今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。今回のインタビューでは、2006年に監督デビュー、2014年に発売した「100人×中出し」という作品が、2万本+1万DLの売り上げを記録し大ヒットするなど、企画モノやデビューモノを多数リリースしているカリスマAV監督・タイガー小堺さんにお話を伺いました!
前編ではオタクすぎるお笑いの話、中編ではAV撮影のこだわりについてたっぷりお話頂きました! ラストの後編では、私がタイガー監督の作品で特に好きな作品の話をさせて頂きます! ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全3回・後編)
「佐伯由美香さんは常識ある人だからこそ狂っていると思います!」
—— 私がタイガー監督の作品で特に興奮した作品の話をさせて下さい!
タイガー小堺(以外、タイガー) 色々と見てくれてレビューしてもらっているみたいでありがとうございます!
—— まずはSNSで大バズりした、街中でいつでも喉イキできるアイテム「イラマスク」の開発者である、とにかく長い舌を持つ長身スレンダーの淫乱お姉さん・佐伯由美香さんの新作の『日本で一番奥好き淫乱口マ○コ女登場! 咽頭子宮直射中出しで絶対妊娠!喉ボコッ!腹ボコッ状態のまま何度も種付け! 』という作品が最高でした!
タイガー 9月に発売された作品ですね。見ていただきありがとうございます!
—— ディルドのような極太巨根を持つ男優・西島さんが喉奥に巨根を突っ込むと、佐伯さんは「オマ○コが嫉妬するぐらい喉奥に挿れて…」と名言を放ちながら、えずき汁を出して興奮されていたのですが、一度バックで突かれてからの、そのまま体を反り返らせてブリッジをして巨根を咥えるというアクロバットでド淫乱なプレイはエロ過ぎました! さらに佐伯さんが履いてたスケベ汁で湿ったカラフルなタイツをタイガー監督に履かせるドSでド変態なシーンも最高でした!
タイガー 熱量たっぷりにありがとうございます! この作品は手応えがありましたね。まず佐伯さんは人間力が凄すぎて、何を話していても面白いんです。
—— いつものタイガー監督ならツッコミながらもボケつつ展開されていきますが、佐伯さんが面白すぎて100%でツッコミに回っていましたもんね。
タイガー 佐伯さんみたいにナチュラルに完全ボケな人って凄いですよね。こっちがツッコミに回らざるを得ないのは凄いと思いました。あと、良い意味で佐伯さんは何にも思ってないのが凄いですよね。「何にも思っていない力」は素晴らしいなって思います。
—— カメラが回っていない時の佐伯さんはどんな方ですか?
タイガー 佐伯さんは撮影以外のところではとてもちゃんとしていて、常識がある大人の女性なんです。でもカメラが回った瞬間にあそこまで変貌できるって、やっぱりぶっ飛んでますよね。常識ある人だからこそ彼女は狂っていると思います。
—— 憑依型の女優さんなんですね。
タイガー 僕は憑依できないので、佐伯さんのような憑依型の人を見ると「俺ってつまらない人間だな」っていつも思うんです。一瞬でキャラを入れられる人って尊敬しますね。佐伯さんのような人を見ると「ああいう人が表に出る側の人間なんだな」って思います。こっち側の人間とは違いますよね。
—— 全く別人を演じるからこそ楽しんでやっているのでしょうね!
タイガー いきなり痴女になって淫語とかがバンバン言える人って、地続きじゃないですよね。僕とかは、撮っている自分も映像に映っている自分も全て地続きで成り立っていますけど、憑依できる人って地続きじゃなくて、自分がどこかにいなくなって、別人格が入り込んできているじゃないですか。「これは別人だから」ってできる人は凄いなと思いますね。
—— それと美谷朱里さんの新作の『ほろ酔い中出しSEX 美谷朱里は酔っ払っても高速杭打ち騎乗位で痴女れるか!!?』もめちゃくちゃ良かったです! タイガー監督と美谷さんの関係性があるからこそ真面目な仕事の葛藤の話があり、そんな「AV女優としての素顔」を見せた後に酔っ払って男優さんたちに弄ばれるようにピストンされていく感じがギャップがあって興奮しました!
—— 私は美谷さんの握手会にも行ったことがあるのですが、ありのままの人柄が魅力的な方ですよね。
タイガー あとこの作品は僕じゃなくて編集マンが編集したんですけど、ひとつ納得がいってないことがあるんです。
—— というと?
タイガー 途中で美谷さんがお笑いの話をしだした時に、僕はそれならってことでラーメンズの小林賢太郎の凄さについて30分くらい美谷さんに向かって話したんですけど、バッサリカットされていたんです。
—— いやそれはそうでしょ(笑)。AVなんだから!
タイガー 「ちょっとくらい入れてくれない?」ってお願いしたんですけど、オールカットでしたね(笑)。美谷さんは小林賢太郎を知らなかったので「は?」って顔をずっとしていました。そんな彼女に向かって小林賢太郎の天才さと「俺は小林賢太郎になりたい人生だった!」ってずっと語ったんですけどね。入れてほしかったです。