葵マリーさん連載コラム第93回!
今回はSM小説の大家・団鬼六先生の没後10年を記念して、AVメーカーアタッカーズが立ち上げたプロジェクト。団鬼六作品を完全撮り下ろしAV再現!! その第1弾 川上ゆうさんが出演する「原作団鬼六 生贄夫人縛る」の撮影現場をレポート!
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団鬼六先生の没後10年を記念したプロジェクトが始動!!
団鬼六先生の没10年を記念して、AVメーカーアタッカーズさんがプロジェクトを始動しました。
なんと団鬼六作品が完全撮り下ろしで復活。
しかも合計5作品が順次リリースされる予定って凄い事だし、なんて素敵な企画なんだろうって感心。こうゆうのを実行してくれちゃうのはアタッカーズさんならではって感じだよね。
原作 団鬼六 生贄夫人縛る 川上ゆう
そして、その記念すべきプロジェクトの第1弾は「原作団鬼六 生贄夫人縛る」主演は川上ゆうちゃん。
今まで何作ものSM作品の主演を務めているから間違い無しの抜擢。
しかも、原作は鬼六先生だけど、脚本を手掛けたのは我らのママ・神田つばきさん。
主演がゆうちゃんで脚本がつばきさん、そして監督が魁監督、縄師は奈加あきら氏で、完璧なメンバーが揃いも揃った作品「生贄夫人縛る」
もう、最高以外の言葉無いでしょ。
もちろん、現場にお邪魔してきました。どんだけ楽しみにしてたことか。どういう形にせよ、団先生の残してくれた作品にたずさわわれるなんて幸せだもん。
こんな大作の現場は超が付くプロ集団の集まり。無駄な事が一切なく、カメラが回ればしっかりとプロの技を見せてくれテキパキした進行。それでも、それはスタートがかかってる時間内のできごとで、カメラが回ってない裏側では、仲良し組が集まってるから和気藹々。
ゆうちゃん家の子供達、メルちゃんサム君も来てたから、本番以外の時間は皆んながメルサム達に癒されてました。
とにかく、今回の撮影で1番大事なのは、団先生が残してくれたSMを現代のSMにも通用する様に撮らなきゃいけない中に団先生の思いを残すって所だったんじゃないのかな?
団先生の拘りをいかにしてどう表現して行くか?
この辺は、監督の魁さんが上手に映像の中に残してくれてるはず。この現場に居た人達、出演者やスタッフ達、皆んなが同じ思いで「必ず良い作品にする!」って言う意気込みは一致団結してたから間違いなく良い作品にしかならないでしょ。
なんかね、ほんと1シーン1シーン毎、丁寧に撮影されていて、団先生の思いを大事にしてるのが伝わって来る現場でした。
私は団先生には残念ながらお会いする事ができなくて、やっと会えたのは団先生のお葬式に行って手を合わせた時でした。
あれから10年。こうして団先生の遺作の復活作品を目で見て肌で感じる事が出来て幸せを感じることができました。
■アタッカーズ
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(文・写真:葵マリー)
原作 団鬼六 生贄夫人縛る 川上ゆう