地元で噂される公衆便所のヤリマン女の正体は……
◯25歳 外資系金融会社OLの告白手記
「深夜の◯◯駅前に誰にでもヤラせる痴女が現れる」なんて噂話、聞いたことはありませんか? 私はつい先日、女友達からこの噂話を聞きました。
「見た目は普通のOLのその痴女だけど、終電が出た後の駅前で適当な男を捕まえては『終電を逃しちゃったんです。良かったら時間を潰すのに付き合ってもらえませんか?』って声を掛けまくっているんだって。で、男が誘いに乗ってきたら、公衆トイレに連れ込んでヤッちゃうらしいよ」
聞いた瞬間、笑っちゃいましたね。だってこれ、私がいつも使う逆ナンの手口なんですから。そこまで噂になっているとは思ってもいなかったです。
「なにそれ? いくらなんでもそんな危ない女についていく男はいないでしょ」と私が言うと、彼女も 「だよねぇ」 なんて笑ってました。でも、そんな危ない女についていく男って、実はけっこう多いんです。経験上、声をかけた男性の半分は誘いに乗ってきますね。
私がこんな都市伝説になるような逆ナンパを始めたのは、半年ほど前のこと。私には4年間付き合っている彼氏がいるんですけど、その頃から急に結婚前提の会話が増えてきたんですよね。
「来年の夏までに結婚したいなぁ」とか「子供は何人ほしい?」とか。まぁ私も「将来的には…」とおぼろげに思ってはいたし、別に結婚が絶対イヤってわけではありませんでした。でもいきなり結婚が当たり前みたいに言われて、「このまま家庭に収まって本当に後悔しないかな?」って不安になってきてしまって…。
だって私の男性経験って彼氏を含めてふたりだけなんです。それも最近ようやく「エッチって気持ちいい」って思えるようになってきたところ。周りの友達は派手に遊んでいるのに、なんか勿体ないじゃないですか。
それである日、友達と飲みに行った帰り、「来年の今頃はこんな風に深夜まで遊ぶこともできなくなるのかな」って感傷に浸っていたら、我慢できなくなってきちゃったんですよね。
「やっぱり今のうちに、もっといろんな男とのエッチを経験しておきたい!」 と思い立ち、衝動的に駅前を歩いていた40代半ばのおじさんに声をかけて、近くの公園の公衆トイレに連れ込んじゃったんです。
「な、なに、こんな場所に連れてきてどういうこと?」
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