加美 この仕事をやり始めて本当に視野が狭いなって思うんです。
川上 狭くなる環境です。
加美 そういうことですね! 自分で開かないといけないんですね。
川上 自分で開かないと狭くなる環境です。だから、みんなが言う言葉も「私はこう思うけどなあ」って言って、その場をあとにするの。
加美 すごい!
川上 だから、自分が広い世界を見るためにはどうしたらいいかを考えた方がいいかな。
加美 海外に行った時に、「日本って小さいんだな」、「自分がいるところって小さいんだな」って圧倒されるじゃないですか。そこからどうしたら視野が広がるかって考えちゃうんです。
川上 いまは全く見えなくても、見えてくる時期が来ると思うよ。良い作品を観たり、良い人に出会ったり、良い街を見たりしてチャンスを求めていたら、どこかでそういうチャンスに出会っていくから。自分の意識で近づいてくるから、視野の広い発言をしていった方がいいかも。その発言をしたがために足を引っ張る人もたくさん出てくるから、そこに関しては巻き込まれないように気を付けてほしい。
加美 はい! いろんな人がいるって言いますもんね。
川上 加美ちゃんは自分で失敗しないと分からない人?
加美 失敗しないと分からない人です(笑)。体で覚えるタイプなんです。親に小さい時から「どうして考えてからやらないの?」って言われているんですけど、そのまま生きてきました(笑)。あと、視野が狭いとも言われます。
川上 目標はあると思うから、そこに向かっていくならたくさんの試練があるし、たくさんの苦労がこれからも起きる人だと思う。それを理解して、なんのために試練が起こるのかを忘れないでおけば光があります。幸せになりたいですか?
加美 なりたいです~! 幸せになりたい!
川上 加美ちゃんの幸せはなにかな?
加美 誰かに指示されて生きていきたくはないので、自分の好きなことをしていたいです。
川上 いいね! そうなると、明確に自分のしたいことをしていくわけでしょ。
加美 していかないとですね。
川上 いわゆる仕事人間なの?
加美 仕事も楽しく、プライベートも楽しくありたい欲張りなタイプです。明るく生きたいし100歳まで生きたいんです!
川上 なにそれ!
加美 年齢は三桁まで生きたいです。
川上 どうしてなの?
加美 この人生を早く終わりたくないんです。1歳でも多く生きたい。だから、健康に気を付けています。
川上 気を付けてるの?
加美 この前アレルギー検査をしに行ったらなにもアレルギーがなかったんです。「アレルギーがないから、元気にやっていこう」って思いました。
川上 女の子なんだから子宮の検査も1年に1回はやろう。
加美 いろいろ覚えておきます。