今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです!今回のインタビューでは、先日発表があった「このエロVRがすごい!」において、2021年上半期、下半期監督部門で1位を獲得されるなど注目を集める、VRのヒットメーカー・矢澤レシーブ監督にお話を伺いました!そんな矢澤監督は「地面特化・領域展開」などなど、画期的なVRの撮影手法を次々と編み出されている革命児なのです。ということで前編では、新技術「領域展開」についてお話頂き、今回の中編ではVRを撮る時のこだわりをたっぷりと教えてもらっております。これを見ればVRの楽しみ方が広がることは間違い無し!ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全3回、中編)
「実はこっそりVRを世界で最初に撮ったのは僕なんですよ(笑)!」
—— 後編ではまず、矢沢監督のVRを撮る時のこだわりについて聞かせて下さい。
矢澤レシーブ(以下、矢澤)嘘くさくしたくないなと思っていて、自分の世界感に女の子を引きずり込むみたいな映像にはしたくないと思っているんです。やはり女の子には仕草や台詞回しの癖があったりするので、もしそれがあったらそっちに背中を押してあげたいですからね。なので、現場でそれに合わせて台詞を変えることはよくあります!
—— 女の子から出てくるリアリティを大切にされているのですね!!
矢澤 やはりリアリティが一番重要なので、その子の雰囲気を見て「この子はここではフェラはしないな」って感じたら、エロ行為も減らしたりします。もっと言うと、Sで責めるのに本当はMだと感じたら、そこも変更したりしますね!
—— かなり臨機応変に現場でシーンを変えられるのですね!
矢澤 あとVRは2Dと違って、体勢があるじゃないですか。寝るだったり、座りだったり、覆い被さりとかがありますが、その体勢が男性の感情をコントロールすると思うんです。寝てたら責められたいし、覆い被さっていたら責めたいしっていうのがあるので、台本には「このタイミングでユーザーはこの気持ちになるんだろうな」っていうのを思って体勢を書いていますね。
—— たしかに言われてみれば、体勢によって感情は変わりますよね。
矢澤 例えばレイプモノで、襲いかかって服を脱がして、いざハメるってなった時に騎乗位はしないじゃないですか(笑)。これは2Dだとそこまで影響されないですが、VRは体勢に感情を支配されるので、ここはいつも意識して撮っていますね。
—— 「男の感情」を意識することがVRでは重要な訳ですね。
矢澤 あとは毎回新しい演出を入れようとは思っていますね。僕は2Dも撮ったりするのですが、デビューモノとかは借り物感が強いと言いますか、まずは初脱ぎがあって、フェラをしてセックスをして、最後に3Pかハメ撮りをするっていう、今までの歴史の中で一番ヌキやすい形が確立しているじゃないですか。
なので今までのAV監督さんに、ありがとうございますって思いながら撮っていたのですが、逆にVRは自分の家みたいな感覚で、自分のテリトリーだと思って撮れるので、毎回新しいことをチャレンジしたい気持ちがあるんです!でも色々試すので、男優さんからしたら大変だと思うのですが(笑)。
—— 例えば、どんな新しいことをやってこられたのですか?
矢澤 それこそ、「こっそりVR」を世界で最初に撮ったのは僕なんですよ(笑)!
—— あのアメリカとかでも流行っている、こっそりモノですね!!!
矢澤 VR業界の歴史で言うと、2016年に美咲かんなちゃんが撮ったことからはじまり、騎乗位、座位、正常位という原始的なVRが生まれて、王様ゲームで乱交して周りを見ると誰かがいるみたいな時代があって、その辺りで僕が入っていったんです。
—— それは期間的にはVR誕生からどれぐらいの時期ですか?
矢澤 まだ一年ぐらいでしたね。なので「VRはキスが一番臨場感が伝わる」ってことがわかったあたりで参入したので、なんでもアリな時代だったんです(笑)。その頃は2Dみたいな感じで、女の子と1対1で首を振る要素が無かったので「首を振る要素があった方がVRだよな。」と思い、周りに誰かがいて、その人が動き出したら静かにして手コキも遅くなったり、布団を被ったりと首を振る要素を入れたんです。
—— それがまさにこっそりVRですね!最初は企画会議で「意味がわからない」と怒られていた状況からスタートしながらも、人気シリーズとなった「密室ロッカー内VR」もありましたよね!!
矢澤 その後に撮った作品が、セックスをしている横に鏡があってその様子を見れたりする作品だったり、セックスを別で撮って、それをモニターに流して客観的に見るみたいな作品なのですが「(ユーザーが)首を振る要素は他に何か無いかな?」と考えて色々と開発していましたね!
—— あの客観的なドエロイ手法も矢澤監督が生み出されたのですね!! 歴史で言うとその後は?
矢澤 この後に「アングル追求時代」が来たんです。これは何かって言うと「正常位でもっと近づきたいのね!」みたいなアングルをAVユーザーのハリマオさんが編み出されたんです。
—— AVユーザーのカリスマであり勇者の、アダルトVRが大好きなハリマオさんですね!!いつもブログを読ませて頂いておりまして、とても参考にさせてもらっております!
http://blog.livedoor.jp/harimaoh_vr/
矢澤 それでその後に「天井特化」が生まれたんですけど、これもハリマオさんなんです。これが何かと言うと、従来のVRだと騎乗位をしたら上が切れちゃっていたんですね。
—— 暗い部分になっていましたよね。
矢澤 そうなんです。そこを見えるようにさらに首を振ったのが「天井特化」なんですね。それでその後に、僕が開発したのが「地面特化」なんです。
—— ついに来ました!!! 天井特化の逆を開発されて話題になりましたよね!!!
矢澤 地面特化は何かと言うと、正常位で先程言ったハマリオ式のアングルを使うと顔は近づけられるのですが、股間が消えちゃっていたんです。ハメシロが見えなくなっちゃうので、本当にセックスをしているのかがわからないっていう問題があったんですね。なので、どっちも見たいよね?ってことで、顔も近いしハメシロも見えるようにして生まれたのが地面特化なんです。
—— 革命的でした!! ハリマオさんもそうですが、矢澤監督には感謝しかありません!!!
矢澤 それがあって現在の「領域展開」をハーレムモノでやってみようっていう段階ですね!なのでみんなで切磋琢磨しながら、新しいことにチャレンジしていく感じが青春みたいで楽しいんです(笑)!
—— 矢澤監督の理想系のVRの形とは何なのでしょうか?
矢澤 理想だけで言うと、安定していてブレないハメ撮りカメラを男優さんが付けていて、自由に動けるVRっていう形ですかね。でもまだカメラの性能がそこまで追いついていないので難しいのですが、VRって前の世界しか存在しないので、途中で後ろを向いたりしたいなという思いはあるんです。振り返ったら何かやってるみたいなのもやりたいですし、やはり色々と動き回りたいですね!
—— 後ろの世界があったら最高ですね!! では何十年後の未来のVRではどんなことをやってみたいですか?
矢澤 一番は相互的にやるVRチャットみたいな形ですね。今は撮ってきた映像なのでこっちは何もできませんが、いいタイミングで手マンができたり、あっちも「やめて!」っていう台詞を言ったりみたいなことができるといいなって思います! スパチャとかで「おマンコ見せて!」とか言ったら、おマンコを開いてくれて500円とかみたいな時代が来るといいですね(笑)。
—— 矢澤監督はユーザーからのレビューは見られますか?
矢澤 レビューはめっちゃ見ます! 見なくていいよっていう意見もありますが、基本的にはユーザーさんの意見が全てと言いますか、結局一番見てくれているのはユーザーさんですからね。最初に何かを生み出すのってハリマオさんの天井特化みたいにユーザーさんだったりするので、ユーザーさんの意見を一番に採用すべきだと思っています!
—— VRはチームで制作されていると思いますが、技術スタッフさん方はどのような存在ですか?
矢澤 僕はずっと同じスタッフで基本的にはやっています。僕は現場で急遽「ここでプラスアルファをしたい! 今回は今までにないやつがやりたい」とか言ってしまうので……。同じスタッフだと意図を汲んでくれるので、すぐに対応してくるんです。男優さんを含めて、1を言ったら5ぐらいまで瞬時に理解してくれるので、良い作品を撮るには外せない存在ですね! ありがたいです!
—— VRで男優さんに求めていることは何ですか?
矢澤 男優さんもアドリブができないとダメなので、アドリブ力はほしいですね。いいタイミングで頬っぺたを触るとか、いい距離感だったりと、見せ方が色々とあるので、それを適宜やってくれる方がいいです。もちろん常に勃起をさせることができることも重要ですね!
—— 意外とVRでも男優さんはアドリブ力を求められるのですね。
矢澤 僕は元々めちゃくちゃ台本が長かったのですが、できる男優さんだとニュアンスだけを伝えればアドリブでやってくれるので、台本が短くなってきたんです(笑)。前は丁寧に一言一句書いていて、30枚ぐらい台本を書いていましたから!
—— 普通は何枚ぐらいなのですか?
矢澤 だいたい6枚とかですね(笑)。
—— いや5倍も書いてたんですね(笑)!!!
矢澤 前は「ここで手を引っ張る」とかまで細かく書いていましたけど、そんな細かく書いても覚えられないですからね(笑)。なので今はだいぶコンパクトな台本です!
—— では最後に、最近撮ったVRでオススメな作品があればぜひ教えて下さい!
矢澤 伊藤舞雪ちゃんで撮らしてもらった作品がめちゃくちゃクオリティが高かったので、ぜひ見てほしいですね。こあら太郎(わ)監督とW監督として2人で撮影してきたのですが、僕にとって、外部の専属女優さんは初めての撮影だったんです。
まず彼女の距離感、台詞選びには感動して、彼女が世間でVRクイーンと言われることに納得しました。内容的に言うと「伊藤舞雪のこんな顔が見てみたい!! これが俺たちが選ぶベストオブまゆきち!」という事で、もしまゆきちさんと付き合ったらどうなるのか?というのを、自分がM男の場合、自分がS男の場合にわけて、選択式ストーリーで楽しむようなVRになっているんです!
共通テーマを顔面特化としているので、まゆきちさんの美しい顔を間近に感じながら楽しんで貰えたら嬉しいです!
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以上「地面特化、領域展開」を開発するなど、VRで数々のヒット作を生み出す今大注目のAV監督・矢澤レシーブ監督のインタビュー中編でした!
矢澤監督が未来のVRの理想の形としておっしゃっていた、相互性のあるVRはぜひやってみたいですね!! このような夢のある話を活き活きとされる矢澤監督は、まるで宇宙空間に発進するロケットを開発する技術者のようでした。矢澤監督だったら必ず我々ユーザーに、夢のような話だったことを数年後には現実として届けてくれることでしょう!! ラストの後編では、エロには一切興味が無かったという高学歴の矢澤監督がAV監督になるまでのお話をして頂きます。SODを退社された理由についても伺っておりますよ!ぜひお楽しみ!
・エロの知識は皆無だった矢澤監督は、早稲田大学で建設の勉強をしていたそうです。そこからどうやってAV監督に?(大学の同期の友人は、誰一人としてSODを知らなかったそうです。「SODってIT関係の会社?」と言われたそうで…)
・企画を出してもダメ出しを食らう日々が続き、後輩が入ってきても監督をやらせてもらえなかったそうなんです。そんな中でも特にダメだったのは「ピタゴラスイッチみたいなことをやって、最後に女の子のアソコにビー玉が入る」という激ヤバ企画だった(笑)?
・同期のエリート、山本わかめさんがくれたチャンスにより首の皮一枚繋がって、ようやく作品を撮れることになった矢澤監督!しかしハプニングの連続で、矢澤監督は最終的に救急車で運ばれて死にかけてしまったそうで…。
乞うご期待!!!