葵マリーさん連載コラム第58回。
今回はおなじみTOJIRO監督率いるドグマの撮影現場、最上さゆきちゃん主演『ケツの穴 串刺し拷問 最上さゆき』を多量画像でレポート! 新たなモンスターの出現を目撃!?
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最上さゆきちゃん主演『ケツの穴 串刺し拷問 最上さゆき』を多量画像でレポート!
またしてもモンスターが1人生まれてしまいました。場所はドグマの地下スタジオ。生まれたモンスターの名前は最上さゆきちゃん。
とにかくTOHJIRO監督の事が大好きで大好きで、監督作品に出たくて出たくて仕方なかった、と言うさゆきちゃん。何年も夢に描いていたドグマ現場。そりゃもー朝からキラキラの笑顔でした。
この現場に行き着く数ケ月前。
TOHJIRO監督が「マリーさん。またモンスターが現れたんだよ。しかも只者じゃないモンスター」と嬉しそうに言って来たんだよね。って言うかさ、TOHJIRO監督の面接を受けに来るモデルさんって、大抵モンスターじゃない? 特に最近のモンスターは最高級って付けたくなる位にすんごいモンスターばっかり。でも、今回はそれを上回るモンスターだよって言うんだから、どんな豹変っぷりが見られるのか楽しみでしかないでしょ。
『ケツの穴 串刺し拷問 最上さゆき』
今回は「ケツの穴/串刺し拷問」そうです、前じゃなくて後ろの方。
さゆきちゃんの願望は「アナルを壊して欲しい」との事。TOHJIRO監督も「壊してくれって言うんだよ。どうする?」と苦笑い。こんな顔するTOHJIROさん初めてだな。
撮影当日。勿論、朝からテンション高目なさゆきちゃん。そんな中でも、求められた事を100%やり切る事ができるか? と少々不安そうな顔もしてる。そりゃ生身の人間なんだから、できない事くらいあるよね?って思うんだけど、さゆきちゃん的には完璧を目指したい感じだった。
そりゃそうだよね、なんせ自ら進んでTOHJIROさん指名で来たんだもん。絶対、やり切りたいはず。なんかもう使命感って感じでした。
そして恒例のオープニング。さゆきちゃんとTOHJIRO監督の公開面接。すでにさゆきちゃんの目は求めてる目になってた。今回は、様子を見る公開面接じゃなく、明らかに意思表明の公開面接だったと思う。
今、この時を迎えるまでのさゆきちゃんの生い立ちから、経験してきた話、そしてやっとこの場に来れた感想を淡々と話をしていく。
そしてやっぱりTOHJIRO監督に心の中を見透かされて思わず涙が溢れるさゆきちゃん。
さゆきちゃんは35歳。ちょっと遅咲きながらも、やっと長年の夢を叶えられる時間がスタート。勿論、縄はドグマ専属の縄師/鵺神蓮氏。縄が体にかかった瞬間、ゆっくりと目を閉じた瞬間、とっても綺麗だった。
とにかく絶叫の嵐だった。泣き叫び、嗚咽し、ありとあらゆる汁を吹き出させる。それでも辛い表情ではなく、至福の顔。思わず、ここに来れて本当に良かったねって言ってあげたくなった。
1シーン1シーン終わる毎に、さゆきちゃんの肌の色が何か注入された?って位にピンク色になり肌からも嬉しさを表現してる様でした。幸せだったんだろうなー。
こうして夜中まで撮影は続き、今回もTHOJIROさんはモデルさんの夢を叶え、殻から出してあげ、一皮向けた素敵な女性に変化させました。ほんと救世主だよね。TOHJIRO組に来たモデルさん達、帰る頃にはみんながみんな、きたときと全く違う表情になって、満面の笑顔で「お疲れ様でしたー」って帰って行くもんね。こんな風に、誰を気にする事もなく、誰に遠慮するでもなく、素直に心の底から自分を吐き出せる場所があるって素晴らしい事だと思います。
さゆきちゃんの次回作があるのかどうか分からないけど、さゆきちゃん的には「フィストやりたーい」って言ってた様な気がするんだけどな。さてさて、どうなる事やら?
(文・写真:葵マリー)
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