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【三代目・葵マリーと愉快な仲間たち 第118回】劇場公開作品も話題の塩見彩ちゃん主演作『いたくて、きもちいいこと』の現場を大量画像でレポート!

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葵マリーさん連載コラム第118回!
今回は、劇場公開作品も話題の塩見彩ちゃん主演作『いたくて、きもちいいこと』の現場を大量画像でレポート!

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『いたくて、きもちいいこと』の現場を大量画像でレポート!

『いたくて、きもちいいこと』監督/TOHJIRO、主演/塩見彩。この台本が出来上がった時、私も見せてもらった。未だかつてない長編作品。内容は、塩見彩ちゃんこと、しおみんがAV業界に入る前の物語。完全リアルドキュメント。実際にしおみんが経験して来た事を、本人のしおみんが再現すると言う、これAVだよね?と思わせる作品。

 

ビアンの恋人は星あめりちゃん。壮大な作品に抜擢され撮影当日は台本を抱え込んでました。そして、SMバーで出会ったママが名古屋の女流緊縛師の蓬莱かすみさん。かすみさんにしてみたら、ドグマさん初出演でかすみさんも台本を抱え、TOHJIROさんの気持ちに応えたいと胸を熱くしてました。

 

この台本を読んだ時、気持ちが分かり過ぎて思わず涙を流さずにはいられなかったな。

現場に行き、涙したシーンをしおみんとあめりちゃんが、どんな風に演じてくれるのか楽しみだった。

 

実際にあった事を振り返り思い出し映像に残す。どんな思いで振り返り、監督TOHJIROさんに話をしたんだろう?と頭をよぎった。

この現場に居て身体で感じたしおみんの生き様。スタッフ達が少しでもリアルに近い形で作品にしようとしてる頑張り、拘り、妥協は一切許されない現場。

朝8時から翌朝の朝8時撤収。丸々24時間を皆んなが一丸となり作品を作り上げた。

 

途中に出て来る、しおみんとあめりの大喧嘩の掛け合い。これは圧巻。13分のロングシーンも1発OKでTOHJIRO監督を唸らせ、現場は拍手喝采。カットが掛かった瞬間は鳥肌立ちました。本当に素晴らしかった。

 

終わった後、これ映画レベルですよね!なんて話してたら、何と!本当に映画化されスクリーン上映が決定。この話を聞いた時はビックリしたな。

 

4月5月6月と3ケ月にも渡ってのロングラン上映。劇場版『いたくて、きもちいいこと』は特に女性のお客様達からたくさん賞賛され共感を得た様に思います。

こんなに深い内容なのに男女問わず、劇場に足を運んでくれた事、これが現実なんだと思いました。

しおみんの生き様。自由で我儘。前しか見ない精神力。負けない力。

色んな事を経て、しおみんは自分の居場所を自らの手で手に入れました。

 

あめりちゃんがしおみんに「まだ帰って来れるよ」と言った台詞がまだ頭に響いてます。

あの場で振り返らなかったから、今のしおみんが居るんだね。終わりは始まり。だから、私もしおみんに出会う事が出来ました。

 

AV版、劇場版、2つの顔を持つ「いたくて、きもちいいこと」一生、忘れられない作品になりました。

そして。TOHJIRO監督としおみんの旅はまだまだ終わらず、次への扉を叩き始めました。

続報をお楽しみに!

■ドグマ「いたくて、きもちいいこと」

http://www.dogma.co.jp/home/15311-gtj-103.html?search_query=塩見彩&results=16

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(文・写真:葵マリー

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