Twitterで楽しませてくれた女優さんの作品は、ちゃんと買って欲しい!
── 最近、戸田さんがTwitterを卒業したということもあってAV女優とSNSについて話したいんですけど、戸田さんもデビュー当時はかなりTwitterを活用してましたよね。
戸田 かなりやってましたね。一人でも多くの人に好きになってもらおうとリプライに全部返事して。首を痛めたり、視力がめっちゃ落ちたりしました(笑)。すごい焦燥感があったんですよ。好きになってもらえるチャンスを、一人でも逃しちゃいけないって。
▼戸田真琴ちゃんTwitter 現在は本人ではなくスタッフが情報を更新
▼浅井心晴ちゃんTwitter
浅井 うわぁ…。
戸田 でも、Twitterってコミュニケーションに向いてないところがあると思うんですよね。言葉と言葉のやりとりだと、傷つく人が出てきちゃう。言葉だから刺さっちゃって、それを言葉で返すから傷つけ合いみたいになっちゃう時があるんです。
浅井 わかります。Twitterって140字の制限があるから、言いたいことがあっても短く削った結果、こうとらえる人、ああとらえる人って出てきて、うまく伝えられなかったりします。
戸田 TwitterとInstagramで使い分けてますよね。
浅井 Twitterは制作者としてだったり、何気ない日常を発信して、Instagramは女優としてというか、暗い内容が多いです(笑)。
▼浅井心晴ちゃんInstagram
この投稿をInstagramで見る
── プロモーションとしてはTwitterは強力ですよね。
浅井 拡散力がありますからね。
戸田 新作が出る、この子可愛いって思って、その子のTwitter探して、リプライしたら返事が帰ってきて、そうしたらその子を応援しよう、みたいなのが当たり前になってきてるから、デビューの時に手放せないものになってますよね。
── 戸田さんは、映画好きというかサブカル的な志向を自分で打ち出して行ったでしょう? とりあえず好きなものをアピールすると、いろいろつながったりしますよね。
戸田 それが好きな人が親近感をもってくれたりしますしね。
── その関係の仕事が来たりもする。
戸田 三年間見てきて、女の子の売り出し方が上手く行く時と、そうじゃない時があるってわかってきたんです。出てくる女の子は、みんなある程度可愛いし、スタイルもいいし、選ばれた人ばかりのはずなのに、プロモーションの仕方で変わってくるんじゃないかなと思うんです。それで、今は自分自身のプロモーションが個人に委ねられてるところもあるんですよね。
── SNSは必須、仕事の一部みたいになって来てますね。
戸田 でも、見てる側もそれが当たり前だと思わないで欲しいんですよね。プライベートな時間を割いて、やろうと思えば24時間出来るんですよ。その依存度が高くなりすぎるのが怖いんです。私も、見ていない30分ですごい誹謗中傷を書かれてたらどうしようとか、さっきつぶやいた情報間違ってたらどうしようって、気になってしょうがない時期があったんです。
── そうなると依存症ですね。
戸田 もう他のことにも支障が出てきちゃうんです。それくらい大変。だから、Twitterで楽しませてくれた女優さんの作品は、ちゃんと買って欲しい!(笑)。
── それは大事ですよね(笑)。浅井さんは、ユーザーのことは好きな女優さんのTwitterはチェックしてました?
浅井 もちろんです。
戸田 SNSだと女の子も多いんですよね。イベントとかには来れないけれど、SNSはチェックしてるって子がいっぱいいる。