── 逆に言えば素の時は「夏目響」という女優になりきっているんですか?
夏目 女優の私になってますね。
── 周年作品では4Pまでやっていますが4Pは珍しいですよね。
夏目 全員から挿入はされていないんですけど痴漢作品では、多数の男性に触られました。
── 『声が出せない電車の中で集団痴●』は5人に囲まれていました。
声が出せない電車の中で集団痴● 陰湿な乳揉み おもちゃ責めで開発されていく…
夏目 コロナ禍でデビューしたから大乱交系の作品がないんです。
── なるほど。あの時期はいろいろと気を遣いました。
夏目 複数は忙しいですね(笑)。
── プライベートだったらめちゃくちゃなことになるんでしょうけど、撮影だとそうはいかないですからね。
夏目 複数プレイは両手で手コキをしたり、汗だくになったり、体力も使ったりと、AV女優らしいことができているなと実感します。
── 確かに複数プレイはAV作品らしい華のあるプレイです。
夏目 複数プレイは楽しいから楽しんでいるけど、とにかく手や口があかないように、暇な部分がないようにと、常に周りの男優さんを見ながら撮影している感覚があります。
── プェッショナルです。カメラ位置や動きを意識しながらも、複数だと快感は倍増ですか?
夏目 自分の気持ちよさはあまり気にしていなくて、それよりも相手を奉仕することに集中しています。
── またまたプロの発言が飛び出しました! 逆に言うと快感を味わうのは1対1のプレイですか?
夏目 はい(笑)。
── ドキュメンタリー系なのでプレイ中心ですが、周年記念作品のヌキどころはどこですか?
夏目 基本的にコスチュームや衣装がなくて、ずっと裸の場面が続くから、どこのシーンも飛ばさずに楽しんでもらえると思います。あと、イメージシーンが美しかったり、編集の仕方もまとまりがあったりと、撮影と編集の技術がすごいので、そこにも注目してほしいです。
── 窓際の自然光や夜景をバックにしたシーンは美しいです。
夏目 そうなんです。癒されたいセックス作品を観たい人におすすめしたいです。
── 作品では最後に、今後どういう女優になりたいかと聞かれ、「エロさと個性をもっと出せるような女優に5年目はなりたいです」と語っていますが、夏目さんにとっての「エロさ」とはなんですか?
夏目 自分にハマる内容で演じられたら、そこが光るのかなと思っています。マネージャーからは「男性を責める作品が得意だね」と言われるので、そういう部分をまだ知らないユーザーさんに気づいてもらって、M男クン的なファンが増えたらいいなって思います。
── いまでもM男クンファンは多そうですが?
夏目 意外とそうでもなくて、私はまだ受け身のイメージが強いみたいです。だから、新しいファンの方が増えたら、さらに長くAV女優を続けられるのかなって思います。これからもやったことがない作品は挑戦したいので、オファーがあればやってみたいです。
── 4周年作品の発売後には面白そうな新作『M男特化中出し搾精サディスティックセクサロイドヒビキ』が出ました。これは夏目さんがアンドロイド役ですか?
M男特化中出し搾精サディスティックセクサロイドヒビキ 夏目響
夏目 しかも、M男特化のセクサロイドです。
── セクサロイドは「セックス」と「アンドロイド」を併せた造語です。いかにもソフト・オン・デマンド的な内容でいいですね!
夏目 しっかりと方向性が決まっている内容で、これは面白かったです。
── 「騎乗位」、「ペ二バンアナル」、「拘束ビンタ」などのモードが搭載されています(笑)。これはしゃべり方もアンドロイドっぽいんですか?
夏目 サディスティックなセクサロイドなので、感情がなくて棒読みみたいな話し方なんです。責めることが多いので、喘ぎも人間的な喘ぎはしていないんです。
── かなり挑戦的な内容です。
夏目 しかも、購入した登録者を「マスター」って呼ぶんです。そのマスターの要望に合わせた責めをするんです。
── 蹴り、首絞め、拘束もありM男にはたまりません。
夏目 モードが激しくなるにつれて内容も激しくなります。
── この作品をやるのは初めての女優ですね。
夏目 はい、また誰かがやってくれると面白いです。
── 今後、シリーズ化したら、夏目さんの演技が指針になりますよ。
夏目 ここ2年くらいはあまりないんですけど、『超絶ヤリマンギャル』や『ショートタイム密会』のシリーズはトップバッターなんです。だから、『セクサロイド』もシリーズ化になってほしいですね。
── プロレスで言うところの「ポリスマン」役ですよ。もちろん売れるし、演技が上手いから夏目さんがトップバッターなんですけど、自分ではどうして選ばれていると思いますか?
夏目 偶然だと思います。
―― ははは(笑)。そんなことはないですよ。ソフト・オン・デマンドの会議でかなり話し合っていますよ。
夏目 なんとなくじゃないですか(笑)。
―― トップバッターが売れないとシリーズ化できないから、なんとなくではないですよ。
夏目 多分、偶然だと思っています。
―― ははは(笑)。絶対に偶然ではないので制作陣に聞いておきます。今後、やりたい作品や設定はありますか?
夏目 憑依系とファン感謝祭系の作品は前から興味があります。特にファン感謝祭作品は2年前にもやりたいと言っているんです。
―― クールなイメージの夏目さんが弾けた作品に出ると面白いですよ。
夏目 ぜひやりたいですね。
―― 5年目を迎えた今後の展開に期待します! それでは最後に読者へメッセージをお願いします。
夏目 気づけば毎日早いもので、あっという間に4周年になりました。これからは5年目になり、最近は「夏目さんも中堅女優ですね」と言われるんですが、そういう自覚が全然なく、みなさんのおかげで活動できている毎日です。5年目もまだ知らない人に知ってもらうために活動を続けたいなと思っているので、みなさんの周りに私の名前をぜひ広めていただけると嬉しいです。作品も毎月出していきたいし、イベントも積極的にやっているので、さらに交流ができたらいいなと思います。5年目も応援よろしくお願いします。
(インタビュー・撮影・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:ソフト・オン・デマンド DINO)