RARA 1st Anniversary LIVE『Into the Deep』ライブレポート!
昨年2月、「才色兼備のスーパーお嬢様」のキャッチコピーを引っさげ、人気AVメーカー『アイデアポケット』から鮮烈なデビューを飾ったRARAちゃん。幼少期からハイクラスな家庭で育ち、いまでも生け花、ゴルフ、フルートなどを嗜む本物のお嬢様です。
その一方でロックを愛する一面も持ち、これまで多数のライブに出演。セクシー女優が歌うことの少なかったハードロックやビジュアル系バンドの楽曲を本格的に歌い上げる姿は、お嬢様というイメージとのギャップも相まって、萌え度抜群なのです。
そんなRARAちゃんが、バンドをバックにライブを行った「RARA 1st Anniversary LIVE『Into the Deep』」が、2月28日、東京・四谷のライブハウス・四谷LOTUSで開催され、多くのファンが集まりました。
AVで見せる艶めかしい姿から、一人のロッカーへと変貌したRARAちゃん。その姿は、まさにかっこよすぎた! 鋭い眼差しをフロアに向け、自身が敬愛するバンドの楽曲を熱唱し、ライブが幕を開けました。
2曲目も伝説のギタリスト率いるバンドの楽曲を圧巻のパフォーマンスで歌い上げ、早くもファンはロッカー・RARAの姿に釘付け。曲後には「かっこいい!」という声援が飛び交いました。
その声援を受けて、RARAちゃんがファンに挨拶。デビュー1周年を迎えたことを報告すると、「おめでとう!」の声が上がり、「みなさんの応援があってこそです」と感謝の言葉を改めて述べました。
続いて披露したのは、70年代に活躍したイギリス出身の偉大なバンドの代表曲! これを歌いこなせるセクシー女優は、RARAちゃん以外にいるでしょうか? 曲後には「まさかこの曲をやるとは思わなかった!」という感嘆の声がファンから上がるほどの完成度と選曲センス。驚くべきことに、バンドとは「昨日初めて合わせた」とのことでした。
ハードな楽曲が続いたかと思えば、一転、しっとりとしたバラードを優しい歌声で披露。その歌唱力に、観客は静かに聴き入ります。
曲後には「みなさんには言いたいことがありすぎて、『ありがとう』や『大好き』以上の気持ちがあふれちゃって」と、熱い思いをファンへ伝えました。
5曲目はメタルバンドの楽曲、6曲目はオルタナティヴロックの楽曲と、他のセクシー女優のライブでは絶対に聴けないセットリストを披露するRARAちゃん。「かっこいい!」、「RARAちゃん、最高!」と歓声は止まらず、もはやこれは単なるセクシー女優のライブではなく、本物のロックシンガーのステージそのもの。
その後、J-POPを代表する女性ボーカルの有名曲を情感たっぷりに歌うと、フロアには無数のサイリウムが揺れ、会場が一体化しました。
しかし、MCになると、凛々しいロッカーから一転、「なにをしゃべりましょうか?」とお茶目な姿を見せ、この硬軟のギャップがファンをさらに魅了します。
そして、ここからが圧巻! 80年代、90年代の日本のロックを象徴する楽曲を立て続けに熱唱! 時に熱く、時に切なく、時に力強く。神がかった表現力と歌唱力で観客を圧倒しました。
ここで一旦ステージを去るRARAちゃんとバンドメンバー。しかし、ファンからの熱いアンコールに応えて、再びステージに登場!
ステージに置かれたベースを手に取ると、「おお!」というどよめきが広がります。RARAちゃんはボーカルだけでなく、ベースも弾けるのです! 「聴きたいですか?」と問いかけるも、やや控えめな反応に「そんなんじゃ聴かせられない」とカリスマぶりを発揮。すると「聴きた~い!」という大歓声がフロアのあちらこちらから上がりました。
何度か「聴きたい!?」、「イエ~イ!」のコール&レスポンスを繰り返し、ついにアンコール曲へと突入。ベースの轟音を響かせながら、最高のボーカルも披露! ライブハウス全体が熱狂し、「最高!」という歓声が鳴り響きました。
ここでバンドメンバーを紹介。このときのRARAちゃんはキュートな乙女モードに戻るのです。
ラストも近づき、「最後まで暴れる準備はできていますか!」と再び煽るRARAちゃん。現在も活躍する女性バンドの先駆け的存在の楽曲を全力でシャウト!
ラスト2曲は、80年代を駆け抜けた日本の伝説的バンドの隠れた名曲を熱唱。そのメッセージ性を噛み締めながら、誰もがRARAちゃんの歌声に酔いしれ、最高の夜を過ごしました。
これまで多くのセクシー女優がライブ活動を行ってきましたが、ここまで選曲にこだわり、本格的なボーカルを見せつけたのはRARAちゃんが初めてではないでしょうか。男性ロックバンドの楽曲を中心にしたセットリストには、RARAちゃんの音楽への本気度が詰まっていました。
その歌声からは、ロックを、いや音楽を心から愛する気持ちがひしひしと伝わってきました。この勢いのまま2周年を迎え、さらなる活躍に期待したいと思います!
(写真・取材:神楽坂文人)
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