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【上野オークラ劇場「好色男女 セックスの季節」舞台挨拶速報レポート!】栄川乃亜、川菜美鈴、長谷川千紗、しじみと注目の女優陣が総出演! 舞台挨拶では乃亜ちゃんがメッセージ性を込めたコメントで感動の嵐に!

栄川乃亜ちゃん主演『好色男女 セックスの季節』舞台挨拶をレポート

ピンク映画の殿堂・上野オークラ劇場で毎月恒例の舞台挨拶が6月22日に行われました。今回の舞台挨拶は栄川乃亜ちゃん主演の『好色男女 セックスの季節』。6月27日まで上映されている作品舞台挨拶を速報レポートします!

乃亜ちゃんのピンク映画は昨年上映の『情欲怪談 呪いの赤襦袢』以来、2度目の出演。この作品の監督である佐々木浩久監督が今作も監督を務めました。

まずは舞台挨拶の前に、通称・前座コーナーと呼ばれる告知コーナーが4代目マスコットガール・きみと歩実ちゃんとイケメン支配人で行われます。

今回は朗報が2つ。毎年恒例、真夏のR15ピンク映画の祭典「OP PICTURES+フェス2019」が8月23日から9月5日までテアトル新宿で開催されることが発表されました! 濡れ場をコンパクトにし、ドラマ部分をより充実させたR15+をOP PICTURES+シリーズとして一般劇場で公開するこの特別企画は毎日のように、出演者が舞台挨拶を行いますので今年も足を運びましょう。

もうひとつは歩実ちゃん自ら、「私の主演映画の舞台挨拶です。7月20日、15時です。出演者は桜木優希音さん、真木今日子さん、山内大輔監督です」と告知。『新橋探偵物語』や『演歌の女 乱れ慕情 艶景色』の演技で注目を集めている歩実ちゃんだけに必見。作品の感想を聞かれた歩実ちゃんは「私の第一の感想は台本を渡された時、大変そうだと思った」とのこと。どのような内容なのか、期待が膨らみます。

告知コーナーも終わり、『好色男女 セックスの季節』の舞台挨拶に。

主演の栄川乃亜ちゃんを始め、川菜美鈴ちゃん、長谷川千紗さん、しじみさん、佐々木浩久監督が登壇。

今回は映画の内容に歩実ちゃんが大興奮。様々な感想を話し、出演者からトークを引き出しました。

美鈴ちゃんは今作がピンク映画初出演。出演した感想を聞かれると、「台本をいただいた時に難しいなと思ったけど、徐々に慣れた」とのこと。楽しかったか聞かれると、「いい経験をさせてもらったし楽しかったです」とコメント。今後もピンク映画で活躍する姿が期待されます。

また、今作は乃亜ちゃんと出演者のレズシーンにも注目が集まり、見どころ満載の内容となっています。

観客からの質問コーナーでは、「乃亜ちゃんと仲が良いあべみかこちゃんと霧島さくらちゃんの魅力の違い」を聞かれると、「どっちも違うからなあ。おっぱいが違うし(笑)。あべみかこちゃんはキリッと系だし、霧島さくらちゃんはホンワリ系だし。全て見た目において違う。あべみかこちゃんとは仲が良くて性格的には似ている。霧島さくらちゃんとはひとつの物事にこうしよってことには賛同するけど、性格は似ていないと思います」とのこと。普段はなかなか聞けない貴重なコメントでした。

美鈴ちゃんは「監督からの言葉で印象に残った言葉や演技指導はあったか?」と聞かれ、「初めてお会いした時に読み合わせをして、これがあっているのかあっていないのか演じながら考えて、とりあえず個性が出せればいいなと思って演じました」と回答。「セリフ覚えはよいか?」聞かれると、「セリフは結構、覚えるのが早い」とコメント。これには「うらやましい!」と歩実ちゃん、「私も一個覚えると、一個抜ける」と乃亜ちゃん。

ショートカットがかわいらしい美鈴ちゃんには「髪型にこだわりがあるのか?」と聞かれると、「ちょっとずつ(髪色が)明るくはなっています。昔はロングヘアで、ここ1、2年くらいでばっさり切った。もう楽すぎて伸ばせないと思った」とのこと。

 

妖艶な雰囲気の千紗さんは「人妻役をやるとしたらどのような設定か?」を聞かれると、「しっかりした人の役をもらうことが多い、パンツルックのような。どうしようもない人妻役をやりたい。だらしない人妻役がやりたい」とコメント。千紗さんはセクシー女優ではないのですが、今年のピンク大賞で新人女優賞を受賞した新進の女優。その高い演技力は注目の的です。

しじみさんには「佐々木監督はどんな方か?」との質問が。これには「しゃべると真面目なことや難しいことを言うのに、映画では狂っているから、本当に狂っている人。しゃべったら理路整然としているけど、作品はヤバいじゃないですか、ヤバいの説得力がすごい」と絶賛。

 

乃亜ちゃんに印象に残るシーンを聞くと、「屋上でインタビュアーさんとお話しをしているところで、『ご自身が裸になることに対してどうですか?』と聞かれるシーンなですけど、あそこのシーンがめちゃくちゃ私は『ああ!』ってなった。『裸になって商品化することに対してどうなんですか?』っていう。でも、『アイドルとかミュージシャンだって自分を売り出したりとか、自分が作った音楽を商品化しているじゃないですか』っていう答えなんですけど、いまAV女優をやらせてもらっていて、『ああ、そうだな』って思うし、世間の人から結構、いろんな目で見られたりするじゃないですか。でも、確かにそう言われてみたりしたら、そうだよなあって。別に自分たちだけが自分を全部さらけ出しているから商品化しているわけじゃないし、それは私たちだけじゃないなって、すごく自分で言っていて納得したというか」と自身を役柄の姿に投影。

これを聞いた歩実ちゃんも「私も見ていて、す~っと落ちたんですよ。『あ、これだ!』と思って、確かに私たちだけじゃないと思った」と同調。

続けて乃亜ちゃんは「イケないんじゃないかって思うかもしれないけど、実際にそうやって考えてみたら、みんなやっていることは同じじゃないかっていう。自分、栄川乃亜としても近いところがナナにあるというか、それをすごい感じる映画だったかなとやりながら思いました」とコメント。

裸になる仕事だからといって差別的な目で見られることはないのです。乃亜ちゃんの言葉からは強いメッセージ性が感じ取れました。このシーンは必見です。

締めは「ピンク映画らしくないといえば、ピンク映画らしくない映画なので、いままでピンク映画にあまり馴染んでなかった方にもたくさん見ていただきたいなと本当に思っています。たくさん何回も見て、たくさん考えてください(笑)。そして、ぜひみなさんの感想をたくさん教えていただけたらなと思います。今後ともピンク映画を頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」と乃亜ちゃんが笑顔で挨拶してくれました。

かわいい印象の乃亜ちゃんだが、舞台挨拶では堂々としたコメントを展開。メッセージ性のあるコメントも飛びだし意志の強い姿を見せてくれました。

今回、舞台挨拶が行われた「好色男女 セックスの季節」は絶賛上映中。ピンク大賞新人女優賞を獲得した千紗さん、数々の作品に出演し演技には定評があるしじみさん、ピンク映画初出演の美鈴ちゃんと最強の布陣で固めた作品だけに、ぜひ上野オークラ劇場の大スクリーンでピンク映画の醍醐味を味わってください!

■上野オークラ劇場▶http://uenookura.blog108.fc2.com/

(撮影・取材 神楽坂文人