自分のことをできるって言わなくて負けず嫌い、あとセックスが好きな子は伸びると思います
—— 渚みつきちゃんはどんな女優さんでしたか?
真咲 まずスキルが高いのですが、とても真面目でずっと台本を読んでくれているんですよ。初めて会った新人の時からそうで、中堅になった今でもずっとスタンスは変わっていないんです。やることを頭に入れて、しっかりやるタイプのできる子ですね。本人はアドリブが苦手だと言っているのですが、自然にできています!
—— 白桃はなちゃんはいかがでしょうか?
真咲 白桃ちゃんは私の中でまだ新人枠でこれからの女優さんだと思うのですが、現時点でレベルが高いので楽しみな女優さんですね。この間、彼女でメスイキを撮ったのですが、ダンスをやっていたからか、ペニバンがめちゃくちゃ上手かったんです(笑)。
—— 凄い! ももちゃんは元々、地下アイドルをやっていましたからね!
真咲 武器が増えてできることが多くなっていったら面白いなって思いますね。美谷朱里ちゃんとかもそうだったじゃないですか?なので、増やしてあげたいタイプですね!
—— 真咲監督が「この女優さんは伸びるな!」と思うのはどんな方ですか?
真咲 自分のことをできるって言わない子ですね(笑)。あとは負けず嫌いで、セックスが好きな子だと思います! 自分でできるって言っちゃう子だと、他の人のことを受け入れてくれなかったりするので、私が何を言っても「それはやりたくない!」って思っちゃいますからね。どんな意見でも受け入れて、吸収しようとする子の方が伸びると思います!
—— 負けず嫌いは、どのような時に感じられますか?
真咲 私が言ったことに対して「より良くしてやろう。」という姿勢が見れた時ですかね。男性監督相手だったら「この監督のために頑張ります!」みたいな子もいるのですが、私の場合は私に言われて悔しいからやる子が多いと思います。
自分も、女優時代は男性監督に「好かれたい」という思いでやったこともあったので、女と男みたいなところが若干あるんですけど、女監督に対してそれはないじゃないですか。私の場合は女優さんが「はい! できます! もっとやれます!」って部活動っぽくなることがあるんです(笑)。売れた作品を見ると、こういうやりとりがあった作品が多いので、やはり負けず嫌いな気持ちは大切だと思いますね。
—— セックスが好きという部分はやはり大切なのですか?
真咲 たまに私が言ったことを全部無視して、自分がやりたいことだけをする時もあるのですが、私はそれがエロければ、これはこれでいいなって思っちゃうんです。楽しそうにエロくやってくれるんだったら、やりたいことをやってくれた方が良いじゃないですか。
—— 例えばそのような女優さんはどなたですか?
真咲 私は山岸逢花ちゃんが大好きなのですが、彼女は意外とセックスになったら指示を忘れるんです。忘れてしまうぐらいセックスにのめり込めるって大事じゃないですか。私はこの状態になった逢花ちゃんが本当に大好きなんですよ! そうなったら「いいじゃん! 好きにやっちゃって!」って思います。
—— セックスへの没頭が素晴らしいですね!
真咲 逢花ちゃんが男優さんを痴女っている時に、そろそろハメてほしくて、私がカメラを回しながらコンドームを渡したことがあったんです。そしたら逢花ちゃんがコンドームを投げ返してきたことがあったんですよ(笑)。カッコいいなーって思いましたね。「前戯して、寸止めして楽しんでるからまだハメたくない!」っていう熱い気持ちが伝わってきたのですが、この時もう深夜の1時半なんですよ。
—— てっきり最初のカラミかと思って聞いていました(笑)。
真咲 最後の最後のカラミですからね。私も含め、スタッフみんなが帰りたいって思ってる時間帯じゃないですか(笑)。その時間にこれができる女優ってカッコいいなって思いましたね。
—— 普通なら空気を読んじゃいますもんね。
真咲 歴が長くなればなるだけ尺もわかってくるので「そろそろ挿れるでしょ?」ってなっちゃうのですが、彼女はそれを無視してセックスに入り込んでいたので、この姿を見た時により大好きになりました。でもそれが売れている理由だと思います!