「うちのダンナ結構ヤバくないですか?」
「お前だって楽しんでんじゃないか」
車のローン、住宅ローンにキャッシングと、大抵の人にはなんらかの借金があるものですが……
それをカンフル剤にしてる変な夫婦がいたんです!!
最初から借金は返すつもりなし?
一口に「借金」とは言いますが、その額や事情は人それぞれ。車のローンや住宅ローンも借金だし、パチンコや競馬といったギャンブルでこさえてしまった借金も、同じ借金っちゃぁ、同じ借金……というわけで、今回は「借りた金の返済方法」に関する記事であります。
というのもある日、編集部に変な電話が舞い込んだんです。
『うちの夫婦を取材しませんか?』
という、30代夫婦の夫を名乗る人物からのものでした。この時点では明らかではありませんでしたが、エロ本編集部に電話をしてきて取材をしてくれと言うのだから、なにかしらエロい自慢があるのだろう、そう思ってお会いすることにしたんですが……。
「すみませんねぇ、いきなり電話しちゃって」
ファミレスで待ち合わせをすると、そこに待っていたのが写真のふたり、夫36歳、妻32歳の水谷ご夫妻だったんです。そして、
「実は、僕が友人に借金してたんですがね……」
と話始める、夫の利雄さん。そして、
「この人、少し頭が変なんですよ(笑)」
と相づちを打つ、奥さんの美代子さん。聞けば、借金の額は5万円だったそうなのんですが……。
「実は僕、その借金をまともに返すつもりは始めからなかったんですよ(笑)」
ほほぉ、これは何かありそうですな。一体、どういうことなんです?
「友人には月1万ずつ返すって話で借りたんですけど、最初の返済日が近づいてきたときに友人に提案したんですよ。今月返せないから、代わりにうちの嫁とセックスすることでチャラにしてくんないかなって」
「ね、頭おかしいでしょ、この人(笑)」
借金のカタに嫁の体を差し出すなんざ、話としては深刻な部類に入るケース。
『おい、てめぇ、借金返さねぇつもりなら、奥さんに働いてもらうしかねぇな』
『すみません、それだけは勘弁してください!』
ってなもんである。しかし、それをあっけらかんと、さも笑えるネタのように話す水谷夫婦。なんですが、奥さんの次のひと言でこの夫婦の正体が明らかになったんです。
「でね、この人ね……お友だちとセックスして帰ってきた私に“どうだった?”って聞いてくるんですよ」
お分かりですね、この夫婦、いま流行りの「寝取られ夫婦」だったってわけなんです。しかも、このあとさらに驚く展開に!
夫が通販で買った寝取られAV!
「ここからはエロい話になるし、実は僕、ちょっと用があるんですよ。ですから続きは場所を変えて、彼女に聞いてやってください」
と利雄さん。で、「な?」と美代子さんとアイコンタクト。すると、
「うん、じゃあ、この辺のホテルに入るね」
おいおい、勝手に話を進めな……そ、そうですか?いいんですかぁ? だってアレでしょ、寝取られ夫婦の奥さんとホテルってことはさ、ねぇ?
というわけで、利雄さんと別れ、奥さんと一緒にラブホにインした記者。ところで奥さん、さっきの借金話が、夫婦が寝取られプレイにハマったきっかけなんすか?
「ううん、もっと前から。うち、結婚6年目なんだけど、3年目くらいからマンネリになっちゃって。そしたらある日……」
利雄さんが通販で買ったAVが自宅に届いた。
「AV観ながらエッチしたいのかなって思ったら、その内容っていうのが寝取られ系だったんですよねぇ。で、うちらもこの遊び、やってみない? って」
最初はバカじゃないの? と思ったという美代子さん。しかし……。
「頼む、1回やってみようよ、俺、興奮すると思うんだよな、お前がほかの男にヤラれてる姿を想像しただけで勃起すんだよ」
と、土下座をされたんだとか。で、奥さんも仕方なく「もぉ、1回だけだよぉ」と了承したそうだ。
《次ページに続く》