初体験は処女と童貞ぎこちなかったのが良かった
── AV出演は、いつ頃から具体的に考えるようになったんですか?
うんぱい 去年の春ごろ、クラブハウスが流行ったじゃないですか。そこで有名AV女優さんたちが話しているのをたまたま聞いたんです。
── ものすごい豪華メンバーのトークルームもありましたね。
うんぱい 女優さん同士で話したり、たまにファンの方も質問をしたり、そのやり取りがすごく印象的で。なんていうか、ファンの人にとって女優さんたちが「憧れの存在!」「女神!」というのがすごく伝わってきたんですよね。
── といっても、うんぱいさんのようなインフルエンサーもすでに憧れの存在なのでは?
うんぱい う〜ん、また違う世界なんですよね。熱量がまた違うというか。女優さんとファンの方のやり取りをリアルに見て、「あーAV女優さんていいなぁ」「私もなりたいなぁ」と思ったんです。
── AVへの憧れや思いがはっきりしたのが、クラブハウスってことか。確かにファンとのやり取りが、あれほどリアルに他の人からも見える場ってなかなかないもんね。
うんぱい そんなことを周りに言ったら、ご縁があって今の事務所に事務所を紹介してもらって。背中を押してもらえたのがありがたかったんですね。
── デビュー前は、AVもよく見ていたんですか?
うんぱい AVに限らず、エロ漫画も色々と読んでました(笑)。私、小さい頃からエロに興味津々だったんです。小さいころは、お小遣いもらったら本屋さんに行って、エロいマンガも自分で買いに行ってたんですよ。エロといっても、少女向けのエロ漫画だったんですが、セックス描写があるものが多くて。そこで色々と妄想を膨らませているうちに、自分でも見よう見まねでエロいイラストを描くようになったり。きっとそれは母親にもバレていたはず。でも、うちは放任主義だったので、なにも言われなかったかな(笑)。
── のびのびと才能を発揮していたんですね。ちなみにうんぱいさんの初体験は?
うんぱい 中学の終わり頃、当時お付き合いしていた同級生の彼氏と。
── 彼氏はどんな感じの人だった?
うんぱい その子は、勉強ができて頭のいい子で。うちの地元が田舎だったので、一緒に下校したり、お互いの家で勉強したり、ほのぼのとしたお付き合いをしていました。
── 健全!
うんぱい でも二人ともエッチには興味があって、相手の家に行ったときに初めてHをしました。それまでひとりでエロ漫画を読んだり、エッチな妄想はいっぱいしていたんですけど、いざ彼氏を目の前にすると妙にリアルで気恥ずかしかったですね〜。
── ちなみにその彼は経験済みだったの?
うんぱい 彼も初めてでした。初めて同士だから、そこまでスムーズなセックスじゃなかったけど彼も彼なりに色々シミュレーションして臨んでいたはず。なんせ頭がいい子だったので(笑)。
── 性にも勉強熱心だったんですね。
うんぱい そうなんです(笑)。でも、私はそういうぎこちないセックスも好きなんですよね。そのときも彼のぎこちなさに燃えたし、「最初はぎくしゃくするのが青春!」みたいな風に思えるんです。
── そこを楽しめるんですね。「ちゃんと彼にリードしてもらいたい!」とか段取りが悪くてイラついたりする女子もいそうなのに。
うんぱい ははは(笑)。その彼とはそれからも1年ぐらい付き合ってました。