「ニコ生をやっていて、リスナーさんがけっこう見てくれている人は多いんですけど、そんなんでデビューできますかね?」
── 実際に、AV女優になったわけですが、こればかりは、妄想と違うじゃないですか? 何かにフックがかからないとなれないわけで。そのきっかけは?
ハム 単純に、今、所属している事務所の女性スタッフさんのTwitterを見て「あ、女性スタッフさんいるんだ」と思って。事務所のHPを見たら、麻里梨夏ちゃんとかJULIAさんがいて「ああ、知っている知っている」と思って。そこでなんとなくTwitterのDMを送っちゃおうかなと思って。
Twitterから送って、いろいろと質問させてもらって。でも「私自身は、『これをアピールできます』みたいなことが無いな」と思ってました。
── もの凄い強烈なアピールポイントがあったわけだけどね
ハム あははは。でも、「無いな、私。なんだろう……ニコ生ぐらいしかない!」となって、「ニコ生をやっていて、リスナーさんがけっこう見てくれている人は多いんですけど、そんなんでデビューできますかね?」って。
── ハムちゃんくらい集めている人、そうそういないから(笑)
ハム エヘヘヘ。私、長いので(笑)。それぐらいしかアピールすることが無いなと思いつつ、「これしかない!」ってアピって。そうしたら、AV女優になることができました。
── それで理想というか妄想がかなったわけですね。
ハム 自分でも、「エー!」って思いました。
── そして、9月REALさんから、「ハムハムAVデビューなのだ1st生配信で生本番!某生動画配信サイトの人気者橘@ハムちゃん」で見事にAVデビューを果たしました。おめでとうございます。
ハム ありがとうございます。
── それだけ望んでいたAVはどうでしたか?
ハム めっちゃくちゃ緊張しました。
── パッケージ裏面を見ると、放送と同期で撮影していたりしたの?
ハム はい。配信中に気づかれないようにしたんですけど、コメントでいろいろと(笑)
── ローター仕込んでいるじゃないとかですよね?
ハム ありましたね(笑)。コメントでも届いてました(笑)。発表の前に1回配信しているんですよ。そこから時間を少し開けてから、夜中だったんですけど、「AVデビューします」と発表しました。
── 実際のところ、男優さんはどうでした。
ハム 上手でした。なんていうんですかね、荒いような感じに見えるんだけど、実際は痛かったりするどころか、ちょうど良いという。「なんでこんなに違うんだろうな」と思いました。すごいなって。
── インタビューの段階では、VRも発売されていますが(「【VR】初VR!リアル人気生主ハムのナマ配信ナマ中出しVR SEX 橘@ハム」(KMPVRより9月から配信中)、これは、「デビュー作とVRを撮影している感じですね。
ハム そうです。
── VRを同時に撮ったの?
ハム はい。
── 自然に答えているけれど、それは大変な撮影がデビューだねぇ(笑)
ハム メイクさんに、「この現場ができたら、この後の撮影はすごい楽に感じるようになるよ」と、最初から言われていて、「ええええ!」と思って(笑)。「そんなに大変なのかな」って(笑)
── VRは現役AV女優でも苦手とする子はいますからね。
ハム VRは、全部を自分でやらなければならなくて。「え? いいのかな」って思ってました。
── このリリースを見て、「AVとVRを同日に撮るなってあり得ないだろう」と思っていたのですが、すごいです! 関心してます。ご苦労様でした!
ハム あはははは(笑)。ありがとうございます。
── VR撮影って、映る範囲とか指示されたでしょう。
ハム 言われました。「ここから向こうにいかないように」とか。
──プライベートの話を聞いてみましょう。一番最初のエロいことの記憶は?
ハム 最初に触れたみたいなことですか? ええと、本当の最初は、親が……しているところを見ちゃった記憶ですかね。
── え! 親がしているところを見ちゃったの!?
ハム はい(笑)。けっこう、他の人からも聞きますよ。私は、「お母さんがいじめられている」と思っちゃって。一度、何をしているのか分からなくて、父と母がイチャイチャしていて、「放っておかれている」と思っちゃって。隣に寝ている妹を、起こして泣かせて、お母さんを引き離すとかやったりしたんです。
だんだんと、道端にエロ本が落ちていたのを見たり、家にあったのを見ちゃって、「ああああ!」って。
── いくつぐらい?
ハム そっちは小学生ぐらいです。そこでだんだん一致していくんです。「ああ、親がしていたことはこれだ!」って(笑)
── エロの目覚めが親きっかけ(笑)。ハムちゃんが、始めて男子と付き合ったのは?
ハム お付き合いしたことがあるのは、高校1年生ぐらいです。
── 女子としてとても順調ですね(笑)。では、エロい本を子どもの頃から見ちゃっているのですが、オナニーはしていましたか?
ハム オナニーは、中学生で覚えました。中1とか。
── エロ本で覚えたの?
ハム それもあるんですが、うちの父親って隠す人じゃなくて、棚の上にDVDとか置いておく人で、それをこっそり見て、「あああああ!」って。
そこで、男女が絡むシーンもあるけれど、女性がひとりでしているシーンもあって。それを見て、「自分でしても気持ちいいんだ」と思い触ってみて徐々に気持ちよくなっていきました。
── 初体験に戻しまして、高1での最初のお付き合いの人が初体験ですか?
ハム いや、高1のときの相手とは、手を繋ぐまでしかなかったです。学校が近くて中学も一緒の子だったのですが、だんだんと疎遠になってしまって。
── その次は?
ハム そこから私、オタクな世界に入っちゃったので、腐女子の世界にズボっと入ってしまいました。
── アニメ? 同人誌?
ハム どっちもですね。
── 強くハマったものは?
ハム あまりアニメ化していないような作品です。そのほうがマニアックなので。
── エロマンガに向かっていたわけだ。
ハム どちらかというとそうですね。 ハム 当時ハマっていた作家さんが、「ねこ田米蔵」さんで。すごく綺麗な絵を書かれる方で。同人も商業誌も書いているマンガ家さんなんです。
── BL好き?
ハム そうです、そうです! そういう系を読み出すと、BLはもちろん、GL(ガールズラブ)も見たりして。本当にオタクでしたね。
>>インタビュー後編は明日公開!!
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1990年8月6日生まれ。福島県出身
趣味・特技:生動画配信、料理(煮物)/ブリッジ
●Twitter:@hamutarou0812
●ニコ生:http://com.nicovideo.jp/community/co1058064
(取材/写真=麻雅庵)