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【上野オークラ劇場「痴漢電車 夢見る桃色なすび」舞台挨拶レポート!】引退カウントダウンの佐倉絆が舞台挨拶に! 演技派女優の卯水咲流、和田光沙も脇を固め正月恒例の痴漢電車作品は大好評に!

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「痴漢電車 夢見る桃色なすび」舞台挨拶レポート

本年もデラべっぴんRでのイベントレポートよろしくお願いいたします。今年も“速報”、“大量画像”、そして動画や音声など臨機応変に見ている方を飽きさせないレポートでお送りします。

その新年一発目のイベントレポートは上野オークラ劇場舞台挨拶! 2019年の仕事納めも上野オークラ劇場舞台挨拶、2020年の仕事始めも上野オークラ劇場舞台挨拶です。

松の内に行われためでたい舞台挨拶作品は『痴漢電車 夢見る桃色なすび』。新春を飾るのは“痴漢電車”作品というのがピンク映画の伝統です。

今回、舞台挨拶に登壇したのは主演の佐倉絆ちゃん、共演の卯水咲流ちゃん、和田光沙さん、可児正光さん、竹本泰志さん、ケイチャンさん、森羅万象さんなど個性豊かなメンバーが揃いました。

脚本は深澤浩子さん、監督は昨年デビューした小関裕次郎さんが務めます。

いつもは舞台挨拶前に前座コーナーとして4代目マスコットガールのきみと歩実ちゃんとイケメン支配人がトークを繰り広げますが、今回はきみと歩実ちゃんが欠席。その代わりに実家で撮影したビデオレターが上映。「2020年も上野オークラ、ピンク映画、そして、きみと歩実をよろしくお願いいたします」とメッセージを送ってくれました。

上野オークラ劇場のスクリーンに、プライベート感溢れるビデオレターが上映されるのはなかなかレアなことです。

そして、イケメン支配人がひとりで登壇。上野オークラ劇場新春恒例の福引で当選者が出なかった高級体重計が観客に贈られます。当たった方は春から縁起がいいです。

また、今月は再び舞台挨拶が行われることが告知。次回は希島あいりちゃん、並木塔子さんが出演する『人妻の湿地帯 舌先に乱されて』の舞台挨拶が1月25日(土曜日)に行われます。
これらの告知後に舞台挨拶が開始。佐倉絆ちゃんと和田光沙さんは新春らしく晴れ着姿で登壇してくれました。

舞台挨拶では新春恒例のお神酒が登壇者、観客に振る舞われ乾杯。挨拶ではスカパー!アダルト放送大賞2020女優賞にノミネートされている佐倉絆ちゃんが「受賞すると引退が延びるので、投票してくださった方にはツーショットを撮ります」と投票をPR。それにしても受賞したら引退が延びるとは意味深な発言です!

今回が2作目の小関監督は撮影の感想を聞かれ「やっていいのかなっていう気持ち。緊張しました。歴代の監督が(痴漢作品を)やっているので、『やっちゃえ!』って感じでした」と、新春痴漢作品のプレッシャーを語ってくれました。

佐倉絆ちゃんは撮影の感想を聞かれると「楽しかった。ひとつクレームがあるとすれば3日目の撮影が終わったのが朝の5時30分だった」と、冗談交じりにコメント。

イケメン支配人が作中の卯水咲流ちゃんを見て「卯水さんは服越しの胸の形もきれい」と評すると、「何ですかね? 多分、服とブラのお陰です」と卯水咲流ちゃんがコメント。すると「肌もいいよ」とVシネマで絡んだことがある森羅万象さんがポツリ。森羅万象さんはお酒も入り終始、ご機嫌な雰囲気でした。

佐倉絆ちゃんはピンク映画に対する思い入れを聞かれると「最初は全く何もなくて申し訳なかったけれど、何本も撮っていただいてこうやって盛り上げていただき、最後ってなるとやっぱり寂しです。もう1本くらい出たいな」と、これまた意味深なコメント。

また、「撮影を重ねるごとに共演者も増える。特に今回は卯水さんがすごくて、最後の長ゼリフも一気にいきましたから。いろいろ刺激を受けることが多い」と共演した卯水咲流ちゃんを称えます。

これを受けて卯水咲流ちゃんは「お会いできたことが光栄です。どうしてもお会いしたいなあと思っていたので、今回、ピンク映画で共演できたことが自分の財産になった。ひとりひとりの出会いって大事だなって思うから、嬉しいなあと思うし、刺激も受けるし、反面教師にもできるし、お金では買えないものって絶対にあると思います。こういうお仕事をしていると。だから、今回は本当にありがとうございました」と、佐倉絆ちゃんやピンク映画への熱い思いを語ってくれました。

恒例の観客からの質問では、「今後、ピンク映画に出るならどういうストーリーと役がいいか?」と聞かれた佐倉絆ちゃんは、「続編でお願いします」と即答。

「佐倉絆にとってピンク映画とはどんな存在か?」と聞かれると、「お芝居を学ばせていただいた場所です」とのこと。

卯水咲流ちゃんは「やってみたい役は何か?」と聞かれると、「ここずっと悪役ばかり続いているので、嫌な人を極めてみようかな。今回の役で楽しくなりました」とコメント。

和田光沙さんも「今後、どのような役を演じてみたいか?」と聞かれると、「私も悪い役をやりたいです。悪役を極めていきたいと思います」と語ってくれました。

お神酒も配られ、まだまだ正月気分も漂い和やかな雰囲気で進んだ舞台挨拶も終了に。

締めの挨拶では「ピンク映画に今年は去年よりも多く出られたら嬉しいなと思っています。みなさんの応援がないとできないと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と卯水咲流ちゃん。

佐倉絆ちゃんは「3月で引退発表しているんですけど、この先も実は撮影しているのが2本ありますので、来月、再来月もみなさまとお会いできたらいいなと思っています。続編を撮るためにスカパー!アダルト放送大賞を獲りたいので、よろしくお願いします」と、再びスカパー!アダルト放送大賞女優賞のPRをして締めてくれました。

正月興行ということで華やいだ雰囲気の中で行われた舞台挨拶。今回の『痴漢電車 夢見る桃色なすび』は1月16日(木曜日)までの特別ロングラン上映です。
正月恒例の痴漢電車シリーズを見なければ、本当の年は明けません。ぜひ、上野オークラ劇場に足を運んでください!

(写真・取材 神楽坂文人

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