葵マリーさん連載コラム第352回!
今回は、天馬ハル、鵺神蓮、ゆきすきリーむ、蒼空、天我迅が主催するイベント「ココ縄 VOL.4」をレポート!
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「ココ縄 VOL.4」
遂にVOL.4となった「ココ縄」。とりあえず回を重ねる毎に良い感じのイベントとなって成長していると思います。
ココ縄メンバーは天馬ハル氏、鵺神蓮氏、ゆきすきリーむ君、蒼空君、天我迅君。
イベントって私の中じゃ3回目までが勉強期間で5回目が結果が出ると思ってます。なのでココ縄も次回で見えて来るかな?と思ってるけど、中々順調に育ってきているイベントだから後はどれだけ楽しむか?って感じかな?
私がたずさわっている縄イベントで「若縄」というイベントがあるけど、これは本当に若手でこれからステージに立ち、沢山の方々の目に触れて行き拍手をいただくありがたさなんかを体感出来たら良いなーってやつだから入れ替わりが激しく、次から次へとメンバーが卒業しては入学してます。
けどココ縄はずーっと同じメンバーで継続して行くから、手を変え品を変えながらお客様達が楽しんでくれて次を期待してくれるイベントにしなくちゃ駄目だよね。まだまだ成長出来るイベントだと信じてるよ。
さて、そんな感じでなんとなく緊張感も薄れてきそうであろうなココ縄VOL.4。ステージに立つ者緊張感忘れるべからず、じゃないけど今回はちょっと難しい課題が投入されてました。
課題は音源シャッフル。イベントに行った事ある人なら分かると思うけど、演者達は自分のステージを盛り上げるべくステージ持ち時間分の曲を作って来る。今回はそのステージ曲を交換してみようってやつに挑戦。他人が作った曲で40分間ステージをやらなきゃいけない圧ったらないよね。全然知らない曲だったり、全く好きじゃないジャンルの曲だったりするかも知れないじゃん。そこはそれ。どんな曲にぶつかろうとも自分のステージに自信があれば曲なんかに負ける訳がない! 縄で見せてやる!って事で実戦。
抽選の結果。天馬ハル氏は天我迅くんの曲、蓮はゆきすくりーむ君の曲、蒼空くんは蓮の曲、天我迅くんは天馬ハル氏の曲、ゆきすくりーむ君は蒼空くんの曲。と、なんとまー綺麗に真逆な感じの組合せになりました「なんとかなるっしょ」と余裕ぶちかます人がいる中、一年中緊張しっぱなしの天我迅くんが冷汗かいてましたね。そりゃ天馬ハル氏の曲を使ってステージやらなきゃならないんだから緊張を通り越すに決まってる。
みんなそれぞれに、誰に当たるか分からないけどを念頭に置きながら曲を仕上げて来ました。一応こんな感じで、みたいなテーマがあって。そんな中、最も当たっちゃいけない人に当たってしまったのが、ゆきすくりーむ君の曲が当たった蓮。
テーマは「爽やか」蓮には爽やかの一文字も無い。全く真逆。さて、どんな爽やかステージを見せてくれるのか期待大だったよね。しかも、選曲したやつは行くすくりーむ君的に思い出が詰まってる曲らしい。さて、それはそれは責任重大。思い出をぶち壊さなきゃ良いんだけど。
その他のメンバーも、人様の曲を使う訳だからそれなりに緊張しまくり、そのイメージを壊さない様に必死。とは言え、場数をこなして来たココ縄メンバーだからね、見せ場やパフォーマンスはバッチリ。見応えは十分だったはず。
そして、ココ縄名物の生実況配信。今回は海外のお客様達向けに英語バージョンの実況にもチャレンジ。通訳はAV女優の天萬愛紗ちゃんをお招きして英語での実況をやってもらいました。愛紗ちゃん自身が縄を良く知らない分、めちゃくちゃ素人寄りの実況になって物凄く良かった。このやり方だとオンラインを見てくれた人も置いてけぼり感ないから良いよね。
更に、もう1つ。長い事、蒼空君のパートナーを務めて来てくれた、ひなちゃんが諸事情により今回のココ縄で一旦休憩に入る事になりました。ココ縄にもずーっと演者として関わってもらえたから、ちょっと寂しい気持ち。
今の蒼空君をここまで立派な縄師にしてくれたのは、ひなちゃんだと思ってる。まだまだステージ度胸が付いてない蒼空君を身を持って支えてくれたのは間違いなくひなちゃんだもん。蒼空君がこの地位に上り詰めるまでに、何回も言い合いして来たと思うし、怪我もして来たと思う。大きなステージの前は夜中に練習を何回もして来ただろうし。たぶん、身も心も身体も全てを蒼空君に委ねて来たはず。そして、蒼空君への期待も物凄くあったんだろうなって。一緒に歩んで同じ時を過ごして、更なる上のステージに行きたかったはず。そんな、ひなちゃんとのお別れは悲しかったです。
こんな感じで、今回のココ縄は本当に色んな事があり過ぎて終わった後の脱力感ったらなかったよね。暫くココ縄ロスでした。
気になるのは次回のココ縄。もちろんやりますよ。次回ココ縄メンバー達が挑戦するのは無音。なんと40分間無音ステージにチャレンジします。音の無い自分の感覚を信じるしかないステージ。一体どんな事になるのか楽しみです。
この「ココ縄番外編〜ココだけの無音〜」は現地なしオンラインのみの開催となります。オンラインチケットは絶賛発売中。オンラインだと限定数がないからジャンジャンみんなにも無音ステージの醍醐味を味わって欲しいと思います。
■「ココ縄番外編〜ココだけの無音〜」オンラインチケット販売
■問い合わせ
koko.dakeno.nawa@gmail.com
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(取材:葵マリー)
緊縛ラプソディー 塩見彩