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【川上パイセンカウントダウン対談カウント7】デビューしたら「2年早くデビューしていればよかったのに」って言われたんです。でも、「そんなこと言われても」ですよね(笑)。私はチャンスを逃してきた4年間だと思っているんです【中編】

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生田 私はみんながやっていたことをやりたいタイプなんです。

川上 いまでもアイドルグループはやりたい?

生田 いまはどのグループもコロナ禍でやれる場所がないのが大きいし、ペイできないから一生無理だって思ってます。

川上 話を聞くとみくちゃんは事務所のことを気にしてしまうんだね。

生田 私が一番、事務所愛が強いと思っています。

川上 自分がやりたいことよりも、そっちの思いが勝っているよね。分からないけど、芸能界ってすごく利用されやすいじゃない。気がいいだけだと大変な思いをする気がする。私はそうじゃない人で、すごく聞き分けが悪いの。借金はしないけど目先のお金は関係なく、自分で技術をつけて、先の先の先にペイできるプレッシャーを自分にかけて動くの。それが意外と回っている。私から見たみくちゃんは掴むっていう意欲がほしいって思った。

生田 あと、私はみんながやっていたことをやりたいタイプなんです。

川上 ほう!

生田 恵比寿マスカッツを見て憧れていたから、メンバーがやってきたことをやりたい感じがするんです。

川上 新しい感覚の対談ですよ!

生田 本当ですか?

―― いままでは自立したい考えの人が多かったですから。

生田 アイドル活動もみんなやっているからやりたいし、写真集を出したいし、イメージビデオに出たいんです。

川上 それらが実現したあとはなにかやりたいことはあるのかな?

生田 それがないんですよ。

川上 お~~~!

生田 それらが実現しても、なるべく1本でも多くAVに出たいんです。

川上 そうかあ。AVに出たい。

生田 なるべく1本でも多く出たいんです。

川上 AVの撮影現場は慣れた?

生田 慣れたんですかね?なんだかんだで出番前にお腹が緩くなるタイプです。

川上 すごく真面目だからそんな気がする。

生田 本当はこの人生グラフにもこういうことをしたいって書きたいんですけど、やりたいことがあまり沸かないタイプなんです。

川上 でも、写真集とかはやりたいんでしょ?

生田 やりたいんですけど、事務所から「無理だよ」って言われているんです(笑)。「無理だよ」って言われているから、「無理か」って思うんです。

川上 そう思っちゃうんだ?無理じゃないって思わないの?

生田 「難しい」って言われているから、「そうだよね。難しいよね」ってなるし、営業をかけても、話が来ないからしょうがないって思うんです。

―― その考えだと芸能ごとに向かないですよね?

川上 珍しいタイプですよ!でも、それなのにすごく気が強いの!

生田 そう、気が強いんです。

川上 すごく負けず嫌いなの。バランスが変!

生田 あはは(笑)。

川上 変だよ。だから、みくちゃんのことをみんが掴めないんだと思う。ちょっと怖い!これはみくちゃんとの長い関係性だから言えるんだけど、ハッキリ言えば底知れないなにかを持っているのに、何故か自分のタイミングでは出そうとしないし、出せないのかな?あとはなにか地雷がある気がするから、グループに入れるとちょっと危険な感じがする。

生田 危険ですか!?そうだ、最近、マネージャーさんに「なにかやりたいことはないの?」って聞かれたんですけど、私がやりたいことは事務所的に無理なことばかり上げるんです。

―― 例えばなんですか?

生田 写真集にしろ、イメージビデオにしろ、アイドル活動にしろできないことばかり私が言うんです。だから、「YouTubeや、もう少しできることを言って」って言われるんです。

川上 みくちゃんがやりたいことができない理由はなにかな?

生田 できない理由は私が売れていないからです。

川上 あああ。でも、売れているってなにかな?

生田 やっぱりAVの数字が出ていることじゃないですかね。

川上 でも、AVで売れる以外にも肩書が作れるよね。手話ができる子がいたけど、「それはどこで使うんですか?」って悩んでいたの。でも、それは自分で機会を作るの。だから、特技があればその肩書をつけていけばいいの。AV女優っていう職業に、みくちゃん自身は偏見はない?

生田 そもそもAV女優だから普通の仕事をしていたらいろいろ言われるなって思っている時点で、私も偏見を持っているんですよね。そういう意味での偏見は多分、持っています。

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