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【香水じゅん写真展本人解説レポート!】「180度の転換」を果たした香水じゅんの2年間の成長を見よ! 新たな魅力を引き出す変化の軌跡が鮮やかに写し出される!

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香水じゅん写真展本人解説レポート!

2021年7月にセクシー女優としてデビューし、テレビやラジオなどでも大活躍する香水じゅんちゃん。被写体としても写真集やイベントで魅力を放ち続けている彼女が、カメラマン・福島裕二さんとともに写真展「シーチェンジ」を開催している。

会場は東京・渋谷のアトリエY原宿、会期は2月21日~3月2日。タイトルには「sea(海)」、「see(見る)」、「she(彼女)」の意味が込められており、テーマは「水」となっている。

「水は形や温度、感じ方によって変化し続けるもの。私もまた、さまざまな表情を持つ存在として見てもらえたら」と語るじゅんちゃん。その言葉の通り、写真展では彼女の新たな一面が写し出されているのだ。

そこで今回はじゅんちゃんに同写真展に関する見どころや撮影秘話などを語ってもらった!

 

写真展全体のテーマとタイトル「シーチェンジ」の意味

今回の写真展タイトルは「シーチェンジ」で、テーマは基本的に「水」です。私の名前が「香水(かすい)」なので、名前の中に水が入っていることもあり、その水をテーマにカメラマンさんとコラボした作品にしました。
ただ、「水」と聞いても、そのテーマはとても大きくて、何を想像するかは人それぞれだと思います。海を思い浮かべる人もいれば、湖や雨、温泉、温かい水、氷を思い浮かべる人もいるでしょう。そういった様々な捉え方があるので、それをうまく表現できたらいいなと思っています。
タイトルの「シーチェンジ(sea change)」には、「良い方への大転換」、「180度の転換」という意味があるんです。これが一つのテーマになっています。
また、「シー」には「sea(海)」、「see(見る)」、「she(彼女)」という意味があり、これらの意味を交えながらタイトルを考え、構想を練って、この写真展が形になりました。
私自身、どの「シー」に当てはまるのかはまだ分かりませんし、それはきっと変わっていくものだと思っています。この写真展を通じて、自分がどうしたいのか、どういう存在なのかを改めて確認できたらいいなと考えています。

 

写真展の見どころ

実は、この写真展の写真は2022年頃から撮影を始めたものが多く、特に2年前や昨年撮影したものがベースになっています。なので、体型や顔つきなども、2年あればだいぶ変わったなと感じています。
2年前に撮り始めたのは鎖を使った写真で、海岸で撮影したのは去年のものです。そして、今回のキービジュアルに使われている写真は満月の状態で、月が出る時間帯にちょうど九十九里浜で撮ったものです。あの写真は沈んでいく太陽ではなく、月の写真なんです。

私は元々、太陽になりたいというよりも、月の方が好きなんです。月は自分で輝くのではなく、誰かの輝きを反射して光るものだから。ダイヤモンドもそうですよね。光がないと輝かない。私も、周りの光がないと輝けない人間なので、そんな思いを込めて、キービジュアルの写真を撮っていただきました。
2年前は、正直に言うと、この仕事を辞めようかすごく悩んでいた時期でした。自分がやりたいことは何なのか、自分の存在意義は何なのかということに悩み、ファンの気持ちに応えようとして動いてしまって、そうなると自分が苦しくなって、ずっと息苦しい日々が続いていました。そんな苦しさから解放されたいという思いを込めて、鎖を使って表現しました。
少し自分の話になりますが、私は小さい頃から親の教育が厳しく、そうした価値観や教育論が未だに自分の中に残っていて、ふとした瞬間にそれを思い出すこともあります。いつかはその縛りから解放されたいという気持ちを込めて、鎖と水を使いました。
また、写真展では大きな写真を6枚展示しています。それぞれの写真にイメージした曲をつけており、写真の隣にQRコードがありますので、スマホでスキャンするとその曲のYouTubeに繋がります。ぜひ、イヤホンで聴いてもらいたいです。その曲は、撮影中に聴いていたものもあれば、写真からインスピレーションを受けて選んだものもあります。
私は音楽が大好きで、歌うことも好きなので、写真や絵画を見るときには、その場に流れている音楽を想像することが多いです。ストリップを見るのも好きで、私ならどんな曲を使いたいかということを考えながら見ることもあります。これも自分の特性、個性だと思っています。
今回、大きな写真にはそれぞれに思いを込めた曲を選びました。曲調だけでなく、歌詞にも注目して聴いてもらえると嬉しいです。

 

お気に入りの一枚

全部の写真が気に入っていますが、その中でも特に気に入っている一枚があります(掲載写真参照)。この写真を見た瞬間に、イメージした曲が『花束と水葬』(ハチ)でした。
モノクロ写真特有の影の濃淡が美しく出ていて、遠くから見ると、白い枠部分がまるで電車の窓から外を見ているように感じられるんです。
最初はこの写真にペイントを加えようと思っていたんですが、あまりにも写真が素晴らしくて、結局何もできなかったんです。
この写真では涙を流しているんですが、自分でもその涙が何なのか分からなくて……。何も分からないまま涙が出ることってありますよね? 私はそういうことが割と多いんですが、この時も、なぜ涙が出たのか不思議でした。
私のことを否定することなく、ありのままを撮ってくれたカメラマンさんの安心感があったからかもしれません。
この写真は2年前に撮ったものですが、当時は自己開示が得意ではなく、話すことも全然得意じゃありませんでした。知られたくないこともたくさんあって、それでも本当は知ってほしい部分もある、そんな葛藤があったんです。
でも、今年になってからは割と吹っ切れてきて、「成長できたのかな?」とも感じています。
昔は一人で決断するのが苦手で、親の教育の影響もあり、「言われた通りにしていれば丸く収まる」みたいな考えがありました。でも、そうした縛りから徐々に解放されている姿を今回の写真展を通して、みなさんに感じていただけたら嬉しいです。

 

写真展に来てくださる方へメッセージ

写真展をこのような形で開催するのは初めてなので、ファンの方々だけでなく、さまざまな方にも見ていただきたいと思っています。展示はシンプルにまとめているので、ゆっくりと写真を楽しんでもらえると思います。ぜひ、楽しんでいただけたら嬉しいです。

写真展概要
香水じゅん×福島裕二写真展「シーチェンジ」
会期:2月21日~2025年3月2日
会場:東京・渋谷 アトリエY原宿
東京都渋谷区神宮前3-18-30 KHPベーシックビル2F

時間:平日 13:00~20:00、土日祝 11:00~20:00
休館日:火曜
入場料:無料
香水じゅんX:@jun_kasui
アトリエY原宿:@ateliery__

(写真・取材:神楽坂文人

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