在アダルト業界青森県人会イベントレポート！
セクシー女優は身元バレ、地元バレを避けるため出身地はフィクションであることが多いのですが、今回行われたイベントは超画期的！ 出身地を堂々と明かし、地元愛を語るのですから、これまでになかったタブーへの挑戦ともいえる企画です。
その革命的なイベント「第一回在アダルト業界青森県人会」が8月3日、アダルトイベントの殿堂であるレフカダ新宿で開催されました。
同イベントは青森県出身のパラダイステレビ名物社員・ガッキーさんが企画。それに賛同したのは青森県野辺地町出身の望月あやかちゃんと青森県三沢市出身の北乃ゆなちゃん。当日、青森県では数年ぶりにねぶた祭が行われているとあって、会場は青森県一色に染められました。
そのねぶた祭が話題になるとさっそく「アスパム（青森県観光物産館）に行けば、ねぶた祭開催中はヤレる！」と盛り上がる2人。この情報をもとに来年は行ってみたいと思います(笑)。
前半は「青森県の基本情報」を伝えるコーナーからスタートします。あやかちゃんの出身地である野辺地町は「いまは『町』だけど、もともとは『村』で合併して昇格した」とのこと。
一方、三沢市出身のゆなちゃんは「高校は野辺地町だった。電車を逃すと野辺地駅のそば屋で時間を潰していた」とのことで2人はニアミスしていた可能性があるのです。ここが地方の面白いところです。
その電車話が飛び出すと、「青い森鉄道」や「モーリーくん」という言葉がすかさず出てきます。
そして、青森県には有名人、芸能人が多いということで名前が出るたびにボルテージが上がる2人。中でも「三沢市には寺山修司がいる」と渋い名前を出すゆなちゃんでしたが、ナンシー関さんのことは知らなかった2人。あやかちゃんに至っては「歌を歌っている人ですか？」と勘違いします(笑)。
さらには青森県あるある話にも花が咲き、ゆなちゃんが「イカとホタテ貝をたくさんもらう」と言えば、あやかちゃんも「ホタテの稚貝をもらう」とのことで、高級なホタテが日常的に手に入るのはうらやましい限りです。
奇妙なあるある話としては、「ゴボウを入れる大きな冷蔵庫が家の外にある」、「夏休みは毎日カップラーメン」、「マカロニサラダに砂糖を入れる」とゆなちゃんが言い、「甘口カレーに砂糖を入れる」とあやかちゃんが言い、青森県独特の文化を語ってくれました。
また、「私が紹介したい青森名物」では「ローカルコンビニの『オレンジハート』」とあやかちゃんがプレゼン。それを聞いたゆなちゃんは「『セブンイレブン』は最近できた」と驚きの発言をします！
この他にも菓子パンの「イギリストースト」、「ホームセンター・サンデー」などがプレゼンされ、ローカルCMの「モータースクール」、「エルム」など次々と青森県民しか分からないのですが、聞いているだけで楽しい話が飛び交います。
地方と言えば東京のように民放各社が全部見られないのも特色で、「『笑っていいとも！』は夕方5時からやっていた」とあやかちゃんが言えば、三沢市だったゆなちゃんは「岩手県の電波が入るのでフジテレビ系列の『めんこいテレビ』が見られた」とのこと。これも全国8位の面積を誇る青森県ならではの話でしょう。
このように青森県民しか分からない絶妙な会話で進行した前半が終了。撮影タイムを挟み後半は「上京した青森県民あるある話」がテーマになります。
ここでは「方言とは思わなかった言葉」として「いんずい」が出され、あやかちゃんは「看護師をしている時に患者さんに『いんずいところはないですか？』と聞いていた」とエピソードを紹介。この「いんずい」は標準語で「違和感」というような意味ですが、「ような」と書いたのは、どうやらステージ上の青森県民3人も「標準語では表現できない言葉」とのことで、青森県民独特の感性なのでしょう。
この他にも様々な上京あるある話が飛び出し、最後まで面白く鑑賞できたイベントとなりました。
青森県民しか分からないことが多かったのですが、何故か共感することが多く、企画も新鮮だったため何度も開催してほしいイベントとなりました。可能ならば47都道府県別に行い、ご当地セクシー女優にその土地ならではのあるある話を語ってほしいものです。
今回の成功を受けて、早くも9月に第2回の開催が決定！ 今年、レフカダ新宿で行われたイベントでは最も面白かったので多くのファンに見てもらいたいものです！
（写真・取材：神楽坂文人）
