もう君たちの総選挙は始まっているんだ2020!前編
全国のAVファンの皆様、コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか、毎度おなじみのAV廃人・くろがね阿礼です。お仕事、健康、ご家族の問題等色々と支障が出ることも少なからずと思いますが、くろがね心から皆様にお見舞を申し上げる次第です。
恒例のことでございますが、昨年の12月、FANZAアダルトアワード2020最優秀新人女優賞ノミネート予想というのをやりました。2020年アワードやらないんじゃないかという予想の方が当たってしまいましたけれど(笑)
改めておさらいです。
FANZAにおける配信作品のお気に入りの数字のベスト3作品平均が約3000ポイント以上(2014~2016年ノミネートの最低ラインがそれくらいと推定)
既に引退している、引退の予定がある女優さんは対象にならないこと(改名再デビューの女優も対象になりません)
パブリシティの制約が少ないこと(パブリシティの話はとても複雑なので、とりあえずパブの制約が明らかなケースを除き自分名義のTwitterアカウント等で情報発信している子を全員含めることとしました)。
という3点をクリアする女優さんたちをくろがねは「ガチ勢」と呼んでおりますが、ノミネート女優さんはこのガチ勢から出るだろうということで、以下はその対象となる女優さんのリストです、数字は2019年12月31日現在です。
ドン!
総勢54人という長大なリストになってしまった2019組のガチ勢リストですが、首位は根尾あかりちゃんでした。おめでとうございます。ご案内のとおり2020年のアワードは無かったということで答え合わせはできませんでした。ちょっと残念です。
作品セールスとお気に入りの数がリンクしているのではないか?というのはあくまでもくろがねの仮説に過ぎません。大事なことなのでもう一度言います。これはくろがねが勝手に言っている仮説に過ぎません。
僕がFANZAのお気に入りの数字に着目したのはマーケティング用語で言うところの「製品ライフサイクル」というのがありまして、DMM(現FANZA)のお気に入りの数字の動き方が、製品ライフサイクルの描く曲線(製品を売り上げと時間軸で追う曲線)に似ていることから、結びつけてみたというのが始まりです。
「全ての女優さんのファンの皆さんが同じ割合でお気に入りのボタンを押すのか」「お気に入り数に対して購入数は一定なのか」等は全部仮定の話であり、かつその仮定が検証されることは無いでしょう。検証されることが無いということは全く科学的な根拠は無いということです。占いみたいなもんだと思って頂ければ結構です。ただ、お気に入りのボタンをユーザーさんが押すのは、当該作品への関心の現れであることは確かかな?という点を梃子に毎年予想を繰り返しているというのが実態です。ちなみに、
任意の日の作品についたお気に入りの数=「前日発表されたのお気に入りの数」+「当該作品に関心を持ってユーザーさんが新たにお気に入りボタンを押した数」~『関心を失いお気に入りを解除した又は購入した為にお気に入りが外れた数」
という等式は、FANZAのお気に入りのシステムの仕様から成り立つと思います。従いまして、減っても悲観することはありません。増やそうと思えば、新たに作品に関心を持ってくれる人を増やすというのが一つの方法にはなります。僕がこの数字を4年観察してきて見受けられたのが、新作が出る度に旧作のお気に入り数増加ペースが大きく上がるという現象です。僕は新作効果と呼んでいますが、製品ライフサイクルの考え方にもプロモーション効果というものがあって、市場においてその製品が注目を浴びる節目のプロモーションのタイミングというのがあるんですよね。AVの場合には新作の発表に大きなプロモーション効果があって、つまり新作に傾注してプロモーションすると旧作にも注目が集まる傾向があるようです。
さて、前置きは長くなりましたが、僕がこれを出したということは、今年もこれをやるんですよ2020年組の皆さん、
そう、皆さんの総選挙はもう始まっているんです!
というわけで、昨年に引き続きデラべっぴんR様の紙面をお借りいたしまして、2020年上半期デビュー組から、
有るか無いかも分からないけど有ると仮定して、来年のFANZAアダルトアワード2021新人女優賞にノミネートされそうな子ってどの子?
というのを占ってみたいと思います。
くどいようですが、本稿はくろがね阿礼が実売の数字ではなくて、あくまでも作品についた「お気に入り」の数字を元にアワードを占うというもので、僕が絶対に正しいということを主張するものでもなければ、デラべっぴんR様の公式見解ということでもありません。
それでは2020年上半期ガチ勢入りされました新人女優さんのリスト、数字は2020年7月26日現在です。
ドン!
2020年上半期のガチ勢入りは何と36名!
昨年よりも多くの女優さんが該当しました。しかも昨年と比較すると爆発的とも言うべき数字が出ています。コロナ禍についてお見舞い申し上げますと冒頭言いましたくろがねですが、ファンの皆さんが引き籠ってAVを見る時間が増えたために・・・もしかして業界潤ってます?(ボソリ)。
本稿は顕著な成績を収められた新人女優さんたちをご紹介する貴重な機会ですので、いささか冗長となることを恐れつつもデビュー順にご紹介して参ります。なお本稿でデビュー月としているのは1月の白坂有以と深沢いのりを除いてFANZAにおける作品のリリース月を基準としています。本来は発売日を基準とするべきでしょうが、くろがねの集計がリリース月ベースのためこのような形になっていることをご容赦下さいますようお願い申し上げます。それでは皆様どうか最後までお付き合いください。
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