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【#川上パイセンカウントダウン対談 カウント5】加美杏奈ちゃんとの激アツ対談!「コロナ禍でAVアワードが全くなくなったんです。正直、私は競いたいから開催してほしかった。現実を突きつけられるけど、勝ちたいんです」(加美)【中編】

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川上 この前、ちょっと体調を崩していたのかな?

加美 もともと扁桃腺があって、スケジュールが詰まってノドがヤバくなったんです。長期で休んでしまったので、自己管理をしっかりしないとダメだなって思いました。

川上 私もデビュー1年目くらいの時に扁桃腺を取ったの。毎月熱も出るし、内蔵にもよくないから取りましょうってなって両方取ったの。だから、風邪をひかなくなったよ。私の場合は取ってよかった。

加美 取る時に痛くなかったですか?

川上 めっちゃ痛かったし、取ったら10キロやせて30キロ代になった。1カ月はまともにご飯が食べられない。

加美 川上さんのストリップを観に行きたかったんですけど、扁桃腺で行けなくて本当にすいません。

川上 全然大丈夫。何回も謝るよね(笑)。

加美 本当に申し訳なくて。

川上 観に来たかったの?

加美 めっちゃ行きたくて、本当に楽しみにしていたんです。

川上 「すいませんでした」って言われたら、こっちが申し訳なくなっちゃった。

加美 だから、今日お会いできることがめっちゃ楽しみだったんです。

――加美さんはダンス経験者ですよね。ストリップ出演に興味はありますか?

川上 この場を借りて言うけど、浅草ロック座に興味があるなら、ぜひストリップデビューしてほしいよ。

加美 観たことのないジャンルだし、芸術的過ぎてビックリしました。川上さんを目の前にして失礼な言い方になるんですけど、ストリップって観たことないし、知らない世界だったので観に行ってよかったなと思っています。偏見じゃないですけど、どんなことをしているのかフワフワしていたんです。観に行かないと分からないですよね。女性は観るべきだなと思いました。あそこまで美しく体を見せるのは本当に難しいと思いました。

川上 これまでの濃いファンとの関係性もすごく変わるからね。あそこに立っただけで「お! お! やるの? やってくれるの!」ってなるよ。隠すものがなく堂々と踊っていたら、これまでの見られ方が変わるね。みんな仏様のようにリスペクトして見てくれるから。その面白さがあるかな。そこをちょっと覚えていてほしい(笑)。だから、興味が出たら出演して。おかしなこと言うようだけど助けてほしいです。

加美 助けられるほどのものではないですけど。

川上 いままで「アリスた~ず★」(アリスJAPAN専属女優で結成されたユニット)とかやってきたけど、センターには立ったことがなくて。でも、ストリップでセンターに立つことが私の中では一番大きかったかもしれない。浅草ロック座に現役単体AV女優で立ったのは初めてっていうこともあったし、私をメインに演出してくれる粋なこともたくさんしてくれるの。言葉はないけど粋な挑戦を浅草ロック座はしてくれる。

加美 そういう意味で大人になると競うことって少なくなるじゃないですか。刺激が減るんです。

川上 AV業界はそうなのかもね。

加美 私がデビューした時にコロナ禍になったのでAVアワードが全くなくなったんです。正直、私は競いたいから開催してほしかった。その分、数字や現実を突きつけられるけど、メンタルも強いし勝ちたいです。だから、いろんなアワードがなくなったことが寂しくて。競い合うことがすごく好きなんですよ。

川上 こういう時代だからこそ、やればめっちゃ盛り上がるのにね。コロナ禍でも動いている人は動いているし、やっている人はやっているから。止まっていないからね。でも、AV業界は競いたい女の子が多いわけではないから、自分一人で闘っていった方がいいかも。他の女優さんとも比べることをしない方がいいかも。自分の中で唯一無二を探して、自分との闘いをやった方がいいと思う。

加美 分かりました。いい言葉をもらえました。

川上 デビュー時期が一緒だからとかで比べずに、残る子は残るから。

――いまは加美さんみたいな度胸のいいタイプの女優さんはなかなかいないです。

加美 本当ですか? いないですか?

――デビュー1、2年だとあまり先が見えないから、ハートが繊細な子が多いですよ。

加美 AV女優って最初、お姫様みたいな扱いをされるじゃないですか。私はそれにすごく抵抗があったんです。

川上 私も当初は気持ち悪いと思った。

加美 「自分でできるから!」って思うんです。

川上 それはデビュー前に一般の仕事をしてきたからだね。

加美 すごく優しいじゃないですか。それが逆に手こずりました。そうれは感じませんでしたか?

川上 「そんな対応いらないんだけど」って思った(笑)。それに疲れた。疲れたけど「どうもありがとう。でも、そこまでしなくても私いい作品は作りますから」って感じだった。いま思えば、AV業界の人たちはあらゆる女の子を見てきたからこそケアが手厚いんだよね。だから、鈍感力も必要かもしれない。

加美 鈍感力!? 気づかないふりですか。

川上 気づかないというか自分に集中すればいいかな。きっと脳を使うスイッチを変えないといけないと思う。MCは相手を引き立たせて、自分は目立たないようにするでしょ。でも、AV女優の時は自分が一番引き立たないといけないからスイッチを切り替えるといいかもしれない。

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