葵マリーさん連載コラム第191回!
今回は、三代目・葵マリープロデュース新宿ニューアートSM興行〜向理来『光学的にすごい向理来のショーvol.5「#JUDdGE」』をレポート!
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光学的にすごい向理来のショーvol.5「#JUDdGE」
三代目・葵マリープロデュース新宿ニューアートSM興行〜向理来『光学的にすごい向理来のショーvol.5「#JUDdGE」』
相変わらず謎なタイトル持って来てくれた向くんの興行日。
とってもタイトなスケジュールを日々こなしているのに、私の趣味みたいな興行に毎回お付き合いしてもらい申し訳ないなーと思いつつSM興行に向くんがいるって事が自慢の1つになってたりします。
毎回ステージリハを見させてもらっているんだけど、どうしたらこうゆう発想になってこんな流れに持って行って、この形で終わらせるって考えられるんだろう?っていつも感心しちゃう「そうか、こんなやり方もあるよね!」と勉強になるんだよね。
毎回、手を変え品を変え斬新な向ワールドの展開。見ていて気分良いです。
そんなこんなで恒例の前日深夜ゲネ+ステージセッティング。チーム向が大集合。
このチーム向軍団と何回も会ってるけど未だに全員の名前が覚えられん。
とにかくチーム向の団結力なのか放任主義なのか分からないけど、この人達の空気感はとっても心地良いんだよね。うるさく干渉もしないし、べったり一緒に行動してる訳でもない。でも意思疎通はちゃんとできてる。
これってさ、社員さん達が社長の向理来氏を尊敬してるからこの体制ができあがってるんじゃないのかな。
そんなメンバーと共に深夜から早朝、そして本番当日の朝。今回は久しぶりに1部2部の構成で大盤振る舞い。
いつも1部のみだったから「えーもー終わっちゃうのーっ」て私が思ってた位なんだから、向ファン達も同じ気持ちだったはず(だよね?)
ステージには魔物が住んでるとはよく言ったもんで向くんも魔物に遭遇。
なんと本番中に肩が外れると言うアクシデントが勃発。
まさかのこのタイミングで肩が外れるなんてって場面。
自吊り中の出来事。引き強過ぎ。私も長年この業界で生きて来てるけど、前代未聞の事。
それでも動じずにあっけらかんと「肩外れちゃった」と一言。そこへすかさず駆け寄りステージに上がり、向くんの肩をキュキュってやってものの数秒で「はい、入った!」と神業を見せた縄師、鵺神蓮氏。はえー、めちゃはえーよ!すっごー!流石、身体の構造を熟知してるだけの事はある。
そんな場面を見せられた向ファンの女子達は、もう泣きそうな勢い「ひゃーっ」とか「大丈夫?」「いやーっ」等々が聞こえて来る。
そりゃそうだ。推しが目の前で肩外してんだもん。心配しかないよね。そんな悲鳴とは裏腹に、肩を入れてもらった瞬間から即ステージ再開。この辺に動じない所も向理来なんだよな。私の中じゃ「この人は本番に強いタイプだから、何やらせても何があっても大丈夫」と勝手に思ってる。
こんな感じで、何ヶ月も前から構成し練習をこなし、深夜のゲネ、早朝リハをやり、肩を外しながらもなんとか無事に終わった向理来の「光学的にすごい向理来のショーVOL.5」
こうして毎回、向くんと向ファンの人達と会わせてもらえる機会がある訳なんだけど。向君って、向ファンの女子達とは本当に上手くパーソナルスペースを使ってギリギリのラインで良い距離感を保ってると思うんだよね。以上でもない以下でもないやつ。こんなところも見習いたい所。どうしたらこうなれるんだろうな。
まだまだ向理来と言う人物が理解できないから「もう勘弁して下さい」って言われるまで永遠に出演をお願いしてみようと思います。
(文・写真:葵マリー)
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