S1の顔である「葵つかさ」。秋にテレビ朝日の番組で特集を組まれたことで、AV界で稀有な存在だということを再認識させられた。後編はテレビ出演に至る経緯を本人が語ってくれます。さらに、月に一度のAV撮影以外は何をして過ごしているの? にも答えてもらいましたよ!
悪徳エステティシャン役がどんな男優さんか知ったのでもう見ない(笑)
──じゃあ謎の私生活を伺いましょう。どういう暮らしをしているんですか?
葵 みんなと変わらないと思いますよ。いったん5時6時に起きて、猫に餌をやってまた寝て。
──ツイッターにも登場しているラテちゃんですね。
葵 もう7年ぐらい飼ってます。自分の26歳のクリスマスプレゼントとして自分に買ったんです。ずっと共に過ごしてるので、いろんな私を見てると思います。
──ラテちゃんは何でも知ってるんですね。
葵 何でも知ってます。家で泣きわめいてるとこも見てますし。
──変態紳士倶楽部のAV見てオナニーしてるのも見てるんですね?
葵 変態紳士倶楽部見てるって言いましたっけ(笑)?
──4年前にインタビューさせてもらった時に言ってくれましたよ。
悪徳エステティシャンによるマッサージ物が好きって。
葵 マッサージ物は自分が実際に仕事でして、ちょっと違うなって思って、もう見てない(笑)。
──ハハハハハ。媚薬を盛られてもあんなにイキまくれるってことはなかったとか?
葵 体験して初めてわかりました。
まず、悪徳エステティシャンがどんな男優さんか知っちゃってるので。性格も知ってるので、もう見ないです(笑)。
──いい秘話だなー。でもラテちゃんはオナってるつかさちゃんを見てる唯一の存在なんですね?
葵 ラテはもうキョトンとしてます。去勢してるので何してるのかわかってないし。
──では、モーニングルーティーンの続きを。
葵 ラテに餌と水をあげてもう1回寝て、7時半くらいに起きて、白湯か緑茶を飲んでホッとして、テレビをつけて。
その間、掃除して、11時くらいにジムに行って、帰ってきてお昼食べて。
──その日の一食目だ。
葵 うん。家で食べたり、近くにいいお店がいっぱいあるんでランチを食べに行ったり。
その後、ユーチューブ見たり。自分がやらなきゃいけないことをいっぱい書いてるので、それを1個ずつ潰していくみたいな。
──タスクリストですね。ユーチューブはどんなチャンネルを?
葵 朝のルーティーンとか、一般の人がコーヒーを美味しく淹れている映像とか。
──ルームツアーとかも?
葵 ルームツアーも好きですし、インテリアのやり方も参考にしたり。
あと「本要約チャンネル」を流して掃除したりしてます。
──いいライフハック。ためになる情報を得ながら、コロコロで猫の毛と自分の陰毛を取ってるわけですね。
葵 陰毛も落ちてますからね(笑)。
──で、夜になります。
葵 夜ご飯を作って食べて、まあそこからネット配信の映画とかユーチューブを見たりしするし、夜散歩をすることもあるし。
──散歩は1人で?
葵 うん。こないだは歩いて初めて行った街で、初めて行くバーに入ってみたんですよ。楽しかった。
──そういうのいいよねー。つかさちゃんは、お酒は何が好きなの?
葵 お酒はあんまり飲まないんですけど、フルーツ系のカクテルばっかりです。
──友達を誘ってランチやバーに出かけたりは?
葵 お母さんを誘ってます。東京にいるので。
──静かな日常なんですね。つかさちゃんらしいと思うばかり。
葵 あんまり人混みが好きじゃないんで、そういう所は行かない。
服を買いにいったりするのも本当は嫌いなんで通販ばかりになっちゃうんですけど、失敗して、駄目やなぁって。
──靴とか服はリスクあるよね。
葵 うん。人と喋るのが苦手なんですよ、商業施設は。
これからも「葵つかさ」をマイペースでやっていこうかなって思ってます
──話しかけられるのが嫌なんでしょ?
葵 そうなんですよ。買っちゃうんですよね、言われたら(笑)。
──面倒くさいわって。
葵 そう、「これいいですよ」って勧められたら断れなくて。だから行きたくない。
──あと、「葵つかささんですか?」ってのも苦手でしょ?
葵 商業施設でそれはないですね。
──バーでも言われない?
葵 普通にしてたら言われないですよ。
私が、葵つかさだって気づいてよって振る舞いをすれば言われるかもしれないですけど。
──ブルマ穿いてバーに行くとかね。
葵 そんなん絶対あかん(笑)。30になったら普通の生活をしてみようって意識しだして、定食屋に行ってサラリーマン紛れてランチするのも好きになりました。
自分がやりたくなくなったら辞めればいいし、やりたかったら続ける
──で、月に一作の撮影に臨む際のルーティーンってあるんですか? 炭水化物を減らすとか。
葵 そうですね。3日前から食事を気にし始めます。
──多くの単体の女優さんのように、撮影が終わったら、体型を気にせず好き放題食べて過ごして?
葵 ずっとそうだったんですけど、それって毎回大変やなって思うようになって。日々からちゃんとしようって最近になって思い始めて。
──そこは大人になったんですね。
葵 三日前から一生懸命しようっていうルーティンは疲れるので。
──もし、セーラー服を着ようなんて企画を振られたら?
葵 着ますよ。葵つかさにはこれがいいって決めてくださるのなら。
髪も、切ってボブにしたらいいよって言われたら切るし。
──そうか、「葵つかさ」が仕事なんだからね。
葵 そういうことです。
──そして先日、テレビ朝日の『イワクラと吉住の番組』で2週にわたってクローズアップされました。AV女優をやっている1人の女の子として特集されたのは、テレビでは初めてです。
葵 自分が日々してきたことを普通に語ったんですけど、それを見てくれた人が共感してくれたっていうのがよかったです。
話してもわかってもらえないと思ってたし、そういう機会もないですし。
でも、赤裸々に話していいよってプロデューサーさんが言ってくださったので。
いつもテレビ出るってなったらAV女優っぽい振る舞いをしたりとかが多かったんで、テレビはちょっと嫌だったんですけど。
──求められているものはそういうお色気な部分だもんね、基本は。
葵 そうですね。でも、普通に葵つかさの声を聞かせてくれたらいいですよって言われて、そしたら見てくださった方が多くて嬉しかったです。
──多くの人気女優がいる中、僕もテレ朝のプロデューサーのつかさちゃんの抜擢は納得です。
蛙亭のイワクラさんと吉住さんとのトーク。
葵 わかりやすいAV女優のアイコンではないので、最初は葵つかさで大丈夫かっていう一悶着があったみたいなんですけど、プロデューサーの方が「葵つかさちゃんしかいない」って言ってくださって。で、テレビ出て、わかりやすいキャラクターではないんですけど、素のキャラクターを出したんですよ。
──それが、一般の視聴者の反響が大きかったんですよね。
葵 嬉しかったです。
──葵つかさ伝説は始まったばかりだよね?
葵 フフフフフ。
──この先、違うジャンルの仕事もすると思うんだけど、どういう葵つかさが待ってると思いますか?
葵 どうしたいって言ってどうしていくっていう決まった将来ではなく、皆さんをわくわく、ざわざわさせたいっていう気持ちは持ち続けてると思います。
──企画単体の女優さんじゃなく、月1本ですよね、勝負は。どういう意識を持って今、撮影に向かい合ってますか?
葵 企画単体の人の感覚はまったくわからないんです。
月1本じゃん、月1回しか働いてないみたいな言い方される時もあるんです。
でも、それでしかやってないし、月1本でさえも嫌になることもあるけど、そこで自分を出さなきゃいけない。
台本にはない、いいアドリブを出せたりとかした時は、いい作品になるんじゃないかなって何となくは感じてはいますけど。
──ありがとうございます。では読者に向けて、今現在の気持ちを。
葵 AV業界では30越えてっていうのは違和感がある年齢かもしれないですけど、葵つかさは葵つかさですので、そこは特に気にせずにマイペースでやっていこうかなって思ってます。
──年齢って関係ないよね。ライターやってる僕もそう実感しているし。
葵 わかります。自分がやりたくなくなったら辞めればいいし、やりたかったら続けるっていう。誰に媚びることもないし。そこがみんなが今も応援してくれている理由じゃないかなって思います。
——
■そうなんだよ。昔からのほほんとして関西弁のおっとりキャラの葵つかさちゃんは健在だった。定期的にインタビューをさせていただいて、変わらないつかさちゃんを頼もしく思うばかり。
イクことに貪欲なセックスシーンは年々たまりません。本人が言うとおり、デビュー以来、今が一番綺麗だね!
(沢木毅彦)
関連商品
24時間ぶっ通しで3人のM男クン達のお宅に‘葵つかさ’が緊急突撃!アドリブ全開で痴女っちゃうエロエロ淫語お姉さんの1日7発射精ドキュメント
関連商品
葵つかさ 12周年 最新12タイトル全コーナー収録12時間スペシャル