葵いぶき写真集発売記念イベントレポート!
デビューから5周年を迎え、AV女優としてはもちろん、テレビ番組『月ともぐら』発のアイドルグループ「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」の一員としても注目を集めている葵いぶきちゃん。
近年はAV売り上げランキングの常連となり、その実力と人気を証明してきた彼女の最新写真集『なんでもいいよ』(ジーオーティー刊)がついに発売されました!
これを記念して、8月2日に東京・秋葉原の書泉ブックタワーにて開催されたのが、「葵いぶき写真集『なんでもいいよ』発売記念イベント」。当日は多くのファンが詰めかけ、いぶきちゃんの登場を待ちわびる光景が見られました。
イベントが始まると、いぶきちゃんが笑顔で登場。飾らない立ち居振る舞いでファン一人ひとりに丁寧に声をかけながら写真集を手渡す彼女の姿は、まさにいぶきちゃんらしさそのもの。思わず見惚れてしまうような、温かくて凛とした雰囲気が漂っていました。
葵いぶき写真集『なんでもいいよ』
いぶきちゃんに今回の写真集についてお話を聞いてきました。
――この写真集はいつ頃、どこで撮影されたんですか?
「今年の4月に、フィリピンのマニラで撮影しました」
――撮影は何日くらいでしたか?
「3日くらいですね。けっこうパパッと、短期間で撮りました」
――フィリピンは初めてでしたか?
「ちょうど2週間くらい前にセブ島に行ってたんです。でもマニラは今回が初めてでした」
――気候や食べ物はどうでした?
「暑かったですけど、日本と違ってカラッとしていて過ごしやすかったです。フィリピンっぽい料理はあまり食べてないんですけど、向こうのヌードルは食べました。美味しかったです」
――今回の写真集、タイトルは「なんでもいいよ」なんですよね? ちょっと不思議なタイトルですが。
「何にもとらわれない、型にハマらない。そんな意味合いです」
――オールオーケーみたいな。全体的な内容はどんな感じになっていますか?
「変に作り込まれていなくて、全体的にすごく自然な感じです。カメラマンさんからもポーズの指定があまりなくて、『自由に動いていいよ』ってスタンスだったので、私にとってはすごくやりやすかったですね」
――たしかに、いわゆるグラビアっぽいポーズも少ないです。
「そうですね。無理なポーズをとったりはしていないです」
――すべてがお気に入りだとは思いますが、特に気に入っているショットはありますか?
「どれもきれいに撮ってもらってるんですけど、やっぱりこれかな(↓掲載写真参照)。ちょっと変わった構図で、脇の下から覗くようなショットなんです。カメラマンさんとも『これはよく撮れたね~』って話してた一枚です」
――そして、5周年おめでとうございます!
「ありがとうございます」
――デビューからここまでの道のりを振り返って、心境の変化は?
「そんなに大きな心境の変化はなくて『気づいたら5年経っていた』っていう感覚です。もちろん大変なこともありましたけど、私、寝たら忘れるタイプなので(笑)、嫌な思い出はあまり残ってないんです」
――逆に、「これは良かった!」という思い出はありますか?
「常に『今日が一番いい日』って思ってるんです。だから、ベストを更新し続けてる感覚です」
――ということは、現時点でこの取材が一番の思い出ですね(笑)。デビューインタビューもさせてもらいましたが、当時から「売れる」っていう気がしていましたよ。
「ありがとうございます」
――でも一方で、当時は「AV女優になって売れるぞ!」みたいな野心はあまり感じませんでした。
「たしかに、『野心を燃やしてます!』っていう感じではなかったですね。今もあまりガツガツしていないですし、程よく力を抜いてやっているほうが自分には合ってると思います。ファンの方も、そういう自然体なところを好きでいてくれてるのかなと思っているので、このスタイルは変えないです」
――バラエティ番組『月ともぐら』でも活躍されていますが、石原(希望)さんとのコンビも人気です。
「『月ともぐら』では、石原さんと一緒にご意見番みたいなポジションをやらせてもらってます(笑)。そういう役回りが自然と定着してる感じです」
――ツッコミは日常的にも出てきますか?
「普段はそこまででもないですけど、石原さんと喋ってると『それ◯◯じゃん!』って自然とツッコんでることはありますね(笑)」
――5周年を迎えた今、これからやってみたいことは?
「本当に、何も考えてないんです。始めた時から未来予想図みたいなのがなくて。その場その場を生きてる感じなので、『10年続けよう!』とかも全然考えてなくて。『辞めよう』と思ったら、パッと辞めちゃうと思うんです(笑)。気ままにやるのが一番いいと思っています」
――自然体ですね。
「はい、それが私には合っていると思います。何歳までにこれをやるとか、いつまでにこうなるみたいに決めちゃうと、逆にしんどくなっちゃうんです」
――とはいえ、今後やりたい活動はありますか?
「これからも写真集は出していきたいですし、オフ会もやりたいです。ファンの方と直接交流する機会って意外と少ないので、そういう場をもっと増やしていけたらいいなって思っています」
――最後に、5周年を迎えたファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「5周年、あっという間でしたけど、これからも変わらず私は葵いぶきでいますので。皆さん、応援よろしくお願いします!」
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今回の写真集は5年間の歩みを経た今だからこそ生まれた、等身大のいぶきちゃんを写し出す作品に仕上がっています。
写真集という一冊の作品を通じて、これまでにない柔らかさや奥行きのある表情を見せてくれたいぶきちゃん。AV女優としてのキャリアに加えて、アイドルグループの活動やテレビ出演など、ジャンルを超えて表現の幅を広げ続ける彼女の姿は、まさに今が進化の途中という印象を強く与えてくれます。
肩の力を抜きながらも、どこか芯のあるまなざしと、飾らない言葉で見る人の心にそっと触れるような存在感。そんな姿が詰まったこの写真集は、これからの彼女が見せてくれるであろう新たな表現や挑戦の予告編のようにも感じられました。
5周年という節目を迎えたいま、新たなステージに立つ彼女が次に何を見せてくれるのか。
その歩みを、これからも見届けていきたいと思います。
(写真・取材:神楽坂文人)
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