2021年6月リリース、彼女にとって2本目の前田文豪監督作品。女教師モノとしても2本目の作品です。威圧的な男性教師が、白峰先生の古文の授業で生徒たちを監視していますね。
肩を怒らせ怒鳴りまくる男性教師は、成績もスポーツも三流のこの学校を立て直すためにやって来たのだそうです。1980年代ならあり得た設定なんですが、令和の今に当てはめるにはちょっと厳しいか(笑)。今までみたいにユルい授業はさせねぇからな! と言って生徒たちを正座させる男性教師。戸惑いながらも授業を続ける我らがミウちゃん先生。この教師の方針について行けないと伝えようとして、強引に唇を奪われてしまうミウちゃん先生。これは真っ黒な強制猥褻です(笑)。
その現場を見ていた生徒たちは、あろうことか愛するミウちゃん先生を裏切り者として輪姦してしまいます。成績もスポーツも三流というか、こういうとこだよ! と言いたくなるくろがねでした。ミウちゃん先生を犯して監禁した教室をバリケード化する生徒たち。主犯の少年は他の少年たちも誘い、一晩中白峰先生を教室で犯し続けます。常に複数の生徒相手に前後左右からさし出されるチンポをさばきながらのプレイ。犯されてはいても、技量の高さで魅せてしまうミウちゃん先生です。
レイプものが苦手な人にこの作品の魅力を伝えるのは難しいのですが、とにかく美女、完璧に手入れされた美肌、長身スレンダーなのに胸とお尻に十分なボリュームのある美ボディを前にしてゴリラになってしまう若者たちの興奮に、ひとかけらでも共感するとしたらこの作品は買いです。
深夜になり、輪姦グループの少年たちが疲れて一人抜け、二人抜けと減っていく中、踏み込んで来た件の男性教師を背後からバットで思い切り殴りつける主犯の少年。残っていたメンバーもこれをきっかけに去ってしまい、残るは主犯少年だけになってしまいました。
監禁事件が露見してしまい、学校の外から大声でミウちゃん先生の解放と投降を呼びかける声。「来たらぶっ殺すからな! 」とあくまで投降を拒否する少年。そしてまた白峰先生を犯します。何の救いもありません。とにかくミウちゃん先生を犯す、後はどうなっても良いという強い覚悟がある少年。
そういえば、前田文豪監督作品にはこういう真っ黒な覚悟を持った男がよく出てきますね。この男の視点に立つと、イイ女とのセックスに狂えない周りの男たちの方が狂っているように見えることでしょう。女のマンコにはそれだけの価値があるだろうと。僕はこれを暴力的耽美主義と呼びますが、それはさておきその美の依代として白峰ミウが登場すると、悲しいことに、ただもう衝動だけが加速していくことになります。もちろんそれも白峰ミウの大きな魅力です。