いまやファンのみならず、セクシー女優やアダルト業界関係者からも大注目の連載「川上パイセンカウントダウン対談」の第4回目（カウント7）を更新！2022年2月にアダルト界から引退する川上奈々美ちゃんが毎月、様々なセクシー女優と真剣勝負の対談を敢行！人生の酸いも甘いも嚙み分けた奈々美ちゃんが気になるゲストを呼び、今後の人生設計やプライベート話をガチンコで聞き出すのだ。
第4回目（カウント7）のゲストは奈々美ちゃんのことを公私共に慕っている生田みくちゃんを指名。不器用だがまっすぐ生きる2人の会話は1時間50分にも及び、終わることを知らなかった！
これまでの対談とは一味違った2人にしかできない、言葉と言葉、魂と魂の共鳴をご覧あれ！
（全３回 中編）
■インタビュー前編
撮影現場では「生田さんがいると助かる」ってスタッフさんに言われるんです
川上 どこ出身なの？
生田 岡山県です。
川上 福井県も全く同じ雰囲気です。田舎は合わせないで一人だけ突出するとイジめられるからね。
生田 それを知っているので、撮影現場では「生田さんがいると助かる」ってスタッフさんに言われるんです。
川上 それは嬉しいけど、調和役になり切らないといけなくなるからね。
生田 調和役は苦じゃないんです。その役を求められているから、「AV女優を辞めるのはな」って思いとどまるんです。「今日は助かったよ。ありがとう」って言われると、そのメーカーさんは次も呼んでくれるので。
川上 求められると嬉しいよね。デビューする前は表に立ちたいと思っていた？
生田 元々、AV女優を目指そうと思ったのは初代の恵比寿マスカッツを見たときなんです。
川上 普通のバラエティのタレントに憧れていたんじゃなくて、もう、そういう時代なんだ。
生田 本当は恵比寿マスカッツに入りたかったくらいなんです。でも、うちの事務所にもう恵比寿マスカッツのメンバーがいるので。
川上 そのルートで行けたかもしれないじゃん。
生田 オーディションを受けても受からなそうだし、やるのはプレッシャーになるので私はやらなくてもいいかなって思ったんです。でも、私はチャンスを逃してきた4年間だと思っているんです。
川上 え～！そう思うんだ、それ聞こうよ、前のめりだよ(笑)。
生田 デビューしたらロリの制限がきつくなり、「2年早くデビューしていればよかったのに」って言われたんです。でも、「そんなこと言われても」ですよね(笑)。
川上 そういう言葉って一生残るよね。
生田 そうなんです。だから、もう少しデビューが早ければよかったんだって思いました。
川上 他にはなにがあったの？
生田 その後、事務所でアイドルユニットを作ることになったんです。当時、私も入る予定だったんですけど、「3人で結成します」っていう報告をツイッターで知ったんです。
「え？ やるの？私はメンバーにいないな」ってなったんですけど、メンバーの1人が結成したらすぐに引退したんです。だから、「入れるかな」って思ったんですけど2人体制でやっていくことになったんです。
私はそのうち入れてもらえる予定だったんですけど、そこで私のアイドル活動の夢はどこかに行ってしまったんです。しばらくしたら某アイドルグループのオーディション話がきたんです。そのオーディションを受けたんですが落ちたんですよ。
川上 わ～！
生田 当時めちゃくちゃ尖っていて、ツイッターで好き勝手書いていたことがどうやら運営さんにバレていたんです。他のメンバーはこれまで途中で辞めることがあったから、「私は絶対に途中で辞めないです」って言ったんですけど、同じ事務所の子が受かって私は落ちたんです。「私、またアイドル活動できないの！？」ってなりました。ソロで他のライブには出ていたんですけど、やっぱりグループで出たかったんです。
川上 デビュー前に恵比寿マスカッツを見ていたからかな？
生田 それもありますし、同じ事務所の女優さんが活躍しているグループも観ていたので、ユニットでやっているところに入りたかった思いがあるんです。ソロだとカバー曲を歌うしかないので人の歌を歌うのはさみしくて、それ以来、いまもアイドルグループの話はなくてチャンスを逃したなっていう思いがあるんです。
